adiaryは携帯電話の閲覧も標準で対応しています。Google Adsenseが携帯電話に正式対応したので設置してみようと思ったのですが「モバイル コンテンツ向け AdSense」は表示用プログラムを直接埋め込む必要があります。そこでadiaryを改造してモバイル コンテンツ向け AdSenseが動作する方法をご紹介したいと思います。
adairy2.002で動作確認をしました。変更を加えるファイルは変更前に必ずバックアップを取ってから改造してください。また改造を行う場合は自己責任でお願いします。ひとぅおよびひとぅブログは一切の責任は負いかねますのでご了承ください。
目次
■ 1.「モバイル コンテンツ向け AdSense」でコードを取得する
- Google AdSenseにログインする
- 「モバイル コンテンツ向け AdSense」をクリック
- 表示させる広告の各種設定する(広告タイプの選択、広告スタイルの選択、広告チャネルを選択)
- 「広告コードを取得」画面で「サーバー サイドのスクリプト言語」で「CGI/Perl」を選択、「AdSense コード」をコピーしてメモ帳に貼り付けておく
■ 2.adiaryの改造
- 「/lib/Satsuki/Diary.pm」をFTPでダウンロードし秀丸エディタなどで開く
- 852行目当たりの
foreach(@$logs) { $_->{text} = $tag_escape->escape($_->{text}, $url_wrapper); $_->{text} =~ s/\x05/$self->{phone_query}/g; $_->{text} =~ s/\x06/$self->{phone_proxy}/g; if ($_->{children_cache} ne '') { $_->{children_cache} = $tag_escape->escape($_->{children_cache}, $url_wrapper); $_->{children_cache} =~ s/\x05/$self->{phone_query}/g; $_->{children_cache} =~ s/\x06/$self->{phone_proxy}/g; }
の次の行に「AdSense コード」を貼り付ける
- 「AdSense コード」の最後から2行目の
print $google_ad_output->content;
を
$_->{text} = $google_ad_output->content.$_->{text};
のように変更する(上記の例は記事本文の上部にAdSenseを表示します)
- 「/lib/Satsuki/Diary.pm」を上書き保存しFTPでアップロード
以上で完了です。48時間以内にAdSenseが表示されるので携帯電話で正常に動作するか確認してください。