コンパクト&軽量なデジタルペン&デジタルノートの、ワコム「Bamboo Slate small」(13,538円)。前回、レビュー記事でご紹介しましたが、大きな不満点が2つありました。
- ペン先が太くて書きにくいし純正品の価格が高い
- 自由なノートが使えるが純正ノートが価格が高い
ペン先は3本で定価1,100円、ノートは3冊で定価2,200円もします。高すぎませんか!?いいものなら消耗品ビジネスで儲けることもできると思うのですが、ここはワコムさん、商売っ気はないようです。根っからの技術屋さん?
そこで今回は、実際に使ってみてすこぶる使いやすいペン先とノート、そして書き終わったノート(ページ単位)を保管するファイル(バインダー)をご紹介します。これを買うとBamboo Slateがより快適に使えるようになりますよ!
気になる方は、チェックしてくださいね!!
交換用ペンと、ノート、保管用ファイルを購入
1.交換用ペン:PILOT HI-TEC-C 0.4mm(超極細)
まずは交換用ペン。細さ・長さが重要ですが、書きやすくないと意味がありません。ゲルインキタイプで書き心地に定評のあるHI-TECシリーズ、PILOT「HI-TEC-C SLIMS LHRF-20C4-B 0.4mm」(10本:1,815円)を購入。
まずは1本、購入しましたが、書き心地が抜群なので10本を追加購入。ゲルインキなので減りが速いのが難点です。1本目は10ページほどで無くなりました。まとめ買いをしておくと安心ですね!
ペンの軸の太さ・長さも純正品とほぼ同じなのでペンに装着してもまったく違和感なしです。ペン先は0.4mmと極細でペンの滑りも滑らかなになりました。
2.交換用ノート:マルマン L1300P [A5 ルーズリーフパッド]
ノートは、1枚ずつ使えるルーズリーフが便利です。また、Bamboo Slateは位置がずれないように固定する必要があるのでパッドタイプを選択。書きやすさに定評がある、maruman「L1300P [A5 ルーズリーフパッド メモリ入7mm罫]」(1冊:226円)を購入しました。
Amazonでまとめ買いするよりも、ヨドバシドットコムで一冊単位で都度購入した方が安い場合もあるので、安い方で購入するといいと思います。
パッドタイプなのでBamboo Slateに挟み込む事ができます。
L1300Pは7mm罫と広めなので書きやすいです。6mm罫だと狭すぎて書きづらく感じました。5mmの方眼紙タイプもありますが在庫切れがちで手に入りにくいようです。もっとも標準で売れ筋の、L1300Pを使うことにしました。
3.ファイル(バインダー):コクヨ キャンパス A5 縦 20穴 緑[ル-102G]
ノートを保管するファイルが欲しい所ですが、ルーズリーフにした理由がもう一つ。穴が開いているのでバインダーに保管できるのです。20穴なら何でも構いませんが、今回はコクヨ「キャンパス A5 縦 20穴 緑[ル-102G]」(531円)を購入しました。
何度も開け閉めするので金属製の操作しやすいものを選択しました。軽くて使いやすいです。ファイル外部はクリアでかわいいのも気に入っています。
実際に使ってみた
ペン先の確認をするために先日書いたノートに追加で書き足してみました。
結果のPDFはこちら。「HI-TEC -Cに入れ替えたよ」から下が新しいペンで書きましたが、PDFの結果は線の細さにそんなに差はなように感じました。ノート上では0.4mmでかなり細く感じましたがそこまでの再現率はないようです。
このため太いペンを採用しているのかも?でも一方で細かな格子状の線を書きましたがきちんと再現されています。保管されるファイル上の線の細さは実用上問題無さそうです。
ルーズリーフの書き心地はマルマンの良質な紙のおかげでHI-TEC-Cのペンがさらに滑らかに書けます。
7mmの幅は行を飛ばさずに書く場合、ちょうど良い広さだと思います。
書いた結果のPDFはこちら。うむ。いい感じすね。
さいごに
今回は、ワコムBamboo Slateをより快適に使うための替え芯とノート、そして保管用のファイル(バインダー)をご紹介しました。
一点だけ難点があるとすればノートの裏面が使えない。という点です。正確には使えますが位置がずれてしまうため基本的に裏面は使わない運用になると思います。ちょっともったいないですけれど、ね。
気になる方は前の記事を合わせてご覧くださいね!