2020年も残り一日となりました。毎年恒例となったこのコーナー、今年使い始めたもので現在も愛用中の「Good!」なもの5つ(ベスト5)と、全然使ってないよ〜、買わなくてもよかったな、と思う「うーん」なもの5つ(ワースト5)をご紹介したいと思います。
Good!なトップ5
【第5位】iPhone SE (第2世代)
4月24日に待望のiPhone SEの後継機が発売されました。初代のSEはiPhone 5sの形状でiPhone 6sのスペックを有していましたが、今回のSEはiPhone 6sの形状でiPhone 11のスペックを有しています。
ホームボタンが残る唯一のiPhoneとして貴重な存在かつ販売価格も44,800円からとリーズナブルなコスパの高いiPhoneとなっています。
11月に発売されたiPhone? 12 miniの購入を見送った理由はコスパでした。画面サイズがUPしたとはいえ画面の横幅がほとんど変わらないSEと12 miniでは表示領域や大きさにれほど差はありません。iOSは常に最新のものを使えるのであれば、iPhone SE (第二世代)がベストチョイスと結論に至りました。
【第4位】Pixel 4a
1月に妻のスマホ買い替えでPixel 3aを手に入れた私。Goode謹製スマホの素の使いやすさに一目ぼれ。8月20日に発売されたPixel 4aを発売日にゲットしました。
現在は新カラーが発売されていますが発売当初は種類は1種類と潔く価格は42900円とiPhone SE(第2世代)よりさらにコスパが高いです。本体サイズが小さく軽くカメラが1眼であることを除けばおサイフケータイも搭載された最高の1台です。
カメラが2眼になって超広角がついて45000円程度なら買いなおしたいかも。それ以外は大満足な1台です。
【第3位】ThinkCentre M75q-1 Tiny
今年はLENOVOの製品をたくさん買いました。これまで自宅でもノートPCを使っていましたが、姿勢改善に取り組んだ今年はデスクトップパソコンを使うことにしました。理由は視点を上にあげ猫背改善をするためです。このためデスクトップPCを探しましたが、ミニPCのM75q-1 Tinyが37,620円と驚くほどの低価格で購入できました。HDDからSSDに、メモリを16GBに増設をしても合計50,000円弱に収まりました。
コンパクトなボディがスゴイこともありますが、AMDのCPUでコスパが高い製品になっています。約8か月間ほぼ毎日利用しましたが快適そのもの。買ってよかったと大満足の1台です。ゲームなど3D映像が必要ない方にぴったりの1台と言えるでしょう。
【第2位】ケルヒャー窓用バキュームクリーナー WV 50 plus
高圧洗浄機で有名なケルヒャーの窓用バキュームクリーナーが第二位です。ビルの窓掃除の方が使っているミニサイズのように見えます。ワイパー部とパッド部に分かれますが、最大の特徴は吸引機能があるワイパーです。
ファーストインプレッションの記事では窓に吹きかける水の量が少なかったため窓表面が乾いてしまい「あかんやん!」と思いましたが、これは純正洗剤が高価だったためケチったのが失敗だったのです。食器洗剤を使ってたっぷり吹きかければ拭き取りに効果がてきめんです。
「水切り」に特化した製品と考えるとわかりやすいと思います。大掃除の窓掃除はもちろん、洗車の後の水切りにも大活躍しました。作業時間の短縮はもちろん窓に水が残らないので跡が残らないのため二度拭きが不要なのが手間・ストレスが軽減されました。
【第1位】ThinkPad トラックポイント・キーボード 日本語
栄えある2020年ベストバイの品は外付けUSBキーボードです!!マニアック!!
