これまでMacBook Airではマウスを使わずトラックパッドだけで使ってきました。理由は二つあり、1つめは「Macのトラックパッドが秀逸過ぎる」、2つめは「モバイル利用が多いためマウスの持ち運びはしたくないから」。
家でたま〜に使うWindows PCや会社のWindows PCではマウスを使っていて、Macでトラックパッドを使うのも特に違和感なくまた不満なく使っていました。WindowsのノートPCのトラックパッドってイライラすることがありますが、Macは本当に使いやすいです。
しかし!!
MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2014)を買ってから状況が変わりました。
これまでのモバイル中心の利用から家中心の利用となり、画面も広がりました。細かい箇所をポインティングしたりマウスの移動距離が多くなりました。トラックパッドでも問題はありませんが、Windows PCで使っているマウスを刺してみると、あれ便利、快適。やっぱりMacでもマウスがあれば使いやすい。
狙ったところにマウスポインタを当てられるし、ドラッグ&ドロップもしやすい。家使いが中心になることだし、一度マウス使いに戻ってみようかな?ということでよさげなマウスを探すことに。
いつもYouTubeを見させていただいているカズさんがちょーど気になるマウスをレビューされていました。
わー、これいいやん!ということで私も「LOGICOOL 【FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア WINDOWS版 推奨】 充電式ゲーミングマウス G700s
Amazonの商品タイトルではWindowsでしか利用できないの?と心配になりましたが、Windows版のFF15推奨、ってことなんですね。紛らわしい(^_^;)。
では早速、開封の儀からまいりましょう!!
開封の儀
パッケージはこんな感じ。デカい&箱が硬くしっかりとしています。なんか気合いが入ってませんか?ロジクールさん。「充電式ゲーミングマウス」と書かれています。考えてみればゲーミングマウスなんて買うの初めてだわ。
パッケージ横側にはパッケージ内容、必要システムが書かれています。
必要システムを見ると……、あれ?Mac OS、OS Xの記載がない!! ここでちょっと焦っちゃいましたが、Macも問題なく使えます。ロジクールさんなぜパッケージにWindowsしか書いてないんですかぁ??
あと3年無償保証となります。これは安心感がありますね。
反対側にはトラッキングと感応度、滑りやすさ、耐久性などが書かれています。耐久性を見てみると、2,000万回クリック、250kmなんだとか。耐久テストでこんなにクリックやったのかなぁ?と余計なことを考えたり……(^_^;)。
パッケージの裏には主な特徴が書かれています。基本はUSBにレシーバーを付け無線利用ですが、USBケーブルで充電をしながらの利用も可能です。(このときもレシーバーとは無線で通信しています。USBはあくまでも充電のためのもの。)
電池は普通の単三電池でもエネループでもOKなので有線が嫌だ!という人は予備電池を準備すれば問題ないでしょう。
では開封しましょう。パッケージの正面を本のように開きます。これは新鮮だ〜。あれ?何だかカチッと引っかかり感があるんだけれど?[もしかして磁石が入ってたりする?]{#yodan}。
パッケージを開くと右側にマウス本体が。かっこいいキャッチコピーも書かれています。
「ゲーミングのために進化したマテリアル 耐久性と疎水性を兼ね備えたパーム表面/グリップ性能を向上させるサイドグリップ/ボタンに付着する指紋や汚れを抑えるコーティング」だ、そうです。「SCIENCE WINS 勝利の方程式」だ、そうです。(^_^;)
マウス本体とレシーバ−。高級感があるな〜。
下から持ち上げると取れる構造になっています。
マウスの下には何もありません。
マウスのパッケージは折り込みなので簡単にスマートに開封できます。
嫌がらせか?と思えるほど開けにくいパッケージがありますが、G700sはパッケージにも気が配られています。すばらしいです。
同梱物はG700s本体、ワイヤレスレシーバー(USB)、充電ケーブル、USBエクステンダー(ワイヤレスレシーバー延長用ケーブル)、取扱説明書、保証規定、保証書、以上です。
受信感度が悪い場合に手元にワイヤレスレシーバーを近づけるために、USBエクステンダーという延長ケーブルが付属しています。
これとは別に本体に内蔵している充電池の充電用にもUSB充電ケーブルが付属。microUSB端子となっています。ちなみにUSBエクステンダーにUSB充電ケーブルはつながないように、と説明がありました。なんでかな??
