それまで普通に使えていた私のiPhone SEが、突然なんの前振りもなくTouch IDで指紋認証ができなくなりました。仕方なくパスコードを入力して回避していましたが、一度、iPhoneを再起動することにしました。
起動直後に表示されたのが1枚目の写真のメッセージ。
「Touch ID このiPhoneでTouch IDをアクティベートできません。」
うむむ? 再起動してこのメッセージが表示されたのは予想外。嫌な予感です。いろんなブログを拝見したりTwitterでいただいたアドバイスを総合すると、次の状況のようです。
「Touch ID このiPhoneでTouch IDをアクティベートできません。」の根本解決方法
- キャリアカウンターに持ち込んだら無償交換してくれた
- ジーニアスバーに持ち込んだら無償交換になった
- (購入後1年経過しているので)Apple Care+ に加入していないと30,800円の修理代がかかる
今回、iPhone SEはApple Care+に加入はしていませんでした。iPhone SEのApple Care+の価格は13,824円。昨年3月の購入時に渋ってしまったため33,264円が掛かってしまうことに。約20,000円の持ち出しとなります。
状況はだいたい把握できました。
次に私が採る選択肢は次の5つ。
私が取るべく選択肢
- iPhoneを33,264円かけて修理する
- TouchIDを使わずiPhoneをそのまま利用する
- iPhoneを初期化してみる
- iPhoneの利用を諦め、Androidスマホに乗り換える
- iPhoneを自分で分解修理してみる
まず、1について。iPhone 7s、iPhone 8の発売が近いこともあり今回は修理は見送る事にしました。TouchIDが使えないだけなら(実はそうではなかった!詳しくは後述します。)、TouchIDなしで使い続ければいいかな、と。
もしかしたらiPhoneを初期化したら治るかも??と淡い期待を持ちまずは、2と3を採用することに決定しました。
iPhoneを初期化してみた結果……
3のiPhoneの初期化を実践してみましたが結果は上の画面の通り。初期設定のTouch ID設定画面で「失敗」「Touch ID設定を完了できませんでした。戻ってやり直してください。」と表示されました。グスン!
ここで「やり直す」を選択しても結果は同じなので、「Touch IDを後で設定」を選択するしかありませんでした。
こうして、iPhoneの初期設定を行い、お出かけをしたのでした……。
Touch IDを使わないだけの選択肢ではなかった!
症状を甘く見ていました。Touch IDボタンの単純な故障だけではなかったのです!!しばらく使っていると、ホームボタンの周辺が異常に熱くなります。バッテリーの消費も激しく本体もしくはバッテリーに負荷をかけていると思われます。
これはダメだ!!という事で急きょ「4.iPhoneの利用を諦め、Androidスマホに乗り換える」を実践することに。
そもそもデータはクラウドに移行済みなので、iPhoneでなければならない理由はほとんどありません。残っていたのが、日記アプリDayOneです。DayOneは2017年後半にAndroid版、Web版がリリース予定ですが、サブスクリプション契約が必要になったり将来性が不安だったりするので、Android版、Windows版、Mac版、Chrome版、Web版がある、Journeyに乗り換えることにしました。
この件はDayOneからJourneyへデータ移行を含め別途記事に書いてご紹介したいと思います。こうご期待ください。
また、せっかくなので、「5.iPhoneを自分で分解修理してみる」もやってみたいと思います。Amazonで専用工具を購入してみました。こちらも別途記事に書く予定ですのでお楽しみに。
さいごに
長々と書きましたが、Touch IDが使えなくなった!と思ったら結構重症で、本体交換をしなければダメということになりました。というお話しでした。やっぱりデータはクラウドにおいてプラットホームに影響されない環境を構築するのがとても大切ですね。
久しぶりにAndroidをメイン機で利用します。iPhoneを持たない時期があるのはひょっとしたら初めてかもしれません。10万円超のスマホを毎年購入するのはさすがに辛くなってきたというのが本音。5万円以下でじゅうぶんハイスペックなスマホがあるこの時代。家族が利用する端末も考えるとAndroid化を進めるのがコストパフォーマンスを高める事になりそうです。
さて今秋のiPhoneはどうしようかな〜??