こんにちは。@hitoxuです。余っiPhone4Sをたった945円で子どもに持たせる方法の連載第3回目です。今回もよろしくお願いします。
連載は以下の全5回。お時間があれば他の回もご覧いただけると嬉しいです(^^)/。
余ったiPhone4Sを月額945円で子どもに持たせる方法
- 第1回:経緯とキャリア決定まで
- 第2回:IIJmioの申し込み
- 第3回:Android中古端末(白ロム)に設定 ←今回はココ
- 第4回:iPhone4S中古端末(白ロム)を脱獄せずにSIMフリー化&設定
- 第5回:運用ルールを決めよう
前回は、格安データ通信SIMカード「IIJmio 高速モバイル/D」の購入から契約完了までをご紹介しました。今回はAndroid端末(中古、白ロム)に設定してみましょう。
私が利用したのは「docomo P-01D ホワイト スマホ 携帯電話 白ロム 新品
はじめに、免責事項
私がiPhone4Sを月額945円で利用するために利用した機器や作業をご紹介していますが、動作を保証するものではありません。あなたが本記事を見て実際に作業される場合は、自己責任で作業いただくようお願いします。
本記事の内容を実行された結果について、ひとぅブログおよびひとぅは一切の責任が追えませんのでご了承、ご理解をお願いします。
なぜP-01Dなのか?
まずはじめになぜ、「docomo P-01D ホワイト スマホ 携帯電話 白ロム 新品
まずは価格面。2011年秋の商品でありながら8,000円程度と激安。サイズは高さ 約 110mm×幅 約 55mm×厚さ 約 12.8mm(最厚部 約 12.8mm)で、質量は約 117g。非常にコンパクトです。
バッテリーの持ちが悪い、容量が小さい、と散々でしたが、子ども用のスマホとしてはちょうどいい、と思います。
P-01DにIIJmio 高速モバイル/Dを設定しよう
では設定していきましょう。はじめに、Androidの初期設定を行います。画面に表示された内容に沿って進めば初期設定が完了します。
Googleアカウントは他のAndroid端末と同じものを設定しました。理由は、既に購入した有料アプリを無料で利用できるため、です。
IIJmioのSIMカードで通信できるように初期設定をしましょう。「設定」をタップします。
「無線とネットワーク」をタップ。
画面を下にスクロールし、「モバイルネットワーク」をタップし、以下のAPN情報、パスワード、ユーザー名を設定します。
以上で、ネットワーク通信ができるようになりました!!! ドコモのスマートフォンだと拍子抜けするほど簡単ですね(^^)/。
電話回線は「フュージョン IP-Phone SMART」を使う!
IIJmio 高速モバイル/Dは通信専用でスマートフォンに標準で搭載された「電話機能」は使えません。そこで、IPフォンサービス、アプリを使うことで回避できます。
ここで注意したいのは、IIJmio 高速モバイル/D意外の格安データ通信サービスの場合、IPフォンは使えない場合がある、という事です。
私は、事前に動作報告があったため、IIJmio 高速モバイル/Dに決定しましたが、他の格安データ通信SIMを選択される場合は充分にご注意ください。
フュージョン IP-Phone SMARTについては、ひとぅブログでも記事を書いていますので良かったらご覧くださいね。
フュージョン IP-Phone SMARTの特徴は以下の通り。
- 050から始まる番号を無料でもらえる
- 050から始まる番号で着信が可能
- 留守番電話サービスがある
- 30秒8.4円と安価
何と言っても基本料金が0円というのが凄いです。ユニバーサルサービル料も不要は太っ腹! もちろん着信ができますし、通話料も30秒8.4円と安いです。
よく比較される050plusは月額315円が必要です。通話料は一般電話へは3分8.4円と激安ですが、携帯電話へは1分16.8円と課金が1分単位なのでフュージョン IP-Phone SMARTより逆に高くなる場合もあります。
今回は子どもの利用が中心で電話の発信はほとんどないので、フュージョン IP-Phone SMARTを選択しました。
IPソフトフォンアプリは「Acrobits Softphone」
Google Playには数多くのソフトフォンが公開されていますが、iPhoneでも定評のある、「Acrobits Softphone(533円)」を購入しました。
連絡用メールは新規にGmailを取得
当然、通常キャリアが準備しているSMSやMMSも使えません。Gmailを新しく取得して、メールアプリに設定しましょう。はじめからGmailを使っておけば今後、機種変更をしてもアドレスが変更する必要も無いので、便利ですよね。
Andoroid端末(P-01D)を子どもに使わせるといいところ
- 端末が安い
- 難しい設定は必要なくすぐに使える
この2点に尽きるでしょう。
端末8,000円+SIMカード3,150円+IPソフトフォン533円=11,683円の初期投資の後は、月額945円+通話料のみで運用ができます。このお値段でスマホを持てるならいいですよね。
さらにドコモのAndroidスマートフォンを中古で購入すれば、SIMロックを解除すること無く使うことができます。この点も魅力と言えば魅力でしょう。
Andoroid端末(P-01D)を子どもに使わせるとうーんなところ
- 不要なアプリがいろいろと入っている
- 不要なアプリを消せない
- ネットを制限する方法や設定が煩わしい
- IPフォンの着信が不安定
AndoroidではなくP-01Dの問題ではありますが、不要なアプリがたくさん入っていてさらに消せないのがたくさんあるんですよね〜。これが鬱陶しいです。
アプリを駆使することで非表示にしたり、利用制限をかけたりできますが、私がAndroidに不慣れである事もありますが、設定が難しい。
ネット通信の制限をかけたい場合もできるのですが、簡単に制限をかける方法が見つけられないのはうーんな点と感じました。
IPフォンの着信が不安定なのが残念。IIJmio 高速モバイル/Dの問題なのか、Androidの問題なのか、IPフォンアプリの問題なのか追及はできていませんが、着信時呼び鈴が鳴らず、留守番電話に転送されることが多くありました。(次にご紹介するiPhoneでは着信はすこぶる良好です。)
実際どう?
私自身がAndroidの端末に不慣れ、という事が大前提にありますが、Androidは「何でもできる」ため、それを制限するにはそれなりの知識が必要となり、手順も複雑になります。
じっくりと設定を確認し子どもが使っても問題が無い設定をすれば、機器代も安く手に入り安価にスマートフォンを子どもに持たせることができる手段のひとつだと思います。
さいごに
第3回目はいかがでしたか?格安データ通信SIMカードは、ドコモ回線なのでドコモのAndroidスマホを使えば簡単に使えますね。
さて次回はついに脱獄無しにiPhone4SをIIJmio 高速モバイル/Dで使う方法をご紹介します! こうご期待ください〜。