8月4日に発表、14日から予約開始になったGoogle Pixel 4aが20日、ついに発売されました。予約開始直後の14日10時5分に予約購入したにも関わらず、配達予定日は8月24日?25日と表示され落胆していましたが、昨日、Googleのステータスを確認すると「発送完了」になっているではありませんか!!配達予定日が短縮され20日?21日になった!!
と、言うことで嬉しい誤算、本日、発売日にPixel 4aが我が家に届きました!!今回は開封の儀とファースト・インプレッション、そしてPixel 3a使いの私が感じたPixel 3aとの違いをご紹介します。
到着を待っている方や購入検討されている方はぜひ参考にしてくださいね!!
開封の儀
20日午前10時ころにゆうパックで届きました。発送元は東京でした。受取日は17日なので初回発送組はあらかじめ国内に在庫があったようですね。
開封するとエアクッションが入っていました。
本体の他、「Google Pixel 4a 初期設定ガイド」と「アンケートのお願い」が入っていました。
初期設定ガイドはPDFで配布されています。こちらからダウンロードできます。Pixelの詳細なユーザーガイドサイトもあるようです。
パッケージはシンプル。Googleのロゴの「G」とPixel 4aと写真のみ。ブラック一色で徹底的にコスト削減に挑戦した機種となっています。
背面は「#teampixel」とあります。、、、ひょっとしてTwitterなどSNSで発信する時に利用を推奨するハッシュタグですか?
開封!!後ろ向きに入っていました。
内容物は各種注意事項とACアダプターとUSB-C to Cケーブル、USB-A to Cアダプターとなっています。
SIMピンも入っていますが、スマホケースは付属していませんでした。
ACアダプターは5V/3A、9V/2A、18Aです。
USB-A to Cアダプターはデータコンバートに用います。これは移行を考慮したものでコスト削減対象にしなかったことを評価したいですね。
前面。保護シートが貼られていました。
背面に「G」マークがあります。デザインはPixel 3aをほぼ踏襲していますね。
シングルカメラなのになぜか複数カメラのダサいデザインとなっています。これはうーんなポイント!
ペリペリ?と保護ビニールを剥がしましょう。
新品なのできれいですね。
前面カメラはパンチホールになっていて受話スピーカーは限りなく本体上部に配置されています。
背面にカメラと指紋認証センサーがあります。本体の右側に電源ボタンと音量ボタンがあります。
背面の素材はプラスチッキーで高級感はありませんが、安物っぽさも致命的なほどではないと私は思います。軽量化を図れるならこれはこれで有りだと思います。
本体左側の下にSIMトレイがあります。
カメラ出っ張り部。こうしてみると結構な出っ張りです。
本体下部。スピーカーとUSB-C端子。
本体上部にマイク穴と3.5mmジャックがあります。
以上、開封の儀でした。
Pixel 4aを初期設定をしてみよう!