Lenovo ThinkPadは、IBM時代から人気のノートパソコン。ThinkPadのキーボードは人間工学に基づいた設計になっていて打ちやすく人気が高いです。Lenovoになりデザインが若干変更されましたが打ちやすさは健在。
デスクトップでもThinkPadのキーボードを使いたい・・・と思っていたらLenovoから発売されているではありませんか!しかも価格は6000円弱とお手頃価格。8月、9月と2台購入してしまいました。
親指シフトにもピッタリなキーボード配置、18.5mmのキーピッチに1.8mmのキーストローク。この深さが絶妙で快適なのです。これまでHHKBを愛用していましたがまた違った打つ楽しさを体験させてくれます。
買ってよかったものたち
うーんな商品を発表の前に今年は買ってよかったものが多かった豊作の年だったので各ジャンルごとにランクインはしなかったけれども買ってよかったものをご紹介します。
雑貨編
PCエンジンmini
40代のおっちゃんたちに刺さるアイテム。天外魔境II 卍MARU、SNATCHERなどCD-ROM2の名作などが詰め込まれています。コレクターズアイテムとしても価値のある商品だと思います。
マキタの掃除機(CL108FD)
工具で有名なMakitaのハンディークリーナーです。吸引力に不安がありましたが3か月強利用した妻の感想は「吸引力は十分で大満足」とのことです。サイクロンを装着したため少し重量はありますが満足度の高い製品です。
ロジクールトラックボール(ERGO M575)
ロジクールの朝定番トラックボールと言えば、M570シリーズでした。約10年ぶりのフルモデルチェンジしたERGO M575はUSBとBluetoothの2ウェイ。使いやすさはもちろん機能アップも見逃せん。トラックボール入門機としてももってこいです。
スマホ・タブレット編
iPad 第8世代 & Apple Pencil
意外や意外、私専用のiPadがありませんでした。ついに私専用のiPadとApple Pencilを購入しました。これで我が家はひとり1台のiPadを持っていることになります。すごい時代になったものです。
無印iPadでもApple Pencilが使えるようになったため「手書き」のアプリに絶大の効果を発揮します。寝ころびながらの動画視聴も画面が大きくなってより快適になりました。128GBモデルで44,800円という価格は恐るべきコスパの高さと言えます。
TCL 10 Pro
失礼ながらTCLというメーカーを聞いたことがありませんでした。中国の大手総合家電メーカーで世界第二位のテレビメーカーということです。画面のこだわりは半端なく価格も安いのが特徴です。有機EL搭載で2万円ちょっとで購入できました。多くのスマホを使ってきましたが画面の美しさは1、2です。とてもきれい。もともとは4万円越えの商品が今は2万円ちょっとまで値が落ちています。かなりお買い得な1台と言えます。
Redme Note 9s
2020年でもっともコストパフォーマンスが高いスマホがこの、Redminote note 9sと言っても過言ではないでしょう。液晶画面ではありますが画面サイズは6.67インチ、SoCはSnapdragon 720Gを搭載する高性能スマホです。これで価格が約25000円というのですから驚きです。
我が家ではカーナビ専用機として購入しましたが画面が大きくて大満足です。ただ、シャオミのカスタムOSであるMIUIの影響だと思いますが、YouTube Musicの画面分割がうまくいかないため、地図と分割表示ができないため使用を断念しましたが、分割表示にこだわらない方は以下に紹介するロケットモバイルのSIMを入れてカーナビで利用するのがおすすめです。
通信サービス編
FUJI WiFi SIM
ソフトバンク系レンタルWi-Fiで一斉風靡したFUJI WiFi。2020年初頭はレンタルSIMが人気でした。3大キャリアは大容量プランの料金は7000円以上と驚く料金体系だったため、100GBで2500円ほどのFUJI WiFiのレンタルSIMに人気が集まりました。しかし、2021年はahamoなどの登場により優位性が少し薄れそうです。
日本通信SIM 合理的20GBプラン
