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【考察】改悪の楽天モバイル、継続組と移行組の分岐点は?移行先は?

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楽天モバイルは7月1日にRakuten UN-LIMIT VIIを開始すると発表しました。新プランは従来の1GBまで0円を撤廃した一方で、楽天グループとの連携を強化しました。

ネット界隈では多くの批判の声が上がっていますが、楽天市場のヘビーユーザーなどから歓迎の声も上がっています。継続組と移行組の分岐点はどこにあるのでしょうか?

今回は分かりやすく解説したいと思います。

目次

継続組と移行組の分岐点

まずは継続した方がいい人と、移行した方がいい人の分岐点をみてみましょう。分岐点は主に以下の3点。

分岐点

  1. 契約回線数と通信利用量
  2. 楽天市場、楽天グループの利用頻度
  3. 生活エリアでの楽天モバイルの受信状況、楽天モバイルのサービス品質に1027円の価値を見出せるか

1.契約回線数と通信利用量

Rakuten UN-LIMIT VIでは、1回線目は1GBまで0円でしたが、2回線目以降は1GBまでであっても月額980円(税込み1078円)です。つまり2回線以上の方は、2回線目は納得して利用されてきたと思いますので、2回線目は継続利用となるでしょう。ポイントは1回線目、ということになりますね。

次に通信量です。1GBまでに抑え0円運用をしている人は移行検討の対象となるでしょう。一方、既に1GB以上利用されている人にとっては、まったく影響はないので継続利用で問題ないと思います。

2.楽天市場、楽天グループの利用頻度

楽天モバイル公式サイトより引用

1GBまでの利用の方の場合は、月額980円(税込み1078円)分のメリットを見出せるか?というのが次のポイントになると思います。

楽天市場で買い物や、楽天グループの各種サービスをどのくらい使っているかですが、ダイヤモンド会員の方なら月に約5万円以上、ダイヤモンド会員以外ならば月に約10万円以上買い物をしている人が元が取れることになります・・・。そうそういないですよね。

楽天グループサービスならば、MBA Rakutenが440円、パ・リーグSpecialが351ポイント、Rakuten Musicが200円、Rakutenマガジンが125ポイントとなりすべて利用すれば・・・1116円・ポイント還元となりようやくペイでいます。うーーーーーん。

3.生活エリアでの楽天モバイルの受信状況、楽天モバイルのサービス品質に1027円の価値を見出せるか

もっとも重要なのがこちらでしょう。利用者がサービス内容に価格相応の価値を見出せるかがポイントです。

実際に利用をしてみて圏外になることはありませんか?圏外になるとしても許容できる範囲ですか?Rakuten Linkの通話無料が1027円以上に価値を感じますか?

楽天モバイルの移行先を考えてみた

私の場合、前項の1から3すべてに合致しなかったため、移行を決断しました。実質10月までは同じ1GBまで現状と無料なため、10月までに移行すればよいのでじっくり検討したいと思いますが、5月15日時点で最善な移行先を考えてみました。

移行を検討されている方はぜひ参考にしてくださいね。

電話番号を0円で維持したい&いざというときに使いたい

  • povo 2.0

現状はこれ一択です。半年に1度、トッピングによる課金をすれば電話番号を維持することが可能です。主に待ち受けをメインにしたい人におすすめです。

いざというときに、330円で24時間使い放題をトッピングで購入でできるのもいいですね。

料金を安く抑えたい&通話はたまにしたい

  • 日本通信SIM

「合理的シンプル290プラン」なら、1GB 月額290円で維持できます。1GB 220円で追加できるし、たまに通話をしたい場合でも11円/30秒です。しかもOS標準の電話アプリでも利用可能なので、楽天モバイルよりも使い勝手はいいです。

MVNOの中で通信品質も高めなのもおすすめです。

5GB/月 前後で安く抑えたい

  • y.u mobile

「シングルプラン」は、5GB 月額1,070円。特徴は余った容量が「永久繰り越し」される点。月5GB前後利用の方は特におすすめです。また、10GB 1,200円でチャージもできるので、料金分きちんと使える、というサービスです。

MVNOの中で通信品質も高めなのもおすすめです。

どうせなら高い品質がいい

  • ahamo

10GB以上使っていて通話も5分以内でちょくちょくやっている人は、ahamoがおすすめです。月額2,970円で20GB、通話5分まで無料です。20GBを超えた場合は1Mbpsとなりますが、動画視聴やSNS・ウェブ閲覧には大きな支障はないレベルで利用できます。

何といっても繋がる高品質な回線を求めるならahamoがおすすめです。

povoと組み合わせるならデータ通信専用も

  • REMOモバイル

データ通信専用SIMの「REMOモバイル」は10GB 990円と激安です。音声はpovo 2.0、データ通信はREMOモバイルでDSDV端末で運用もおすすめです。20GBでも1,480円と激安。

通信品質は利用者が少ないからか、昼間(1Mbps前後)を除きかなり速く快適です。

各社通信速度の参考

参考までに大阪府内で実測した速度をご紹介します。測定日により変化するためあくまで参考値としてごらんください。(ahamoは未契約のため数値なしですが、povoと近い結果と予想しています。)

私の利用環境では、MVNOの日本通信SIM、y.u mobile、REMOモバイル各社は結構頑張っていていいスコアを出しています。

時間povo 2.0日本通信SIMy.u mobileREMOモバイル
6:00頃60-100Mbps60-100Mbps40-100Mbps40-100Mbps
8:00頃60-100Mbps10-30Mbps20-60Mbps20-60Mbps
12:00頃20-40Mbps1-20Mbps1-20Mbps1-10Mbps
15:00頃60-100Mbps20-40Mbps30-80Mbps20-60Mbps
20:00頃60-100Mbps10-30Mbps20-60Mbps20-60Mbps
23:00頃60-100Mbps 60-100Mbps40-100Mbps40-100Mbps
大阪市内及び堺市内での平日の通信状況

さいごに

Rakuten UN-LIMIT VIIで魅力が無くなった方は、ぜひあなたにあったプランに乗り換えることをお勧めします。このブログでは人柱でいろんな回線を契約し実際に体感・レポート記事を書いています。

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