Googleが提供するオフィススイートのG Suiteが2013年まで受付をしていた無償版のサービスを終了、有料版へ移行が必要ですが、2022年5月に「非営利目的で利用の場合、引き続き無償で利用が可能」と発表されました。
このブログでも1月に悲報をお伝えした後、Xserverへの移行方法やキャッチオール設定の移行方法についてご紹介してきました。
私もすでに移行済みではありますが、引き続き無償で利用できるのはありがたい限り。利用範囲は個人的な利用のため非営利目的に該当すると思いますので引き続き無償で利用させてもらえるよう申請をしてみました。
無償版 G Suiteを利用中でまだ手続きをしていないよ!という方はぜひ参考にしてくださいね。
2022年6月27日までに移行方法を宣言しよう
無償版 G Suiteの移行に関する手続きの期限は、2022年6月27日まで延長されています。まだ手続きをされていない方は忘れず手続きをするようにしましょう。なお、期日まで対応しなかった場合はアカウントが自動的にアップグレードされるそうです。
管理者のメール宛てに上のような注意喚起メールが何度か送られてきていると思います。
無償版 G Suite 「非営利目的利用」なら継続して無償で利用できる
2022年1月の発表時点では非営利利用に関する明言はありませんでしたが、5月に追加されました。非営利目的で利用される場合は、お言葉に甘えて引き続き無償で利用させてもらいましょう。
Google 管理コンソールから申請しよう
G Suiteを利用している特権管理アカウントで管理コンソールにログインしましょう。ホームにアカウント移行についての説明があるのでクリックしましょう。
「移行をご検討ください」では一番下の、「個人での利用:料金のかからない従来のG Suiteを引き続き利用」を選択し、右矢印をクリックします。
確認画面が表示されます。
- Gmialをカスタムドメインで引き続き使用する
- 料金不要のGoogleサービスを今後も利用する
- 購入したものやデータを保存
- これは非営利かつ個人的な仕様をのためのオプションです
を確認の上、「個人で使用します」をクリックしましょう。
「ありがとうございます」のメッセージとともに「従来の無償 G Suiteを引き続きご利用いただけます。」との文言が。本当にありがとうございます。
念のため確認をしてみると手続きが完了していることを確認できます。
カーソルを置いてみると「このオプションを選択しています」とあるので間違いなさそうです。
Google さん、ありがとうございます
以上のような簡単な手続きで引き続き無償版 G Suiteを利用させていただくことができました。Googleさん、8月以降もよろしくお願いします。
無償版の利用者への救済措置としてはこれ以上ない寛容な対応だと思います。そのままGoogle アカウントへ移行をさせる対応をすることでコンテンツや購入したものを保持できるようにするのが落としどころかと予想していましたが、Gmailのカスタムドメインの要望があまりにも多かったのかもしれません。神対応ですね。
まだ手続きをしていない方は、6月27日までに忘れずに対応をしましょうね!