NTTドコモが12月に発表した新料金プランahamoに対抗し、MVNOの老舗、日本通信が合理的20GBプランを1000円安い1980円で打ち出しました。20GB超過後の速度が低速化することを除けば挑戦的な価格設定です。我が家は2021年に日本通信SIMを中心に家族の回線再編を検討中です。ぜひ応援したい会社さんです。
ロケットモバイル 神プラン
月額298円で200kbpsの速度で使い放題となる神プラン。150円追加すればSMSを利用できます。月額無料で050のIP電話サービスを利用できるSMARTalk(2020年12月現在、Panasonicのサイト経由で新規申し込みが可能です。)を利用すれば、まさにワンコインで電話機を運用できます。
通信速度は200kbpsですが初速が上がるブースト機能があり、通信容量に制限はありません。安いスマホを余ったスマホを利用してカーナビとして利用するのが個人的に超おすすめです。
モニター編
LG 4Kモニター ディスプレイ 24UD58-B
23.8インチの4Kディスプレイ。解像度は3840×2160。約3万円と安価です。作業領域が広く文字がアンチエイリアスがかかりなめらかで目にも優しいです。23.8インチであればFHDでもいいのでは?という方も多いと思いますが長期的に考えると4Kを強くお勧めしたいです。
I-O DATA WQHDモニターディスプレイ EX-LDQ241DB
23.8インチのWQHDモニター。解像度は2560×1440。約2.3万円。4Kディスプレイが快適なので在宅ワーク用にディスプレイ購入を検討した際に、4Kと悩みましたがWQHDをチョイスしました。仕事のパソコンに高解像度は求めていないので、少し解像度が低いものをチョイス。価格が7,000円安いですし作業効率も向上しました。もうしばらくコロナの影響で在宅勤務が続くため購入をしてよかったと思います。
Geoyeao FHD モバイルモニター
15インチのフルHDのモバイルモニターです。USB-Cで給電・映像受信が可能なディスプレイです。在宅ワーク用にも便利ですしSwitchなどのゲーム機の出力用としても最適です。我が家ではSwitchの出力用に利用しています。
うーんなトップ5
【第5位】カシオ電気キーボード(LK-512)
コロナ禍で家で過ごす時間が増えた春に70歳代の母が欲しい、というので購入した電子キーボード。前々から欲しいと言っていたので気分転換にでもいいかな?と思ったのですが、想定通り「すぐに飽きちゃいました。」
光るキーボードで曲をナビゲーションしてくれるのですが、そもそも手が追い付かない・・・。難しいのです。ひけるようになるまで何度も何度も練習をする必要があるのですが、根っからの音楽好きではない母には無理でした。
想定内、ではありましたがそれでも飽きるのが早かったですね。最終的に近所の友人に譲ってしまいました。おいておくだけでも結構スペースが必要で邪魔なんですよね・・・。気になるよ、という方へアドバイスとしては、購入される際は十分に気を付けるか、メルカリなどで古い機種でもいいので一度安価なモデルで一度試されることをお勧めします。
【第4位】海外ショップ Wish
Wishはアメリカのオンラインショップです。広告によく表示されるので気になっていたので試してみましたが、当たり外れが大きくリスクが高いと感じました。価格が安いので見ていて楽しいわけですが、まず配達が遅い。2週間は当たり前、時には1か月以上かかる場合もあります。
さらに価格が安いものは不良品、表示偽装品もざらにあります。価格を安くして送料で利益を取るものもあります。このような不真面目な業者、商品を野放しにしているWish。遊びで買う分には掘り出し物を探す面白さはあるかもしれませんが、普通の買い物手段としては利用できません。まったくおすすめできないオンラインショップです。
【第3位】MYFONT Premium
自分の筆跡がPCのフォントになるサービス。指定された用紙に文字を書いて送るとクセや特徴を読み取ってオリジナルのフォントを作成してくれるという「あなただけの」魅力的なサービスです。ソースネクストで91%OFFの2980円で販売していたため実際に試してみました。
