テプラで有名なキングジムが、事務機屋さんらしい視点で開発したデジタルメモ「ポメラ」がちまたで人気のようです。
原稿を書く記者や作家などのプロはもちろん、ブログをやっている人など文章を書く人に絶大な支持を得ているようです。
ポイントは以下の点です。
- コンパクト・軽量(わずか300グラムちょっと)
- 起動が速い(わずか3秒)
- ATOK搭載
携帯電話のいいところとPCのいいところをミックスさせた商品です。このスペックは誰もが思いつくけどもできなかったのでしょう。
携帯電話会社だと通信機能を搭載しなければいけないし、パソコンメーカーなら非力すぎるものを出せない。
そう言う意味で事務機屋さんのキングジムがまさに適任だったと言えます。テキスト入力技術は幸いテプラで実績がありますし、ATOKの搭載も実績があります。
私も興味があり検討したのですが、あともう一歩、踏み込んだ仕様だったら……と思い購入をとどまりました。後継機種に期待しつつ引き続きウォッチしたいと思います。
■ 後継機種に期待したい点
- テキストデータの吸い出しをもう少し工夫して
- SDカード内はフォルダを認識して自由に保存できるように
- 行番号の表示を
- テキストファイルを横断した検索を(Grep検索)
つまりデジタルメモとして、「テキストエディタ」が肝になるわけで、この機能を強化して欲しいです。(秀丸エディタといった高機能なものもまでは不要ですがもう少し頑張って欲しい!)またファイル管理機能も非力すぎます。8000文字というのももう少し増やしてもいいのでは?という感想です。
また、携帯電話との連携を期待されている方も多いですが、ポメラ本体との連携、通信機能等は不要だと思います。逆につけられたらもうそれでポメラではなくなっちゃいます。開発者さんはその点はじゅうぶん理解されているようで搭載されることはなさそうですが、保存先を携帯電話でも見られるところに保存できるだけでいいように思います。あとはmicroSDを携帯電話に指して自由に使ってね、というのでじゅうぶんです。
ここまで評判になって売れているポメラ、間違いなく後継機種がでると思います。さて発表・発売はいつになるのかな?