4インチのiPhoneの最新版、「iPhone SE」が3月31日、ついに発売されました。3月24日16時1分からの予約開始で16時4分に購入完了した私。本日、無事、iPhone SEが届きました!(^^)/
今回は開封の儀からベンチマークの結果までお伝えしたいと思います! 購入を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね! 欲しくなっちゃうこと間違い無しです。(^_^;)
購入したiPhone SEと理由
- iPhone SE 64GB ローズゴールド
- SIMロックフリー版
- Apple Store アプリ経由で購入
昨秋にiPhone 6sを購入し、「これが毎年購入するiPhoneの最終機となる」と前回購入時に心に決めたのですが、その決意は簡単に崩れ去りました。iPhone 5sのグリップ感がどうしても忘れられなかったのです。
「大きな画面に慣れたら小さな画面に戻れない」という意見をたまに目にしましたが、私はiPhone SEの発売日に合わせ、先週の水曜日からiPhone 5sを使い出して先行して画面サイズに慣れることにしました。
結論から言うと、iPhone 6/6sからiPhone SEへ移行しても画面サイズの違和感はすぐに慣れます。
これはiPhoneの画面サイズが変わった時にも経験済みの事で、iPhone 4s→iPhone 5、iPhone 5s→iPhone 6/6 Plusで最初は違和感があったけれど、数日で慣れた経験が皆さんもあることでしょう。要はアレと同じです。
ではなぜ広い画面に慣れたのにわざわざ4インチサイズに戻す必要があるのか?
それは「片手でフリック入力が快適にできるから」。これに尽きます。iPhone 6/6sでも持ち方やケースなどでホールドを工夫してなんとか片手でフリック入力ができるようになりましたが、これだけはどうしても満足のいく操作感を得ることはできませんでした。
iPhone 5sまでの横幅、解像度がフリック入力に最適な大きさだったのです。これはキーボードにこだわる感覚と近いかもしれません。「快適に文字を入力したい」。これがiPhone SEを購入した最大のそして唯一の理由です。
SIMフリー版にしたのは3大キャリアの回線を使うのはもうウンザリで今は契約がないためで、今後も契約するつもりがないため。カラーはローズゴールド意外だとiPhone 5sと差が分からないため、新色のローズゴールドに決定。容量は前回と同様の64GBにしました。
以上がiPhone SEを購入した理由でした。
iPhone SE 開封の儀
お待たせしました。それではiPhone SEを開封して行きましょう。
ちなみに、iPhone 5開封の儀、iPhone 5s開封の儀もやっています。比べてみるのもおもしろいかもしれませんね。
https://hitoxu.com/01617
https://hitoxu.com/03289
今回はヤマトが我が家まで届けてくださいました。感謝。
箱を開けるとiPhone SEの箱が入っています。前回はビニールで貼り付けたような梱包でしたが、今回はキッチリとしています。
パッケージもローズゴールド。
サイドを見ると、iPhone SEの文字が。まだ、「SE」って違和感がありますね。
上部と下部にAppleマーク。この辺はいつもと同じですね。ちなみに文字もマークもすべてローズゴールドなんですね。細部へのこだわり。Appleらしいなぁ。
背面です。64GBにしました。主な機能や大人の事情の説明書きがあります。
全体像はこんな感じ。
ビニールを取りましたぞ。
よく見るとiPhoneは飛びだしています。
斜め下から見てもカッコいいね。
アップルマーク。
iPhone SEロゴ。
背面。
大人の事情をアップで撮影しておきましょう。
いつまで箱を眺めてるねん!って感じですね。すみません。では開封します!!
