お風呂の時間を楽しく過ごせるアイテム、「お風呂テレビ」。昔は給湯器のリモコンに内蔵したタイプが主流でしたが、何と言っても高価でした。しかも地上波放送しか見られないとか地デジへの切替が面倒だったり、故障した時の修理も高価だったりと、ハードルも高く高嶺の花でした。
しかし、ここ10年ほどで状況は一変しました。スマートフォンやタブレットをお風呂に持ち込んで楽しむことができるようになりました。防水タイプの機種が発売されています。
ただ、ここでも問題が。防水タイプと言っても完全ではなく、また長時間の利用を想定していません。防水規格のIPX5/8に関係なくどうしても湿気の多いお風呂で利用すると劣化したり機能が低下してしまいます。
私はこれまで3台のお風呂テレビ用タブレットを購入してきました。興味がある方はお時間のあるときにぜひどうぞ。
前回購入した機器は充電端子の接触が悪くなり、わずか5ヶ月で追加購入することになりました。中古で購入したため当然保証は切れているので、泣く泣く追加購入することにしました。このように故障リスクが高いお風呂テレビとして利用するタブレットですが、できるかぎりコストを下げたいですよね。
この機器固有の故障なのか?機種の設計上で起こりうる可能性が高い物かを見極めるため、今回は前回と同じ機種を追加購入しました。
「LG au Qua tab PX LGT31 (ホワイト)」(6,800円)。auのQua tabシリーズの8インチサイズの一応最新モデル「Qua tab PX」です。2016年製。中古品はかなり価格が下がっていますね。
開封の儀
開封といっても中古品なので、付属品は一切無し!本体のみ、プチプチのクッション材にくるまれて送られてきました。ここまで潔いと気持ちがいいですよね! 充電器やケーブル類が無い方は注意が必要です。
開封しました。クッション材から出しただけですが。
きれいにクリーニングされていて状態も悪くありません。液晶に傷もないようです。お風呂テレビは基本的に何も保護をせずに使います。
充電端子はmicroUSB端子です。最近はUSB-Cが増えてきていますが、まぁ問題ないでしょう。ただし充電には時間がじゅうぶんにかかるので注意が必要です。40%くらいからフル充電まで3時間ほどかかりました。
背面です。スピーカーがひとつ、モノラルです。音はあまりよくありません。少し小さめなのでボリュームレベルは70%前後で聞いています。
右側面にスイッチ類が集中しています。一番上が電源、二番目がボリューム、三番目はauの独自キーのようで、利用しません。一番下にはmicroSD、SIMスロットとなっています。ここも使いません。
左側面には何もありません。写真はありませんが上の面も同様に何もありません。
タブレットの電源をONにしました!!auのロゴが表示されますがWi-Fiで利用します!!
不要なものは極力OFFにしよう
お風呂テレビの設定で注意したい点は次の通り。
- Googleアカウントは専用アカウントを準備しよう
- 位置情報はOFFにしよう
- 不要なアプリは削除、または非表示にしよう
とても重要です。
Androidアプリを導入するにあたり普段使っているAndroidアカウントを利用する場合でも、YouTubeを視聴するアカウントは分けた方が無難。理由は誤操作による誤爆に備えるためです。
ディスプレイに水がかかると思っていない操作をしてしまい、「いいね!」を押してしまう事があります。万一、コメントを投稿してしまうこともあるでしょう。その場合のリスクは想定しきれません。
また、同じ理由で位置情報をOFFにしてカメラやSNS系のアプリ、ファイル操作ができるアプリは削除または非表示にしておきましょう。私はNova Lancherの有料版を利用して非表示にしています。
画面には必要最低限のアプリのみ表示させることで操作もしやすいですしね。ぜひ参考にして快適なお風呂タイムをお過ごしくださいね!!