結果は・・・手書き文字に似つかないフォントが納品されました。いやいやいやいや、と突っ込みどころ満載でせめて文字の特徴を捉えているのなら許せますが私の許容範囲を超えていました。たまたま失敗したのかも。ということも想定し二度商品購入をして同じ精度の仕上がりだったためブログ記事にしました。私は期待を大きく下回る結果となりました。
私の記事を読んでいただき落胆する方がひとりでも少なくなるといいなと思います。
【第2位】ワコム Bamboo Slate
ワコムは手書きのデジタルデバイスのパイオニア。Bamboo Slateは紙にボールペンで書いたものをデジタル化してくれるアイテムです。購入時は「こういうものが欲しかった」と感動したものですが、片面しか書けないため、書いた後の紙がかさばるしファイルに閉じるのが面倒です。
デジタル化後は打ち合わせの会議などにより整理する必要があるのですがこれが面倒。打ち合わせに利用した手書きメモは長期的に見ればほとんど必要のないものです。必要な時に見返すことができればいいので、今まで通り紙のノートの方が保存性・閲覧性がいいことに改めて気が付きました。
手書きノートをデジタル化するしたいときにスキャニングしたりカメラで必要な部分だけ撮影する方がいいのです。思考の時間を最大限確保することが大事で「整理」に時間を費やすほどもったいないことはありません。
【第1位】Amazon Fire HD 10
9月末にiPadを購入し動画視聴などに活用しています。用途はほぼ同じはずのFire HD 10。7月にAmazonのセールで購入しました。用途はコンテンツ消費専用機。動作が少しもっさりしていたりアプリが少なかったり、画面が16:9で雑誌などが少し見づらかったりするけれども1万円なので割り切れば便利に使えると思いました。
数週間使ってそれは間違いであることに気が付きました。コンテンツ消費をするためにも快適性とその機器を使う必然性が必要になるのです。手元にはサクサク動く7インチちかい画面サイズの大きいAndroidスマホがあるのにわざわざFire HD 10で見る必要がないのです。Fire HD 10の充電問題もあります。
例えばベッドでNetflixを毎日見る習慣がある人はベッドの横にFireHD 10を置いておけば便利かも知れませんが私の場合は寝るときに何を見るかは決まっていませんしFire HD 10を使うことでストレスになるためすぐに使わなくなってしまいました。Fire HD 10の購入を検討されている方は利用シーンがイメージできるか?本当に必要か?をよく考えて購入されることをお勧めします。1万円と安いですがつかわなければただの黒い板です。
さいごに
2020年は、新型コロナウィルスに振り回された1年でした。私自身健康面で改善を試みたり、在宅ワークが増えたため仕事の環境改善を図ったり。また、例年以上にミドルレンジのスマホを何台も購入しました。
その結果、紹介したい商品が多すぎて買ってよかったベスト5には収まり切れませんでした。「買ってよかったものたち」の品々はランクインはしませんでしたが満足をしているものばかりです。ぜひ参考にしていただければと思います。
買ってうーんな商品たちは買った当初は期待したものばかりでその反動も大きかったと思います。私の生活パターンに合わなかったものがほとんどですが文字フォントを作成するサービスに関しては人によってはこれで十分という方もいると思うので私の記事を見てこれなら想定通り。と納得した上で購入して欲しいと思います。
あと、2020年は1月1日から12月31日まで記事の日付は1日も休まず記事を投稿しました。お気づきの方も多いと思いますがこれは少し強引に記録を作った感があります。まとめて10個ほど記事を投函し投稿日を過去にしたりして1年間毎日投稿を達成しました(させました)。毎日書きたいときに書く。をモットーのひとぅブログですが、形だけでも1年間毎日記事投稿を達成したのは感無量です。
レビュー記事以外にもニュー記事や気になるセール情報や噂話まで。2021年も1日1投稿以上を目指してどんどん投稿していこうと思います。1年間大変お世話になりました。2021年もどうぞよろしくお願いいたします。
最後に、2019年も同じような記事を書いていますのでよければ合わせてお読み下さい。みなさま、良いお年をお迎え下さい!!