ジャジャーン! 上ぶたを開けるとそこにiPhoneが。というおなじみの光景です。
見よ!これがiPhone SEだ!って完全にパッと見ただけではiPhone 5sと何ら変わり無いですね。
iPhone SE本体の下にマニュアル類が入ったヤツがあります。
その下にイヤホン、ACアダプタ−、Lightningケーブルが入っています。言わずもがないつもと同じでかつ、いくつ持ってるねん!という人も多いことでしょう。
私はここ数年、この状態から開けたことがありません。そのままにしていまーす。
マニュアル類が入っているヤツを詳しく見ておきましょう。「Design by Apple in California」と書かれています。ちなみに「Made in〜」 はiPhone SE本体に記載されておらず、「Assembled in China」と書かれていました。
中にSIMトレイを開けるピンがあります。
その中にマニュアル類が入っています。Appleロゴシールももちろん入っています。マニュアル類の少なさは今回も健在です。
内容物全体は上の写真の通りです。
まだビニールが付いた状態ですが本体を詳しく見ていきましょう。
背面です。色がローズゴールドなのと「iPhone SE」と書いているためiPhone 5sとの違いが分かる程度です。細かくはエッジ部分の加工が変わっていますが、100人中95人はその違いに気づかないと思います。(iPhone 5sでは「iPhone」と記載されています。)
エッジ部がテカテカしていない加工になりました。iPhone 5sではゴールド意外は金属色がそのまま鋭く光り輝いた加工となっておりシャープでしたが、iPhone SEではサイドと同じ加工がエッジ部にも施されています。
この効果で若干柔らかい印象を受けます。個人的にはiPhone 5sまでの加工の方が格好良くて好みでしたが、iPhone SEのこの加工も悪くないですね。
また、塗装の肌触りも若干違っています。ほんの少しですが滑りにくくなったように感じます。若干ざらざら感があり抵抗が上がったと思います。落下の可能性がゼロコンマ数%でも減れば、Appleに取っても修理件数が減るため嬉しいでしょうね。
前面の斜め下からも見ておきましょう。このエッジ、悪くないですね。
上部。
背面下。
背面上。
ではビニールをはがしましょう。ペリペリ〜。
背面もペリペリ〜。あれ?iPhoneっていつも1枚のシートで前後を覆ってなかったっけ?と思い、iPhone 5sの開封の儀の記事を見直しましたが、同じ形状だったようです。しかしブログ記事を書いていると記録に残っていて便利ですね。(自己満足!)
ジャジャーン!!iPhone SE ローズゴールドです!!! ビニールを取ったので改めて詳しく見ていきましょう。
下部。左側からイヤホンジャック、マイク、Lightnigコネクタ、スピーカー。iPhone 5sと同じ構成。スピーカーはモノラルです。
アップで見ておきましょう。
左サイド。左からサイレントスイッチ、音量ボタン。
iPhone 5sはスリープ/スリープ解除ボタン(電源ボタン)が上部にあります。これに長年慣れた状態でiPhone 6で右側に移動いたときは違和感がありましたが、再び上に戻るとこれも慣れが必要になりますね。
右側にSIMトレイがあります。
それではもう一度、 アップで見ていきましょう。
左上。
右上。
右下。
背面カメラ部。あ、忘れていましたがカメラは800万画素から1200万画素にUPしています。iPhone 5sと同じ形状なので「出っ張り」がありませんよ!
背面左下。
背面下部。
背面右下。
だんだん、書くことがなくなってきました。(^_^;) 写真を多く掲載して楽しんでいただいています!
前面カメラはiPhone 6sで500万画素になりましたが1.2MPのままです。私は特に問題ないのですが自撮りを多様する人は注意が必要かも。
片手ですっぽり収まるこのサイズ感が根強い人気があります。
うん、いいですね。小さいので軽いです。約113gです。(iPhone 5sは約112g)
少し遠目からも見ておきましょう。
個人的にはこの角度が結構好きです。
背面。
ぴかーん!
ローズゴールド、いい色ですね。
以上、開封の儀でした。お疲れさまでした!!!
iPhone SEとiPhone 5sを見比べてみた
せっかくなので、iPhone SEとiPhone 5sを見比べてみましょう。
どっちがどっちか分かりますか? 左がiPhone SE ローズゴールド、右がiPhone 5s ゴールドです。ホント、ぱっと見では違いに気づきません。
下部。iPhone 5sは傷が付いていますがデザインは同じ。エッジ部の違い(鋭い5sと柔らかいSEの差)がこの写真だと分かりやすいですね。
右側から。
上部から。
左側から。
よく違いが分かりやすいように重ねてみました。
おんなじ過ぎて特に書くことはありません。
SIMトレイの位置なども特に違いはありません。
スリープ/スリープ解除ボタンの位置も変更無しです。
最後に背面です。若干カメラの位置に違いがあるという話しをどこかで目にした記憶がありますが、特に見た目では分かりませんでした。
今回は色の違いがあったためまだどちらがiPhone SEか判別できましたが、同色の場合、もっと差に気づかないと思います。また、ローズゴールドでもケースを付けちゃったりすると、完全に見た目はiPhone 5sになっちゃいますね。
iPhone SEをベンチマークしてみた(6s/5sとの比較も)
お待たせしました。Geekbench 3でベンチマークを取ってみました!
