お風呂でテレビ鑑賞をするために購入したXPERIA Z3 Tablet Compact。2014年11月から約1年9カ月、毎日家族のお風呂タイムを快適なものにしてくれました。
画面をキレイにするために湯船につけることがあったのですが、だんだんと防水性能が低下してきていたようで本体内に水が混入し電源が落ち、起動しなくなってしまいました。
毎日、使っていたお風呂テレビが使えないとなると家族からのブーイングが出てきます!そこで急いでAmazonで探したところ、何と防水性能がついた8インチタブレットが15,000円弱のお値段であるではありませんか!!
「KYOCERA au Qua tab KYT31 White」(13,480円)です。
いわゆるauの白ロムタブレット。価格は日々変動していますが私が購入した9月1日では約14,000円でしたがだいたい15,000円前後で販売されているようです。
XPERIA Z3 Tablet Compactは未だ人気が衰えない人気機種で、価格は4万円超え。若干性能が劣るものの、Qua tab 01は約15,000円。お風呂テレビ目的なら、どちらを購入するかは明白ですね!!
今回は、お風呂テレビに最適なQua tab 01をご紹介します。
Qua tab KYT31(Qua tab 01)の性能確認
Qua tab 01は(クアタブだと思ったら、キュアタブだった!)2015年7月発売で発売後1年以上経過しています。2016年7月に後継機のQua tab PXが発売になっています。
Qua tab PXもAmazonで17,000円前後で販売されていて既にお得感満載ではありますが、前機種との違いを確認しておきましょう。
型番 | Qua tab 01 | Qua tab PX |
---|---|---|
CPU | Snapdragon 615 MSM8939 1.5GHz クアッドコア + 1.0GHz クアッドコア | Snapdragon 617 MSM8952 1.5GHz オクタコア |
OS | Android™ 5.1 | Android™ 6.0 |
RAM容量 | 2GB | 2GB |
ROM容量 | 16GB | 16GB |
ディスプレイサイズ | 約8インチ | 約8インチ |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約125×214×7.9mm | 約124×211×7.8mm |
重量 | 約286g | 約310g |
電池容量 | 4,000mAh 待ち受け 約920時間 | 4,800mAh 待ち受け 約800時間 |
防水 | IPX5/IPX7 | IPX5/IPX7 |
防塵 | IP5X | IP6X |
大きな違いはOSがAndroid 6.0になっている点と重量が約25gアップ、CPUも若干性能UPしている点でしょうか。ほぼ性能の差はないと思われます。このスペック差で2,000円程度の価値を感じられるか?が購入の決め手になりそうです。
Qua tab 01開封の儀
パッケージは驚くほどシンプルでコンパクトです。
しかも薄い。
iPhone SEと比較してもこんなにコンパクト。8インチタブレットがこの中に入っているとは。
背面。
各種仕様が書かれています。
ドロイドくんもいます。
開封しました。いきなり本体がお出まし。最近はこのパターンが多いです。
内容物はQua tab 01本体とマニュアル類、以上です。ケーブル類は一切ありません。この割り切りがいいですね。価格を抑えるためなら大歓迎です。
本体を見ていきましょう。ひじょうにコンパクトです。
背面は丸みを帯びています。厚さを感じますが手に馴染んで持ちやすいです。
本体前面上部にカメラがありますが画質は期待しない方が良さそうです。
本体下部にmicroUSB充電端子があります。キャップレスで防水となっています。これはうれしいですね。ただしお風呂に入った後は念のため、1時間ほど乾かした後に充電するにしましょう。
左下の加工はこのようになっています。
右下の加工はこのようになっています。
左サイドにはボタン類はありません。SIMとmicroSDカードスロットがあります。
上面に電源ボタンとイヤホンジャックがあります。これもキャップレス。
背面にカメラとボリュームボタンがあります。ボリュームボタンがこの位置にあるのは珍しいです。慣れるまでちょっと違和感があります。
XPERIA Z3 Tablet Compactと比較してみましょう。ほぼ同じ大きさです。左がQua tab 01、右側がXPERIAです。
XPERIAを上に重ねてみました。若干、XPERIAが小さいかな?という程度。
厚さも言うほど差はありません。
電源を投入!
Qua tabのロゴが表示されました。
起動後の画面はauの不要なアプリが多数あったためいつもの通り削除しまくりです。その他は特に変わったことはない普通のAndroidタブレットです。
Qua tab 01を使ってみた
液晶は高解像度です。15,000円前後のタブレットは1280×800のHDディスプレイが一般的ですが、Qua tab 01は1920×1080のFHDです。文字にぼやけがなくてクッキリ快適です。一度、FHDを使うとHD液晶には戻れないですね。
スピーカーはステレオではありませんが、前面スピーカーのため音にこもりがなくクリアです。動画視聴にもってこいです。
Qua tab 01マニュアルの9ページにお風呂使用に関して記述がありました。
湯船には浸けたらダメだけれどお風呂で使う事はOKとあります。XPERIAには明確に記載がありませんでしたが、Qua tab 01はメーカー公認です。公式お風呂テレビだ!
Qua tab 01のここがGood!
- 1920×1080pxのFHD液晶
- モノラルだけど前面スピーカー
- メーカーがお風呂での使用を説明書でうたっている
- 15,000円前後と安い
いやはや本当にお風呂テレビのために生まれてきたかのような端末ですね。総合的にコスパ最高な端末といえそうです。
Qua tab 01のここがうーん
- バイブレーションがない
- au関連アプリが不要
- カメラはおまけ程度
細かな点ですがバイブレーションがありません。タップしたときにブルッと震わせたい方は注意。カメラは前面200万画素背面500万画素なので期待しない方が良さそうです。
さいごに
auの8インチタブレット。お風呂テレビとして最高!と書きましたが、15,000円前後なので水濡れで故障してもショックが少ないというのも大きな点ですね。4万円超えのXperia Z3 Tablet Compactが故障した時はショックでしたもん。
実はその後、電源オフをして約1日放置していたら復活しました。でももうQua tab 01を買った後だったのと防水性能が低くなっている事が予想されるため、お風呂での利用を禁止することにしました。普通の環境でていねいに利用しようと思います!
ちなみに、Qua tab 01をmineoのAプラン(au回線 MVNO)で利用する場合、auショップに持ち込み、SIMロック解除手続きが必要となりますのでご注意ください。費用は3,000円となります。