iPad 第8世代を購入してiPadを触るのが楽しくて仕方がないです。「使っていて楽しい」のはApple製品の最大の特徴ですね。WindowsやAndroidにはないこの感覚の正体は未だに分かりません。UIだとかデザインだとか複合的なものなのでしょうけれども、このモチベーションを仕事にも利用したいと思います。
私の環境は、スマホはAndroid(Galaxy Note 10+)、パソコンはWindows、そしてタブレットはiPadです。iPad アプリをご紹介しているサイトでは、なぜかiPhoneやMac利用を前提としていることが多いですが、私の環境と同じ方も結構いらっしゃると思います。
可能な限り「マルチプラットフォームで利用できるサービス」を利用することにしました。
今回は、私が仕事で使うアプリをご紹介したいと思います。これまで使っていたものに加え、iPadを購入を機に乗り換えた物もあります。iPadを購入して約2週間利用して、この構成でうまく運用できています。
それではご紹介をしていきましょう。
仕事をバリバリこなせる6アプリ
1. Notion
Notionは、データベースアプリで情報の集約場所としています。従来、Evernoteで管理をしていた情報で重要度の高い何度もみなおす可能性のある情報や、保管しておきたい情報を溜め込んでいます。いわゆる、おひとりさまWikiのような使い方をしています。仕事のみでなくプライベートの情報も入力しています。
高機能で取っかかりにくいところがありますが、使い方のコツが分かってしまうと手放せなくなってしまいます。PDFやファイル内の検索ができない点以外は大満足です。現在は有料プランに加入しています。
ウェブ版の他、Windows版、Mac版、Android版、iOS版があります。完全マルチプラットフォーム化されています。ただ、バリバリ編集はPCやMacからの方が効率がいいと思います。?
2. Scrapbox
Scrapboxは、アプリの提供はなくウェブ版のみです。カード型Wikiのようなサービスです。Evernoteの名刺管理からScrapに移行しました。人脈管理に使っています。ページごとの連携がものすごく便利で人と人の繋がりが把握できるのが面白いです。無料版を利用しています。
具体的には、一緒にお仕事や食事をしたときに、イベントページを作成して参加者を登録しておくと意外な繋がりや過去のコンタクトを把握できます。会社や所属、出身校や出身地なんかもキーワード登録しておくと自動で連携してくれます。これがめちゃくちゃ便利です。
3. FiiNote
FiiNoteは手書きができるメモアプリです。マルチプラットフォームではなくウェブ版とAndroidアプリ版となっています。Androidでは優秀な手書きアプリがなかなか見つからなかったのですが、ついに見つけました。
FiiNoteは何が素晴らしいかと言うと基本はテキストベースのメモ帳なんですが、テキストと手書きを混在できる点が便利です。
上の画面を見ていただければ一目瞭然でしょう。このようにテキストと手書きを混在できるのです。画面のどこにでも手書きに文字を書けて、それが行にはまり込みます。今回の例の「アプリです」はこのあと「今までなかった」の後にはまりこむので、きちんと行にはまりこみます。手書き文字をテキストにOCR変換することも可能です。
イメージを入れて手書きで書込みをしたり録音メモもできたりもします。ToDoのチェックボックスを入れるとその行だけ別でリストアップなんてこともできます。
議事メモのテンプレートを使ってひたすら打合せメモをイメージや手書きで残す用途で使っています。ToDoなどは別アプリに転記して管理しています。
打合せはiPadではなくGalaxy Note 10+を利用している私にとってFiiNoteの機能は神機能すぎて手放せません。少し癖があるアプリですが、Galaxy Noteユーザーの方にぜひ試してもらいたいアプリです。
4. MetaMoji Note
MetaMoji Noteは手書きメモアプリです。Windows版、Android版、iOS版があります。少し古くささを感じるUIですがWindows版とAndroid版があるノートアプリは希少な存在です。しかもクラウド連携でデータを同期してくれるのが素晴らしいです。ただしMac版はありせん。
手書き文字のOCR認識はしてくれませんが別売のmazec3を使えば手書き変換は可能です。私は使っていません。GoodNotesのように手書き文字のOCR認識をしてくれると超絶嬉しいのですが。
