先週の金曜日(7月6日)にアップルストア(オンライン)でMacBook Air (11-inch, Mid 2012)をBTO注文しましたが、先日(7月12日)に届きました〜。BTOといってもメモリを4GB→8GBにしただけだったので既製品であったのでしょうか? すぐに届きましたね〜。
MacBook Air (11-inch, Late 2010)からの買い換えだったのですがスペックは以下の通り。またブログ記事で購入に至った経緯を書いていますのでよろしければご覧ください(^_^;)。
買い換え前のMBAと購入したMBAのスペック
- 旧:MacBook Air (11-inch, Late 2010) SSD 64GB / Mem 2GB
- 新:MacBook Air (11-inch, Mid 2012) SSD 64GB / Mem 8GB
「SSDは64GBで足りますか?」というご質問をよくいただきますが、私は容量の大きいアプリは入れていませんし、動画編集など重たい処理もほとんどしません。写真データや音楽データなどは外部HDDやクラウド環境に保存しているため、SSDは64GBで充分なんです。実際、現在は37GBほどの利用量です。
MacBook Air (11-inch, Mid 2012)開封の儀
アップルストアからの送られてきたのは無機質な段ボール。しかしこの中に夢の箱が……。
段ボール開梱〜!MacBook Air (11-inch, Mid 2012)ちゃんが顔を出しましたよ〜。まだパッケージだけど。
ジャジャーン。真っ白のシンプルなパッケージです。Appleらしいですね♪。
MacBook Air (11-inch, Late 2010)のパッケージと並べてみました。2010の時はブラックだったんですね。すっかり忘れていますわ(^_^;)。ブラックもカッコイイ。
パッケージも開梱〜。いよいよMacBook Air (11-inch, Mid 2012)ちゃんとご対面〜。
パッケージの蓋の部分にはクッション材が貼られていますが、いつも通りシンプルな梱包です。機器にピッタリのパッケージなので輸送中にがたつくことも少ないので梱包材も最小限ですむのでしょう。これもエコですね。
さて、MacBook Air本体を出してみましょう。本体を包んでいるビニルに引っ張り出すのに便利な“つまみ”があるので楽ちん。親切設計です。
本体の下にはACアダプターと電源ケーブル、マニュアル類のみ。余計なプロバイダやソフトの勧誘のチラシなどは一切ありません(^_^;)。
これが新しい規格のMagSafe 2。何だか平べったく大きくなっちゃいましたね。何で変更したんでしょう?
黒い入れ物に入っていたものは、「Hello. クイックスタートガイド」、「PCリサイクルについて」、「MacBook Air この製品についての重要なお知らせ」、そしてアップルファンには嬉しいお決まりのAppleのステッカー。
MacBook Air (11-inch, Late 2010)では、USBメモリドライブが同梱されており、SnowLeopardに戻せるようになっていましたが、MacBook Air (11-inch, Mid 2012)ではUSBメモリドライブが入っていない!どやってリカバリするんだろう?と思ったら、@hibiki_08さんに教えてもらいました。なるほど。安心しました。
@hitoxu リカバリ領域が用意されてるのでOption押しながら起動とかでOKなはずですたい。
— たかし?さん (@hibiki_08) 7月 12, 2012
でも、実はMacBook Air (11-inch, Mid 2012)では、もっとショックなことがありました。
上がMacBook Air (11-inch, Mid 2012)、下がMacBook Air (11-inch, Late 2010)のクイックスタートガイドですが……。
MacBook Air (11-inch, Late 2010)のマニュアルの表紙をめくると……。「この MacBook Air は、あなたのために生まれました。」と書かれています。このキャッチコピーに心を打たれた人も多いのでは無いでしょうか?