それでは本体をじっくり見ていきましょう。5,000円前後のマウスは使ったことがありますがこのマウスは6,000円ちょっとですが作りがていねいです!! 素材も高級感があります。
親指がフィットする部分の曲線がいいですね、グリップ感のある素材のおかげもありしっかりと持ちやすいです。成人男性の手にちょうどいい大きさですね。女性や子どもには少し大きめかも。
斜め前から見るとこんな感じ。ボタンがいっぱいあってカッコいいですね。よく見ると人差し指が当たる部分が若干へこんでいます。
右側にはボタン類はありません。押せませんもんね。
上から見るとこんな感じ。ホイールはストッパーON/OFFができます。ストッパーを外すとものすごく軽い力で回転でき、しかも、ずーーーっとまわっています。一気にページをスクロールさせるときなどに活躍します。でも微調整が難しいので私はロックして使おうかな、と。
正面から見るとこんな感じ。充電ケーブルが刺す口があります。私は電池を都度交換するつもりなのでたぶん利用しないかな? でも急なときも安心感はあります。(microUSBなのでスマホなどの充電ケーブルも利用可能)
続いて裏側。レーザー口の右に「GAMING LASER」とあります。どーゆーこと??(^_^;)。利用中は赤色や青色など色は出ていません。不思議です。どういう仕組みなのかなぁ?
本体左側に4つのボタンとインジケーター(電池残量、解像度確認時、プロファイル切り替え時に点灯)があります。
本体左上に3つのボタン、ホイール自体もクリック、左、右に傾けるボタンがあります。その下にはホイールをロックON/OFFができるスクロールモード変換ボタン。左クリック、右クリックボタン。
マウスすべてで13個ものボタンがあり、すべてのボタンがカスタマイズ可能、さらに5つプロファイルを設定でき、切り替えて利用できます。
電池はココにあるよアピールの矢印くんがあるので開けてみましょう。
中には充電池が入っています。
普通の単三電池でも使えます。緊急時もコンビニまで走ればOKなので安心。
付属していたのはエネループではありませんか!! でもこのロゴなんだか懐かしいですね。
SANYOのロゴが……。え??(^_^;)。
フィートはロジクール共通ですがよく滑りやすい素材になっています。光に当てると既にこすれた感がありますがまぁ気にしない気にしないっと。
後ろ側のフィートも光を当てるとこんな感じ。
以上、開封の儀でした!! 私の愛機、MacBook Proの隣に配置してみました。うん、15インチあるのでマウスが大きくても違和感無し。
実はBluetoothマウスだと思っていたんですが、USBレシーバーが必要なんですね(^_^;)。2つしかないUSBポートをひとつ専用してしまうのが残念です。USB機器使用時はトラックパッドを使うなり工夫したいと思います。
以上、開封の儀でした。
G700s を買ったらボタンをカスタマイズ&マクロを設定せよ
ワイヤレスレシーバーをUSBポートにさしてマウスの電源をONにするだけでも普通のマウスとしてすぐに使えますが、せっかくG700sを買ったんだから、13個あるボタンを有効活用しない手はありません。
ロジクールのドライバダウンロードサイトへアクセスして、G700sを選択し、マウスのドライバをダウンロード・入手、インストールしちゃいましょう。
ちなみに商品にはDVDなどドライバが入ったメディアは同梱されていません。どうせ捨てるだけなので私の場合はなくてOKですが、ネット環境がない人は困るかも、ですね。
ドライバをインストールするとLogicoolゲームソフトウェアというマウス設定ソフトが常駐されていますので起動して細かな設定ができます。
G700sはマウスにオンボードメモリが搭載されていてマウスにキー割り当てを記録するんですね、凄い!!
