Fickrはプチリニューアルを実施しました。ビュアーの改善など閲覧のしやすさに重点を置いた機能改善が多数実現されています。
その中でも特におもしろい機能が「Magic View」。撮影された写真を自動判別し、ジャンルごとに分類してくれる優れものです。ここまで自動判別の技術が進んだのかと驚きが隠せません。
あなたが撮影した写真をFlickrが自動で分類
「Camera Roll」を選択し、「Magic View」をクリックするだけで自動分類された写真を閲覧できます。該当写真すべてが無いため全数は分かりませんが、私の場合、ジャンルは百以上あります。
上の写真は、「Landscape」→「Sunset」を選択した様子です。日没時の夕焼けの写真が表示されます。自動分類のため中には関係ない写真も混じってしまっているのは仕方ないですが、かなりの認識率と言えるでしょう。
過去の写真に出会うきっかけにものすごく重宝する機能だと思います。実際、私もこの機能を見つけてから1時間ほど写真を眺めてしまっていました。(^_^;)
写真整理の時代は終焉を迎えたかも
スマートフォンやデジカメの普及で写真の撮影枚数はここ数年で膨大に増えています。その反面、撮影した写真は整理すること無く、そのまま放置されることも少なくありません。
せっかく撮影した写真が埋もれるなんてもったいない。自動整理&自動キーワード付けが今後、重要な機能となりそうです。
話が少しズレますが、私はFlickrの他にもGoogle+(Google フォト)にも写真をすべてアップロードしています。5月5日に過去の15万枚の写真アップロードを決断してひたすら24時間休み無く(途中、止まっていたりしましたが)続け、約2週間でアップロードが完了しました。
このGoogle+のフォトの凄いところは、画像に対してキーワード検索ができるのです。Google画像検索の技術を使えば実現可能な機能ですが、プライベートの写真に対して使えるのですごい便利です。
昔の旅行の写真を探す時も簡単です。素材探しも便利です。自分が撮影した写真なので著作権の心配もありませんしね。
さいごに
話が脱線しましたが、これからも写真の増加スピードは衰えることはないでしょう。大量の写真の中から目的の写真をどのように探すか。これからはこの技術が重要になります。
ここ最近のFliclrに機能追加された内容を見てみても、閲覧機能の充実に力を入れています。Googleも過去の写真を一箇所に集めることを推奨しています。
写真の整理をする時代は終わり、これからは撮影した写真は二度と見ない、という事ではなく、効率よく再利用したり思い出の写真を見返す事が増えるかもしれませんね。