しかしこれが……。
MacBook Air (11-inch, Mid 2012)ではこのキャッチコピーがありません……。ジョブズ氏の死去がここまで影響しているのか?どうかは定かではありませんが、これまでのMacのこのキャッチコピーを無くしてしまうのは残念でなりません。ぜひ復活を期待したいです。
話しが逸れましたが気を取り直して開封の儀を続けましょう〜。ピリピリ〜。
ジャジャーン〜♪
裏側。いつもながら継ぎ目がなくステキ。
左がMacBook Air (11-inch, Mid 2012)、右がMacBook Air (11-inch, Late 2010)。
重ねてみました。もちろん上がMacBook Air (11-inch, Mid 2012)、下がMacBook Air (11-inch, Late 2010)です(^_^;)。大きさはやっぱりまったく同じ。
右側です。USB2.0→USB3.0、Mini DisplayPort→Thunderboltに変更となっています。(ThunderboltにMini DisplayPortを接続可能なようです。)
左側です。MagSafe→MagSafe 2に変更となっています。その他は同じですね。
後ろ側。パッと見ただけではどちらがどちらかは分かりませんね。
MacBook Air (11-inch, Late 2010)のMagSafe。
MacBook Air (11-inch, Mid 2012)のMagSafe 2です。この形状は2010の方が好みでした。ただ、ひっつぎ度はMagSafe 2の方が断然強いです。
そう言えば、MagSafe→MagSafe 2変換アダプタを買っていたのでした。MacBookのACアダプタに着けて自宅で利用したいと思います。
MacBook Air (11-inch, Mid 2012)を開くと紙一枚で液晶を保護しています。
保護シートを取りました。これがまっさらのMacBook Air (11-inch, Mid 2012)ちゃんです♪。こんにちは!これからよろしくね!!
MacBook Air (11-inch, Mid 2012)(左)、MacBook Air (11-inch, Late 2010)(右)を並べて見ましたよ〜。
以上で開封の儀は終了です。お疲れさまでした〜。続いてデータの移行をしましょう。
余談ですがこの写真は、MacBook Air (11-inch, Late 2010)です。1年8ヶ月使ったのですが、筐体はもちろんキーボードも少しのテカリがありますが打鍵感もしっかりあるし、ものすごくきれいです。
新品のMacBook Air (11-inch, Mid 2012)のとなりに並べておいてもほとんど差が分からないほど。品質の高い製品を作るのは日本が世界一!と数年前まで思っていましたが、アップル製品のこの品質の高さは驚きました。恐るべきApple!!
2年前のデザインが未だまったく古さも感じないのも驚きですね。
MacBook Air (11-inch, Late 2010)からMacBook Air (11-inch, Mid 2012)へ環境移行をしよう!
MacBook Air (11-inch, Late 2010)を購入したときは、すでに利用していたMacBookからデータ移行はしませんでした。母艦は他にありMacBook Airはサテライト的に使おうと考えたためです。
今回のMacBook Air (11-inch, Mid 2012)も同様の利用シーンを考えているので、MacBook Air (11-inch, Late 2010)から環境を移行することにしました。Macでは初めての環境移行です。
MacはTimeMachineで簡単にデータや環境が復旧や移行することができる、と漠然と認識していただけなのですが、@ushugyuさんのサイトで紹介されていたWi-Fi経由で移行する方法でやってみました。
うしぎゅうさんのサイトに詳しく書かれていますので手順のご紹介などは割愛します(^_^;)。
私の環境は、WZR-HP-G300NH(NECルーター)で、IEEE802.11a(5GHz帯)で接続、SDDの使用容量は約37GBでしたが、移行に約40分で終了しました。
すごい簡単でした!
MacBook Air同士を接続&実行するだけで後は何もしなくていいのです。Windowsでは新しいPCを買ってきたら、データ移行はもちろん、ソフトウェアのインストールなどめちゃくちゃ時間が掛かっていたことを考えるとまさに雲泥の差です。
AppStoreで購入したアプリをはじめて起動するときに、購入したAppleIDのパスワード入力が必要ですがデータや設定などもしっかり移行できています。
ただ一点だけ、ATOKがうまく移行できませんでした。よく分からなかったので再インストールしました(^_^;)。
それでも全てを入れて1時間半ほどで移行が終わりましたよ〜。
MacBook Air (11-inch, Mid 2012)とMacBook Air (11-inch, Late 2010)のベンチマークテストをしてみよう!
