思い起こせば2年前の夏、2012年8月に、kobo Touchなるものが発売されました。新しいもの好きの私はすぐに飛びついたのですが……。結果、利用頻度はかなり低く、現在はkindle whitepaperに書籍リーダーの座を譲っている現状があります。
あれから2年……。もうkoboには手を出さないとあれほど誓っていたのに……。(ちょっとオーバー(^_^;))
もう売り切れてるや!残念!RT @reynotch: 【ブログ記事】 鬼安!楽天koboタブレット kobo Arc7 HD 32GBが衝撃の半額! 32GBで12800円は買いっしょ http://t.co/R4EXbiAmWC
— ひとぅ (@hitoxu) 2014, 5月 31
コジマネットで12,800円(税込み)でセール中と言うではありませんか!! すぐに確認をしたら在庫切れ。そして数十分後に12,800円(税抜き)で復活。(税込み13,824円)おそらく、間違っちゃったんでしょうね〜(^_^;)。
定価は28,594円(税込み)なので13,824円(税込み)でも半額以下と超お得。ついついポチってしまっている自分がいました……。
セール期間中に注文が集中したようで、5月31日に注文をしましたが、商品が発送されたのは6月6日、7日土曜日に届きました。
今更感はありますが、Kobo Arc 7 HD を買ってみたので感想をご紹介したいと思います〜。
【ご参考】私はiPhone、iPad、MacBook Airを愛用中のAppleファンですが、信者ではありません。これまでもAndroid端末は、約10台ほど購入し利用しています。最近ではNexus 7(2013)を購入して利用していました。
開封の儀
では開封していきましょう!
パッケージはこんな感じ。うむ、オシャレ。
32GBモデルです。HDなので解像度は1920×1200もありますよん!
横はこんな感じ。
底はこんな感じ。あ、楽天のロゴが……。これを見ると一気に萎えちゃいます(^_^;)。
背面にはいろんな言語で説明が。ほとんど読めません。
日本語でもちゃんと説明がありますよ。
開けてみました〜。お出まし〜。
本体を引き上げるビニールが折れ曲がってます(T_T)。これが楽天クオリティ!?
本体を持ち上げると……。
青いのが現れました。
何コレ?
ただの間仕切りのようですね。
間仕切りの下に取説などが入っています。
セットアップ方法が書かれています。
その下にACアダプター、USBケーブル類。
世界各国の電源コンセントが使える仕様になっています。
日本のコンセント用になりました。
同梱物は、kobo arc 7 HD本体、取扱説明書・保証書類、USBケーブル(microUSB)、ACアダプター、以上です。
ビニールを剥がしましょう。
本体左下にkoboのロゴが……。うーーん。
さらに触っていないのにすでに指紋がついていたりもします。うわぁ。
本体上部に赤色電源スイッチがあります。プッシュ型ではなくスライドさせて動作させます。充電中はオレンジ色に光ります。
裏側の上部にスピーカーが一カ所あります。モノラルですね。すべてにおいて微妙(^_^;)。
本体左側にイヤホンジャック、充電用コネクタなどが集約されています。本体右側にボリュームボタンがあります。
その他にはインターフェース類はありません。カメラは前面のみ、背面はありません。
電源を入れると、koboのロゴが表示されます。
kobo arc 7 HDが表示されセットアップ画面へと遷移されました。はじめにWi-Fi設定をした後、楽天のID登録などをすれば過去に購入された書籍などが表示されます。
このあたりは普通のUIです。特に悩まず初期設定が終わりました。以上、開封の儀でした〜。
kobo arc 7 HD のここがGood
- 価格が安い
- 解像度が高い(1920×1200)
- それなりに快適
- 普通にAndroidタブレットとして使える
定価の約半額となる13,824円(税込み)で買えたので価格的メリットが先立ちます。これが定価で買うならば評価や印象は大きく変わります。
解像度は1920×1200と高いため文字のギザギザ感が目につくことはありません。323ppiあり一度体験するともう戻れないですね。
CPUがNvidia® Tegra® 3 クアッドコア、1.7 GHzだったりメモリが1GBと一、二世代前の仕様ですがそれなりに快適に動きます。一度にたくさんのアプリを起動したり、キビキビ動く印象はありませんが、もっさり重たくて仕方ないというほどでもありません。それなりに快適です。
koboという商品名ですが普通にGoogle Playが使え、Android タブレット端末として使えます。kindleアプリももちろん使えます。
kobo arc 7 HD のここがうーん
- 動画の発色が悪い
- スピーカーがひとつしかない
- 無線LANがIEEE802.11b/g/nでaに非対応
- カメラがインカメラのみ
- 充電に時間がかかる
高解像度で文字を読むのに快適なので動画にも期待しましたが発色が悪いです。残像も少し気になるレベルです。またスピーカーも背面の上部側にしかなくてお世辞にも音がいいとは言えません。電子書籍リーダーなので仕方ない部分ではありますが……。
無線LANは11aに非対応です。カメラは内側にしかありません。またAndroidの端末全般に言えることですが、充電時間が結構長いです。iOS端末(特にiPhone)ってすぐに充電できるんですが何が違うのかなぁ?
ファーストインプレッションまとめ
仕様だけを見れば1、2世代前のAndroid タブレットといった印象です。Nexus 7(2012)がHDになった感じといえばイメージしやすいかも。
電子書籍リーダーとして要求される仕様として、高解像度、ストレージ容量を16GB、32GBとしっかり抑えつつ、スピーカーをモノラルにしたりアウトカメラなどを省略、メモリも1GBとコスト削減をしたと予想できます。この選択は間違いではないと思います。
初めて購入する7インチタブレット端末でかつメインの用途が電子書籍ならば何ら問題ないすばらしいハードと言えるでしょう。普通にAndoridアプリも使えますし。一方で、この端末でバリバリ使いこなそうとすると物足りなさを感じると思います。そんな人は、Nexus 7 (2013)などを買いましょう、ということだと思います。
Android端末はいろいろなメーカーからいろいろなコンセプトで発売されます。ハイスペックを求めるか? ローコストでそこそこ使えるものを求めるか? 専門性を高めた機種を求めるか?など何を重視するかで買うべき端末も、評価も変わると思います。
kobo arc 7 HDのファーストインプレッションをまとめるとこんな感じ。
- 価格が半額の時に買おう(セール期間を狙おう!)
- ネットサーフィンやメールチェック、読書など文字中心の人は買い
- まずはAndoroidタブレットを使ってみたい人は買い
- iPad miniやNexus 7(2012)以降のタブレットを持っている人は買っちゃダメ
- 動画をメインでみたい人は買わない方がいい
- 重たいアプリをバリバリ使いたい人は買わない方がいい
一番注意したい点は、価格。定価(28,594円)も出すなら他の機種でもっといいものがあります。あくまで15,000円以下の時の評価です! タブレットに興味があるけど持っていない人は入門機として持ってこいだと思います。
以上です。
いかがでしたか?気になる方はぜひチェックしてみてくださいね〜。