ちなみにiOS版ではMetaMoji Note 2がリリースされていますがクラウド連携がありません。つまり第一世代のAndroid版やWindows版とのデータ連係はできません。クラウド連携と他のプラットホームでも第二世代をリリースして欲しいものです。
用途としては手書きノートや考えなどをまとめています。仕事の考えを整理したりイメージを絵に描いたり、文字では表せない手書きならではの良さを発揮してくれるノートです。
5. MindMeister
MindMeisterはウェブ版、Android版、iOS版アプリがあるマインドマップアプリです。
マインドマップはアイデア出しやブレインストーミングに最適なツールですが仕事に使っています。私は仕事は多岐に渡るプロジェクトを横断的に掛け持ちしているためそれぞれの進捗とタスク管理が複雑でとても頭の中で覚えきることはできません。
プロジェクトごとにFiiNoteで書いた打合せメモより要点と課題点を書き出します。この時にふと思いついた課題なんかも書き残します。こうすることで問題点ややらなければならないことが可視化されます。
6. MeisterTask
さいごにご紹介するMeisterTaskはウェブ版、Android版、iOS版アプリがあるカンバン方式のタスク管理アプリです。
看板アプリはTrelloなどが有名ですがMeisterTaskはMindMeisterと連動できるのが神機能です。マインドマップ上で発生したタスクをMeisterTask側に自動に取り込めます。MeisterTask側で内容変更するとMindMeister側の内容も更新されます。
このため、MeisterTaskは全体のやることと状況を俯瞰的に把握することかできますし、MindMeisterでは案件別でやることや課題を確認できます。このように切り口を変えて見られる事が重要でこれまで気付か無かったことに気づけたりするのです。
過去の呪縛から解き放たれた
Evernote、One Noteからの開放
これまでは情報を情報をまとめることに集中しすぎて、まとめることに疲れてしまうこともしばしばあり本末転倒な状態でした。EvernoteやOneNoteなどひとつのツールでまとめて情報管理をしようとしていたのも間違いだったと思います。
いろんなツールを使うことで情報が拡散してしまうのではないか。という心配がありましたが、情報の性質によって使い分ける方が効率がいいことに気がつきました。
ウェブクリッピングなどもいい例です。あとで見るかも?と保存したものは99%後でみません。本当に必要な物は、きちんと情報整理をしてNotionに保管するようにしています。一手間が掛かりますが結局はこれが後になってゴミが溜まらないことに気がつきました。
Evernoteに保管した10年以上のデータを数年見ていませんがまったく困った事がありませんがそれが証拠ですよね。
ToDoアプリからの開放
また、○○日までに○○をやらなければならない。というToDoアプリを使う事も辞めました。やらなきゃならないのは分かっていることです。看板タスクアプリMeisterTaskで毎日、目にする事でし忘れを防止できます。当然締め切り日をセットすることでToDoアプリのようにも使えます。
この○○日までにしなければならない。という考えが私にとってストレスでした。締切りは遠くても今すぐ始めなきゃならないものや少し余裕があるものなど性質はバラバラ。キチッと○○日の○時?○時にやる。とセットするのはできなくはないけれども細かくセットする意味がないと感じていました。
予定が変わりできなかったこともしばしば。そうすると期限切れタスクとして警告にあがり毎回、締め切り日の延長をしなきゃなりません。何やっているんだか?と思っていました。
ToDoリストの整理のために時間を使うのではなく本来の仕事のタスクに対して考える時間、作業時間を使うべくToDoリストの利用を廃止しました。
さいごに
いかがでしたか?今回は文字が中心のご紹介となりましたが、実際にビジネスにバリバリ使っているアプリ群、サービス群をご紹介させていただきました。メジャーではないサービスではないものも多くご紹介させていただきましたし、WindowsとAndroidとiPadのマルチ環境での利用を想定したものも、あまり無いと思います。
ぜひ参考にしていただきみなさんの快適なビジネスライフの一助になれば幸いです。