それではPixel 4aの電源を入れて初期設定をしていきましょう。
Android謹製のスマートフォン、Pixel。三年間のセキュリティパッチ適用が保証されています。最新のOSを使えるのと素のAndroidを使えるのが魅力です。
メーカーカスタマイズしたAndroidの方が使いやすいという意見もありますが、私はなかなか更新されないメーカーカスタマイズされたUIや独自ランチャーよりシンプルで最新のOSを使える方が魅力に感じますね。
持った感触はPixel 3aやiPhone SEに近く、軽いな!という感想を持ちました。間違い無く扱い安いスマホであるのは、持った瞬間に分かりました。万人向けのスマホと言えそうです。
Pixel 4aのAntutuベンチマークを測定してみた
ホーム画面。シンプルです。入っているアプリも極限まで少なくなっています。Google謹製アプリのみで他社製品は皆無。このコンセプトは従来のPixelと同じ。
128GBのストレージ容量があり少し動画を撮影しちゃいましたが16GBしか使っておらずガラガラ。容量はほぼ心配することなく贅沢に使えそうです。
Antutuベンチマークは26万点。細かなスコアは画面を参照ください。
ちなみにiPhone SEは44万点、Pixel 3aは17万点、Galaxy Note 10+は36万点、Galaxy Note 9が28万点でした。
iPhone SEには敵いませんが他機種と比較しても今後も長期に渡り愛用できるスマホでは間違い無さそうです。
Pixel 3aと比較をしてみた
Pixel 4aはPixel 4の廉価版、Pixel 3aの後継機となります。
ここからはPixel 3aと比較して見ていきましょう。
項目 | Pixel 4a | Pixel 3a |
ディスプレイ | 約5.8インチ、有機EL、FHD+ | 約5.6インチ、有機EL、FHD+ |
チップセット | Snapdragon 730G | Snapdragon 670 |
メモリー | 6GB | 4GB |
ストレージ | 128GB | 64GB |
バッテリー | 3150mAh | 3000mAh |
大きさ | 約144×69.4×8.2mm | 約151.3×70.1×8.2mm |
重さ | 約143g | 約147g |
カメラ | 12.2MP | 12.2MP |
価格 | 42,900円 | 49,500円 |
スペックをチェックしてみましょう。ディスプレイは0.2インチアップ、CPUはスペックアップ、メモリは1.5倍、ストレージは2倍、大きさは高さが7.3mmコンパクトになりその他はほぼ同じです。
CPUの増強によりAntutuベンチマークの結果、17万点が26万点に大幅スコアアップしています。メモリが1.5倍増えた事も影響しているのかもしれません。本体サイズは高さが小さくなっているの縦の長さが短くなりスマートに感じますが重さは4gだけ軽量化されていますが持った感覚はほぼ同じ。
Pixel 3aにPixel 4aの本体を重ねると明らかに縦の長さが違います。
しかし!!!!
画面サイズが0.2インチアップしていますが、画面の大きさ、表示領域はほぼ同じです。これは意外でした。買ってに、Pixel 4aになりベゼルレスになるので画面が大きく、広くなるんだ、と想像していましたが、縦に若干広くなっただけでほぼ同じです。
Yahoo!カーナビアプリを使って表示領域を確認してみましょう。左がPixel 3a、右がPixel 4aです。
120mで大阪駅周辺を見てみると上部と下部の表示領域がほぼ同じなのが分かると思います。横幅はまったく同じ、縦は2?3ミリ広くなった程度です。
この原因はパンチホール分の高さがあるステータスバーでしょう。このステータスバーは固定されて意外と嵩んでいます。高さの広さをあまり活かせていないといえるでしょう。
Pixel 4aのここがGood!
- Antutu 26万点、6GB、128GB、おサイフケータイ、きれいに撮影できるカメラ、有機ELディスプレイ搭載で送料・税込42,900円とコスパが高い
- 軽量でシンプルなデザイン
- 三年間のセキュリティアップデートが保証
初めてのスマホとしてもオススメできますし、機種変更の機種としてもオススメできる機種です。コスパが最高でバランスが取れた名機と言ってよいと思います。
Pixel 4aのここがうーん
- シングルカメラ(超広角カメラがない)
- 防水性能が弱い
- DSDSに非対応
- 無線充電に非対応
カメラ性能自体は文句無いですが超広角カメラは欲しかったです。でもこれら4つは万人に必要なものではありませんし、最大公約数で仕様を検討した結果、省かれたのでしょう。
この点が飲めない一部のユーザーは他の機種を選定すればよい、とGoogleも割り切ったのだと思います。
さいごに
Pixel 4aをひとことで表現するならば、Pixel 3aの正統進化を遂げたと名機。でしょう。みんなが求めるミドルレンジの終着点、それがPixel 4aと言えるかもしれません。
もちろん足りない性能もありますが万人が必要とする機能に特化して採用し、コンパクト、軽量に仕上げ、なおかつ本体の色を1色に限定することで徹底的にコスト削減を図った点が評価できると思います。
おサイフケータイをPixel 3aから移行し、今日からPixel 4aを持ち歩きます。写真やビデオを何枚か撮影しましたが、Pixel 3aより進化しているように感じました。機会があればご紹介したいと思います!!
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