ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は2020年2月17に、muroモバイルが提供するサービス「0 SIM」を2020年8月31日で終了することを発表しました。
https://www.so-net.ne.jp/info/2020/op20200217_0006.html
2020年6月から8月30日まで、nuroモバイルへ移行可能です。9月1日以降順次自動解約されます。6月以降は音声通話で契約期間が残っている場合でも違約金は発生しないとのことです。
0 SIMからnuroに切り替える手数料は無料と言ってもこれまで無料だったものを有料サービスに移行する人はどのくらいいるのでしょうか?「無料だから」契約していた人もかなりの数がいたと想像できるのと、nuroの完全持ち出しだったことを考えると、サービス終了も致し方ないと思います。
ただし、こうなる事は想定できたと思います。フリーミアムのサービスを目指したと思いますが、残念ながら実を結ぶことはありませんでした。今までご苦労様でした!と労いと感謝の言葉をかけたいと思います。
0 SIMの歴史を振り返ってみよう
記事の後半は、0SIMの歴史を振り返ってみましょう。恐らく私はサービス開始当初から長期間利用しているユーザーで、なおかつブログも書いているという貴重な存在かな?と思います。(自分で言うな!)しかし長く続けていると、こうしてアーカイブとして記事にできちゃうんですね。素晴らしいっす。
さてさて本題です。
0 SIMは、「デジモノステーション2016年2月号」でMVNO回線のSIMが付録するということで話題になりました。契約料金無料、しかも、月間500MB未満なら月額料金・ユニバーサルサービス料までも無料という驚きの内容でした。
当ブログではいち早く、雑誌の発売と購入後のレビューをしました。懐かしいですね。
500MBまで無料の話題性はTwitterでも一気に拡散しました。デジモノステーションはすぐに売り切れるほど。これを受け、2016年1月には、正式サービスとして受付を開始しました。初期費用が3000円かかりますが月額無料なのは魅力できした。1ヶ月使用してみた感想とTIPS記事も書いていました。
3ヶ月利用しないと自動解約されますが、その警告メールが来て久しぶりに0 SIMの記事を書きました。2019年6月時点ではまだまだ元気そうだったんですけどね?。nuroとしては一刻も早く辞めたかった事でしょう。
そして、2020年2月17日、0 SIMのサービス終了が正式に発表されました。
かなり余裕を持ってサービス終了をアナウンスされ、良心的かつていねいなご対応だと思います。
現在のマイページを確認すると、何とも時代を感じるデザインです。「0 SIM by So-net」と旧サービス名称のままで変更されることはありませんでした。フッターのCopyrightを見てみると、「Copyright 2015 Sony Network Communications Inc.」とありました。2015年・・・。
たくさんの想い出がある0 SIM。速度が遅くて使い物にならない!と愚痴を言いながらも月額料金無料なので、使わせてもらっているという感覚があり、クレームを入れることもなく利用させていただきました。本当に長い期間、利用させていただき感謝です。
みなさんは 0 SIMにどんな想い出や印象がありますか?Twitterにリプライでぜひ教えてください。