ツイッターのようなSNSサービス、マストドン(Mastodon)が6月14日、バージョン2.9.0となりました。PCブラウザで閲覧した際のUIが、Twitterのようなシングルカラムがデフォルトとなりました。
これまでのマルチカラムも選択が可能で、既存ユーザーは設定を変更しなければ、マルチカラムのままとなります。シングルカラムであってもこれまでの機能はすべて利用可能です。
Mastodon 2.9.0までのマルチカラム
マストドンの楽しさを象徴する複数のタイムラインを一度に確認できるマルチカラム。フォローした人を閲覧したり、参加するインスタンス(サーバ)全体のタイムラインを表示するローカル、連携するインスタンス全体のタイムラインを表示する連合タイムライン。
マストドンをはじめてすぐに楽しめるポイントがここにありましたが、利用者が増えるにつれその効果や意味合いに変化が出てきたと言うことなのでしょうか。
マルチカラム/シングルカラムの切替えは「外観」で設定
マストドン 2.9.0 から採用されたシングルカラムは、新規登録したユーザーのデフォルト設定は、シングルカラムになります。従来のユーザーはマルチカラムのままとなっており、好みで双方切替え可能です。
切替えは、「ユーザー設定」→「外観」→「上級者向けUI」で「上級者向けUIを有効にする」をONでマルチカラム、OFFでシングルカラムとなります。変更後、画面下部の「変更を保存」をクリックして反映されます。
Mastodon 2.9.0 でデフォルト設定になったシングルカラム
シングルカラムになりました。Twitterライクなデザインになりましたね。画面の横幅が広がり余裕があるものになりましたが、これがデフォルトになってしまうとマストドンの楽しさが初期ユーザーに伝わりにくいかもしれません。
とは言ってもすでにスマートフォンで表示させた場合はリキッドデザインで、すでにシングルカラムになっていたので大きな影響ではないのかも。
シングルカラムでもローカルタイムライン、連合タイムラインは表示ができます。右サイドバーで切替えることができます。よく利用する人はマルチカラムにしておく方がいいかもしれませんね。
今回は、マストドンがTwitterライクのシングルカラムになったよ!というお話しでした。