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【楽天モバイル評価 その2】管理アプリ「my 楽天モバイル」の使い勝手と改善提案。必要な情報へのアクセスと広告表示について

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前回の「Rakuten Link」に続き、今回は契約内容や利用状況を確認するための管理アプリ「my 楽天モバイル」について評価します。

このアプリは、毎日頻繁に開くものではありません。多くのユーザーにとって、月に数回、データ残量や請求金額を確認するために立ち上げるのが主な用途でしょう。

だからこそ、使いたい時には「サッと確認して、サッと終わりたい」。それが管理アプリに求められる本来の姿はずです。

しかし、実際の使用感としては、ユーザーの「確認したい」という動線よりも、企業の「見せたい」という販促が優先されている印象が拭えません。今回は特に、UI設計(画面の使い勝手)における課題と改善点を具体的に掘り下げてみたいと思います。

目次

目的の情報に辿り着くまでの「距離」が遠い

まずアプリを開いて感じるのが、メインの目的である「データ利用量」や「請求額」へ辿り着くまでの視覚的な距離の遠さです。

ホーム画面の一等地(ファーストビュー)を占拠しているのは、多くのユーザーにとって今すぐ必要ではない「キャンペーンのお知らせ」や、加入を促すための「オプションプランのおすすめ表示」です。

ユーザーが本当に知りたい「今月あとどれくらい使えるか」「いくら請求が来ているか」という重要情報は、これらの色鮮やかなバナー群をスクロールして乗り越えた先にようやく配置されています。

いわば、「自宅のポストを開けようとしたら、まず大量のチラシをかき分けなければならない」ような状態です。

管理アプリにおいて最も優先されるべきは「現状のステータス確認」です。販促情報が優先され、ダッシュボードとしての機能性が低下している点は、アプリの設計思想として見直すべきではないでしょうか。

誤操作を招きかねないポップアップの仕様

さらに深刻なのが、操作中に割り込んでくるオプション勧誘のポップアップ広告の仕様です。これには、UIデザインとして改善を強く求めたい点があります。

1. 操作の腰を折る表示タイミング

利用状況を確認しようと画面をタップしようとしたその瞬間に、ポップアップが表示されることがあります。思考と操作の流れが断ち切られるだけでなく、意図しないタップを誘発しかねない挙動です。

2. 「閉じるボタン」の視認性と配置

特に問題だと感じるのが、ポップアップを閉じるための「×ボタン」や「閉じる」という表記のデザインです。

申し込みボタンが大きく鮮やかな色で主張しているのに対し、閉じるためのボタンは、背景に溶け込むような薄いグレーで、しかも画面の端に小さく配置されているケースが見受けられます。

スマホの操作に詳しくないユーザーや高齢者がこれを見た場合、閉じる方法が一瞬わからず、焦って「申し込み」ボタンを押してしまうリスクがあります。意図的な設計ではないと信じたいところですが、結果として誤加入を誘うようなUIになってしまっているのは否めません。

ここで、現状のアプリにおいて特に注意が必要なポイントを表にまとめました。

注意ポイント遭遇する場所ストレス・リスク詳細
情報の迷路化ホーム画面★★☆必要な情報を見るために、大量のバナー広告をスクロールして通過する必要がある。
突然の割り込み操作中全般★★★タップしようとした瞬間にポップアップが出現し、誤操作を誘発するタイミングで表示される。
閉じるボタンの埋没ポップアップ「×」や「閉じる」が背景と同化するほど薄く小さい。誤って加入ボタンを押すリスクがある。
【広告】

改善提案:信頼される「マイページ」であるために

楽天モバイルが目指す「最強プラン」は、料金や通信品質だけでなく、契約者が安心して使えるアプリ環境もセットであるべきです。

以下の2点について、早急な改善を提案します。

【提案1】ホーム画面の優先順位の適正化

ファーストビューには、データ残量と請求額のみを表示し、広告やおすすめ情報は別タブに分ける、あるいは画面下部に配置するレイアウトへの変更を望みます。ユーザーが見たい情報を最優先に表示することこそが、アプリの利便性向上に直結します。

【提案2】ポップアップUIの健全化

誤操作による加入を防ぐため、ポップアップを表示する場合でも、「いいえ」「閉じる」といったキャンセルボタンを、加入ボタンと同じくらい明確に、押しやすく配置すること。

「間違って押すことがない」という安心感は、企業としての誠実さを示すバロメーターでもあります。

■ まとめ

「my 楽天モバイル」は、ユーザーが自分の契約を管理するための場所(マイページ)です。そこが広告表示の迷路になっていたり、誤操作を誘発するような作りになっていては、サービス全体への信頼感を損ないかねません。

回線数が増え、リテラシーの異なる多様なユーザーが利用するようになった今だからこそ、販促一辺倒ではなく、ユーザビリティ(使いやすさ)を最優先した、誰にでも優しいUIへの刷新を強く望みます。

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