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WindowsLiveがブレイクしない理由

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ここ数日、WindowsLiveを使ってみて、「こりゃ?WindowsLiveが普及しない訳だ」と思いました。きっと多くの人が漠然と感じていることだと思うのですが、書き出してみようと思います。

以下の記事はあくまで私の主観が大いに入っています。「そんな意見もあるんだ」と気軽に読んでやってくださいませ。
「いや、そんなことはない。」だとか「その他にもこんな事もある」と言ったご意見がありましたらぜひコメント欄にお願いします。

目次

WindowsLiveがいけてる点

  1. デザインが統一されている
    言い意味でも悪い意味でもWindowsチックに青を基調に統一されています。ひと目見た瞬間からマイクロソフトのページだな。と分かるほどです。
  2. 大手が運営している
    泣く子も黙る、天下のマイクロソフトが運営しています。資金繰りに私たちが心配することは一切ありません。余計なお世話です。
  3. サービスが豊富
    SNS、ブログ、フォト、ストレージ……他いっぱい取りそろえています。まさに他がやってるやつは全部取り込むぞ!という勢いです。

(たったこれだけ?)

WindowsLiveがいけてない点

  1. デザインがダサイ
    青が基調というのは百歩譲るとして、広告スペースがページ上部にバーンと表示さえれているのはいただけない。ワイド画面が増えてきたというのに建て幅を占有するページデザインは最近少ないですよね?
  2. マイクロソフトが運営している
    正直、信頼度より不安の方が大きいかも。飽き性なので仕様をころころ変えてくれるので、使い方を覚えたらまた新しく覚えることがでてきたりします。
  3. サービスに統一性がない
    何でもかんでも取り入れすぎて、何がやりたいのか?が明確になっていません。「何でもできる」だけであって「これのために使おう」というユーザーが集まりにくくなっています。
  4. 操作性が悪い
    主観的な部分もありますが、他サイトと違う操作性はどうかと思います。「保存ボタン」を突拍子も無いところに置いてみたり、一瞬で理解できないところに配置されていたりします。
  5. 名前が悪い
    WindwosLiveという名前が悪いのでは無くて、それぞれのサービスの名前が悪いと思います。WindowsLiveSpaceフォトとか言われてもピンと来ない。それならばWindowsLiveフォトにすべき。WindowsLiveやSpaceという名称は一般的に認知されていません。
    サービスが豊富すぎて名前が煩雑になっている感が否めませんね。もっとすっきりした直感的な名前にして欲しいものです。
  6. URLがわかりにくい
    これは重要なことだと思うのですが、マイクロソフトは重要視していないようですね。例えばWindowsLiveのURLは「http://home.live.com/」。WindowsLiveSpaceは?一般的な操作をしていたらきれいなURLを見つけることはできないと思います。リンクをたどっていくと引数がいっぱいついた長いURLばかりです。(正解は「http://spaces.live.com/」や「http://home.services.spaces.live.com/」。)
    これは実に不利です。一般の人が他の人に紹介しようとしたらURLを伝える訳ですが引数いっぱいの長いURLはメールに貼り付けにくいですし有効でないURLだった場合、LiveSearchに飛ばされちゃったりします。
    初心者ならこの時点で、「あれ?何この画面?もういいや」と言ってブラウザを閉じちゃうでしょう。
    この点は大いに改善すべきだと思います。
  7. 閉鎖的
    一応、フォトでもブログでも外部へ公開する機能があるのですが、どれも使い勝手が悪く中途半端な仕様になっています。(例えばフォトなら外部貼り付けでサイズを選べない)WindowsLive内の連携はスムースに行くように設計されていますが(それでも使い勝手はいまいち)、他のサイトとの連携にストレスを感じます。
    Webの世界でもWindowsのように閉鎖的な世界を構築しようとしているように感じます。

以上、長々と書きましたが、総合的な感想として、とても素晴らしい機能が盛りだくさんで、これらがすべて無料で使えるのはありがたい事だと思います。しかしすべてと言っていいほど他にもあるサービスで後発なものばかり。後発だから高機能なものもあれば、そうでないものもある。WindowsLive内での連携は結構スムースだけれども、他のサイトには逃がさないぞ!という感じを強く受けます。

このサイトが10年早く生まれていたら、みんながWindowsを使いながらWindowsLiveを使っていたでしょう。ブロードバンドが普及した時点で投入していればうまくいっていたと思います。

WindowsとOfficeなどパッケージ商品でボロ儲けするビジネスモデルに慣れきっていた当時のマイクロソフトにその判断(決断?)は難しかったのは仕方ありませんが……。

素晴らしいサービス群ではありますが、少し使ってみて、結局継続して使おうと思ったサービスはひとつもありませんでした。これからの巻き返しに期待します!

余談ですが、MSNビデオ?Soapboxは高画質・時間無制限(と思う)、総容量無制限(と思う)ので別のサイトでお世話になっています。しかしこのサイトもマイナーで見つけにくいし、MSNビデオもぜんぜん盛り上がっていないし使いにくい。マイクロソフトは何をしたいのでしょうかねぇ?

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