メモリは2GB確定、性能はiPhone 6s/6 Plusと同等!
まずは、iPhone SEで測定してみました。Single-Core Scoreは2514、Multi-Core Scoreは4375という結果に。
iPhone SEのシステムインフォメーションです。CPUは1.84GHzとなっています。プロセッサはA9だと思われますが表示はされていません。メモリーは1.96GB。よかった!2GB確定です。
Single-Coreの他機種との比較です。iPhone 6s、iPhone 6s Plusとほぼ同等のスコアをたたき出しています!!周波数が若干低く抑えられてはいるようです。
Multi-Coreの比較。こちらもiPhone 6、iPhone 6 Plusとほぼ同等という結果に。これは予想通りではありますが嬉しい結果です。
iPhone 5sもベンチマークしてみた
iPhone 5sもベンチマークしてみました。Single-Core Scoreは1394、Multi-Core Scoreは2501という結果に。
周波数は1.30GHz、メモリは1GBでした。
iPhone 6sもベンチマークしてみた
最後にiPhone 6sも見ておきましょう。Single-Core Scoreが2542、Multi-Core Scoreが4416という結果に。
Apple A9、1.85GHz、メモリは1.96GB。CPUの周波数かiPhone SEより0.01GHzだけ差がついている形です。
iPhone SEのここがGood!
- 片手で無理なくフリック入力できる
- iPhone 5sと同じデザインでありながらiPhone 6sと同等性能で超サクサク快適
- iPhone 6s/Plusより安価
4インチiPhone最強説は日本では根強いですよね。小型化が好きな日本人。フリック入力という秀悦な日本語入力を手にした今、片手で操作できるハイパフォーマンス機は心躍るものです。
iPhone 5sと同じデザインなので過去のアクセサリーをすぐに使えますしこと筐体に最新のCPUやメモリが詰まっているのかと思うとこれまたワクワクしちゃいます。
iPhone SEのここがうーん
- デザインが同じで目新しさがない
- インカメラが1.2MP
- 3Dtouchが非搭載
過去の資産を利用できるメリットがある一方で、iPhone 6シリーズのデザインで4インチ版だったらさらに興奮も大きかったのでは?と思います。でもここは仕方ないですね。
一方でインカメラの画素数が据え置きだったことと3Dtouchが非搭載など一応、iPhone 6sと差別化をつけている形です。
さいごに
4インチiPhone大好きな私。iPhoneは4sで完成したと思っています。iPhone 5で縦長くなったことでも悲観的になったものですが、iPhone 6/Plusでの大型化は悲惨でした。
それだったらAndroidでもいいじゃん!という事で数々のAndroidを試しては使っています。
今は5.5インチのAndroid端末、honor6 PlusとiPhoneの二台持ち運用をしていますが、動画視聴や大きな画面で見たほうがいいようなコンテンツの場合は5.5インチ端末で、サクッと文字入力をするSNS投稿などはiPhone SEで、といった使い分けをしています。もちろんiPhone SEだけでも問題なく運用可能だと思います。
iPhone SEに買い替える必要はあるか?という記事をたまに見かけますが、これは人それぞれなのでなんとも言えません。iPhone 5sまでのユーザーだとあの快適なiPhone体験を体でよく覚えていると思います。
iPhone 6以降のシリーズになり画面大型化の恩恵より操作のしづらさを感じている方は買い替えを検討してもいいと思います。一方で特に不満を感じてない方はわざわざ買い替えたりチョイスする理由はないかもしれません。
本体サイズのほか、本体価格も安いためキャリアの端末としても安いプランが出てくることも予想されます。あなたの生活パターンやお財布事情に合わせて検討しても面白い機種であることは間違いないと思います。
iPhone 6sと同等スペックで投入されたiPhone SE。この先、3年は使えそうな気がします。新技術や画面の大型を求めない人にはオススメできる端末です!