移行後ちょっと触ってみると「起動が速い!」、「さくさく感がある!」という実感はあるのですが、具体的に数値化したいと思います。
MacBook Air (11-inch, Late 2010) 2GB → MacBook Air (13-inch, Mid 2012) 8GB のベンチマークを、@ushigyuさんがされていました。
私はうしぎゅうさんの13インチが11インチバージョンなんです。同じベンチマークアプリを使って計測をしてみましたよ〜。(32bitと64bitで計測できますがうしぎゅうさんと条件を揃えて32bitの計測結果を掲載しています。)
カテゴリ: ユーティリティ
販売元: Primate Labs – Primate Labs(サイズ: 7.5 MB)
MacBook Air (11-inch, Late 2010) 2GB → MacBook Air (11-inch, Mid 2012) 8GBとなります。
MacBook Air (11-inch, Late 2010) 2GB
MacBook Air (11-inch, Mid 2012) 8GB
うしぎゅうさんのように4倍の結果は出ませんでしたが、余裕で2倍以上のスコアをたたき出しました!!このように数字で見るとムフフと笑顔がこぼれちゃいます(^o^)。
なんといっても、MacBook Air (11-inch, Mid 2012)のスコアがほぼ同じだったのも嬉しいですね。13インチの方がCPUも速いと思うのですが、11インチでもじゅうぶん速いと言えるのではないでしょうか。
MacBook Air (11-inch, Mid 2012)とMacBook Air (11-inch, Late 2010)の速度比較ビデオ
筐体の見た目の違いがほとんど無い事は分かった。スコアは2倍以上違う事が分かった。で、実際に動きはどうよ!?ということになりますが、OS Xの起動からアプリ起動、スリープからの復帰、OS Xの終了(シャットダウン)までをビデオに撮影してみましたよ〜。
スコアが2倍の通り、2倍の速さで動いている様子がよく分かります。MacBook Air (11-inch, Mid 2012)、速いっす!!
最後に
いかがでしたでしょうか?WWDC2012の後、RetinaディスプレイでないMacBook Airなんてイラネ!と思っていましたが、とんでもない!反省しています(^_^;)。
特に、MacBook Air (11-inch, Late 2010)ユーザー、しかもメモリ2GBのユーザーは買い換えを強くオススメします!!MacBook Airの携帯性や速度を実感済みだと思います。当時、SSDの速さに驚いたものです。
今でも決して遅い訳ではないのですが、MacBook Air (11-inch, Mid 2012)がものすごく順当なアップグレードとなっています。見た目は同じでも性能は2倍以上。
これまでの快適が2倍になる。ということですね。ひとつひとつの作業が数秒レベルで短縮されます。わずか数秒ですが積み重なれば膨大な時間の短縮となります。
まだまだ使えるMacBook Air (11-inch, Late 2010)ですが、毎日持ち歩いている人、毎日使っている人は間違い無く買い換えが得策だと思います!! タイムイズマネーですね。
もうMacBook Air (11-inch, Mid 2012)を経験してしまった私の体はもう後に戻れなくなってしまいました。ほんとアップルは罪作りですね〜(^_^;)。
ちなみに家で利用する際に11インチでは画面の狭さが気になるかな?ということで外部ディスプレイを接続して利用することにしました。うーん快適です♪。
(補足)
本記事はMacBook Air (11-inch, Late 2010) 2GBから MacBook Air (11-inch, Mid 2012) 8GBへの買い換えの体験記となります。MBA2011ユーザーの方は買い換えのタイミングではないかもしれません。また私はMBA2012 8GBでしたが、店頭モデルの4GBでも充分の満足は得られるとも思います。