子ども向けの人気絵本シリーズ『ノンタン』(偕成社)の生みの親である絵本作家・キヨノサチコ(本名・清野幸子)さんが、今年6月19日に脳腫瘍のため60歳で亡くなっていたことがわかった。葬儀・告別式は親族のみで済ませた。
やんちゃで元気な猫の男の子・ノンタンを描いた同作は、1976年7月に初版『ノンタンぶらんこのせて』が200万部を超えるベストセラーを記録。その後もシリーズ35作、総発行部数2800万部にのぼる人気作品となり、アニメ版ではタレントの千秋らがノンタンの声を担当した。
絵本作家キヨノサチコさんが6月に死去 『ノンタン』の作者(オリコン) – Yahoo!ニュース
子どもたちが大好きなノンタン。最近でも新しいシリーズが出ていたのでまだまだ「現役」でがんばっておられるんだな、と応援していたのですが、突然の訃報でショックを受けています。
私の子どもたちはノンタンが大好きなので、ビデオや本は何度も何度も見たり読んでいます。(今でも)ノンタンには子どもたちの心に優しい気持ちと強い気持ち、思いやりの気持ちを教えてくれた。と感謝しています。
もう新しいお話しはでないのか、と思うと残念でなりませんが、これまでの作品を大切にしていきたいと思います。ご冥福をお祈りいたします。
ちなみに、どの絵本も心温まる内容で大好きなのですが、特に子どもたちが気に入って何度も何度も見ていて、ボロボロになった本があります。「ノンタンことば絵事典」という本で絶版のため残念ながら書店には並んでいません。
この本は日常生活の言葉の中から500語以上が絵で意味をとらえ、例文でことばの使い方をわかるように書かれていて、楽しい絵も所狭しとこれでもか!と細かく描かれています。小学生までのお子さんにはもってこいの本だと思います。見ていて親の方も楽しくなってきます。
現在入手するには、アマゾンで中古品(絶版でかつ人気が高いので高騰しています)を買うか、ヤフオクで落札するか。またはBOOK OFFなどで探して買うかになると思います。BOOK OFFでは恐らく定価以下で買えると思いますので見かけたら即ゲットしてみてくださいね!
ノンタンことば絵事典 牧童社 偕成社 1996-07 |