2018年12月に発売になった、FireTV Stick 4K。前々から気になっていたのですが、すでに3台もFireTV Stickを持っているので、新たに買い足すことをためらっていました。
2017年に4Kテレビを購入したのですが、買うタイミングも逃していた。という事情もありましたが、2019年5月、ようやく「Fire TV Stick 4K – Alexa対応音声認識リモコン付属」(6,980円)を購入するに至りました。
開封の儀
firetv stick 4Kが我が家にやってきました。例のごとくAmazonらしいパッケージです。最近のAmazonデバイスは、Alexaが搭載されているものが増えました。自然と浸透していく戦略は実にうまいですが、一方で怖さも感じます。
側面に同梱内容と動作環境が書かれています。Alexa対応のリモコンは第二世代。4K視聴にはUltra HDのテレビと高速Wi-Fi回線が必要となります。
背面に商品特徴が記載されています。4Kに加え、HDRとDolby Vision-Amosを搭載。普及版との価格差2,000円がここに現れています。
特徴をまとめると、ALEXA、4K ULTRA HD、HDR(ハイダイナミックレンジ)、DOLBY VISION・ATMOS、CPU クアッドコア、Wi-Fi 802.11ACとなります。
開封していきましょう。中から黒いパッケージが出てきました。
内容物は、Fire TV Stick 4K本体、ACアダプター、microUSBケーブル(電源用)、HDMI延長ケーブル、Alexa対応リモコン、単四電池、マニュアル類となっています。
これがリモコンです。Alexa対応の他、テレビの電源ON/OFF、ボリューム調整ができるのが大きな機能追加と言えます。
テレビを操作するため赤外線発信窓があります。
背面はこんな感じ。
FireTV Stick本体。以前のモデルより若干サイズアップしましたがそれでもコンパクトです。このサイズでビデオサービスを楽しめるのは本当に驚きです。魔法のボックスですね。
底面にPower、電源端子があります。付属のmicroUSBを接続し給電します。
背面にはライセンス関係が書かれています。
前モデルと比較してみましょう。まずはFireTV Stick本体。上が4K。ロゴが違うのが目に付きますが、本体サイズも若干長くなりましたがその他大きな差はありません。
リモコンを比べましょう。左が第二世代リモコン。第二世代になり、リモコンはコンパクトになりました。左上に電源ボタン、中央下部に音量、ミュートボタンが追加されました。
右が第二世代。FireTVのリモコンは電池交換のしにくさが指摘されていましたが、第二世代で少しだけ改善されたように感じました。それでも一般的な家電製品に比べるとまだまだ交換しにくいと感じます。ここだけはAmazonらしからぬ不親切さを感じます。
以上、開封の儀でした。
Fire TV Stick 4Kを使ってみた
4Kモニタに接続をして電源を入れました。Wi-Fiの設定を終えると続いてAmazonアカウントの設定が必要でした。これまでのAmazonデバイスは購入したアカウントが自動的に紐付いていたのですが、Fire TV Stick 4KはユーザーによるAmazonアカウントのログインが必要でした。これは不便。せめて簡単セットアップができるようにして欲しかった。
初期起動時はFire TV Stickのアップデートが走ります。アップデートを含め4Kモニタに接続する作業を含め、10分ほどで初期設定が完了しました。
LGモニタを利用していますが特に設定をすることなく、リモコンで電源ON/OFF、音量操作ができました。これって共通仕様があるのかな?
Amazon Primeビデオでは4K作品が数十作品公開されていて、4Kモニタに接続されていれば視聴可能です。
再生直後はHD、フルHDの順に変わり、充分な通信速度とバッファが溜まると、Ultra HDとなりました!!
4Kチューナーがない我が家。これまではパソコンに接続してYouTube動画を4Kで再生するしか4Kモニタに4K動画を再生する手段がありませんでしたが、Fire TV Stick 4Kでついに我が家にも手軽に4Kを楽しめる時代がやってきました!!
やっぱり4K動画はきれいですね?。ハイビジョン動画で充分だと思いますが一度、4K動画を見てしまうと大きな画面の場合、4K動画とフルHDの動画の違いが気になるようになりますね。人間は一度ぜいたくをすると戻れなくなる生き物なのですね。あ?怖いな?。
Fire TV Stick 4KのここがGood!
- 4K動画を楽しめる
- 動作がキビキビ動く
- リモコンがAlexa対応が便利
- 付属リモコンでテレビの電源、音量を操作できる
- リモコンの電池が交換しやすくなった
FireTV Stick 4KはCPUが高速化されたこともありキビキビ動きます。(でもものすごく速いか?というとそこまででもありません。)リモコンの機能改善が多く感じました。でも普及モデルも同じ第二世代になったので、4KだけのGoodな点ではありません。
Fire TV Stick 4Kのここがうーん
- Amazonアカウントのログインが自分で必要
- メニューなどが4K画質でない
- リモコンの電池はマシになったけどもまだ交換しにくい
- 内臓ストレージが普及版と同じ8GB
Amazonデバイスのメリットは購入後すぐに使えるという点がありました。セキュリティの観点か不明ですが、自分でアカウント設定が必要だったのは面倒でした。また、メニューが4K画質になっていない点はうーんですね。画面の文字が全体的にぼやけてしまっています。これはアップデートで4Kに対応して欲しいものです。
第二世代のリモコンは機能強化と電池交換のしやすさと工夫は見られましたが、まだ交換のしづらさはあると思います。第三世代では更なる改善を期待します。本体メモリは普及版と同じ8GB。特に不満はありませんが、価格差2,000円ほど機能差があるかと言えばうーんと感じざるを得ません。
さいごに
4Kテレビは徐々に広がっていますがまだまだ高級なもの、もの好きな人が手を出しているもの、と言えるでしょう。このためFire TV 4Kもコスパ最高!という価格設定ではありません。普通の方なら普及版の「新登場 Fire TV Stick – Alexa対応音声認識リモコン付属」(4,980円)で充分だと思います。
セールで価格差が1,500円に縮まることがありますが、4Kテレビをすでに持っている方や近々に購入予定のある方は、Fire TV Stick 4Kを選択するといいかもしれません。