13個すべてのボタンにキーを割り当てられます。設定パターンとなるプロファイルは5つ、設定・マウスに保存できます。
私は2つのプロファイルを設定しました。ひとつは普段使い用、もう一つはブログ時に作業効率化を図る設定にしました。
たとえばマウスとキー操作で同じ作業を繰り返していることってありませんか? そんなときに便利なのがマルチキーマクロです。
たとえば私の場合はChromeのFlickrのHTMLコードをコピーしてMarsEditに貼り付ける作業をマウスに覚えさせちゃいました。これで作業効率が一気にUPしました。
その他にも反復作業はどんどんマウスに代わりにやってもうことが可能です。G700sを利用する最大のメリットはまさにここにあり!です!!
G700s のここがGood!
- マルチキーマクロ機能が超便利
- 13個のキー全てのカスタマイズが可能
- 5つのプロファイルを設定可能
- マウスの基本性能も高い
- レーザーの光りがない
- 充電式ではじめから充電池も付属、買い足しは不要
- 6,000円台とマウスの性能から見るとコストパフォーマンスが高い
まれに見るGoodな点の多さです(^_^;)。それぞれの特徴はすでに説明済みなのでここでは割愛しますが、ロジクールのゲーミングマウスに取り組む真剣さがひしひしと伝わってくる製品です。
何と言ってもこれだけの製品が実売価格6,000円台というのが一番の驚きです。家用に購入しましたが会社用にも買おうかな、と実は考え中です〜(^^)/。
G700s のここがうーん
- 本体のサイズが(若干)大きい
- 本体が重い
- 電池の持ちが悪い
13個のキーがあり利用者は成人男性を想定した製品のため、サイズや重量は仕方ない点ではありますがもう少しだけ何とかなったかな?と思ったりもします。ただ逆にこれだけの重さがなければ頼りない、と感じる人もおられるかもしれませんね。この辺は好みなので難しいなぁ。
電池の持ちが実際どのくらいなのか?買ったところなので実はまだ分かってないのですが、既存ユーザーの方のお話を聞くと毎日8時間とか使うと1週間持たないようです。
だ電池の持ちが悪いのは本体にメモリを搭載しているため消費電力が他のロジクールのマウスよりも大きいのは予想できますが、他のロジクールのマウスは1年以上持ったりするのでもう少しがんばって欲しいかな?と思います。
さいごに
トラックパッドだけでも特に不満を感じていなかった私ですが、マウスを使うとやっぱり使いやすいですね〜。それだけでも作業効率は10%以上はUPしていそう。
さらにG700sの機能でキーを割り当てることでおかげでマウスから手を離さずに作業を進めることができるようになり、マルチキーマクロ機能でさらに作業効率UPとなりました!! G700sは工夫次第で作業効率はもっともっとUPしそうです。
マウスは好みが分かれるジャンルの製品なのでなかなか難しいですが、いやはや買って良かったです!! G700sはゲームマウスではありますが仕事での利用やブロガーさんに特にお勧めしたいです! よかったらチェックしてみて下さいね!!
おまけ
えっと開封の儀のところで書いていましたが、パッケージのふた(?)を開けるときにカチッと引っかかり感があったので「磁石が入ってたりする?」と疑問に思ったので、パッケージを分解してみました。(久しぶりに出ました、分解羊!!)
結果は……!?
やはりありました!! パッケージ本体側に直径1cmほどの磁石が入っていました。
扉側は金属の鉄板が入っていました。
だいたい予想通りの構造でしたが、いや〜作り込んでいますね〜。パッケージにとてもお金がかかっていそうです。
以上、パッケージの分解レポでした(^^)/。ごきげんよう〜。
10日間使用したレポート
10日間使った感想記事を書きました。こちらもあわせてどうぞ。