大手3キャリアが月額2,980円プランを発表し、2021年3月から本格的に価格競争が始まります。今回の価格改定はMVNO業者にとっては衝撃的な出来事でしょう。大手キャリアとMVNOとの差別化は価格であって通信品質が低くても価格を優先する人がMVNOを選択してきましたが、そのアドバンテージがほとんどなくなってしまいました。
一般的に通話料が付属しないMVNOは、UQ Mobileの3GB 1,480円は高い通信品質に加え余った通信量は翌月に繰り越しまでしちゃいます。これには太刀打ちできないでしょう。
そんな中、ドコモがアハモを発表して翌日には対抗の「合理的20GBプラン」を発表するMVNO業者がいます!そう、日本通信SIMです。
早速申し込み速度を測定したところ通信品質はおおむね良好でブログ記事にも書きました。12月中旬でもっとも混雑する12時の時間帯でも下り5Mbpsは出ていました。あれから約1か月。通信品質はどうなったでしょうか?
もう少し細かく測定をしてみました。
日本通信SIMの加入を検討されている方は、参考にしてくださいね!
普段は爆速、12時台は速度低下&PINGの数値が悪化
17時、19時台は快適そのもの。下り105Mbpsなんて記録も。通信量がバク食いしちゃいますよ。PINGも30ミリ秒程度と反応も良好。
問題は12時台です。ご存じの通りこの時間帯が最も混雑する時間帯です。
12時34分に下り6.23Mbps、12時40分に3.04Mbpsを記録しました。3Mbpsあればいいのでは?と思われるかもしれませんが、気になるのは初速が遅いという点。12時台は速度は出ていてもPINGが500ミリ秒以上という点。
12月15日前後に測定した12時台のPINGは遅くても200ミリ秒前後でした。これが500ミリ以上・・・。気になる人には気になるでしょう。
余談ですが楽天モバイルの測定値も混ざっています。楽天モバイルは圏内ならば最強ですね!
参考までに昨日の数値。こちらは大阪市中心部での数値。一度、12時34分に0.64Mbpsを記録しました。PINGは566ミリ秒。うむむ、約1か月でこの数値の低下は気になるところです。
合理的プランの発表で申し込みが殺到したのかもしれませんね。
それでも私は、4回線申し込みました
テスト用回線で価格と回線品質のバランスを私は合格点と判断しました。残る家族のY!mobile、IIJmioの4回線すべてを日本通信SIMにMNPしちゃいました!!思い切っちゃったな?。めでたく、ひとりで契約できる5回線に到達しました。
12時台の数値もPINGは遅いものの通信速度はそこそこ出ていますし、日中は爆速です。音声通話70分込み、20GBで1980円。これは安いです。通信量が必要ない妻とおばあちゃんは音声通話70分通話込み、3GBの1,580円のWスマートプランをチョイス。
さぁ、もう後に戻れません!!(笑)ちなみに我が家はほとんど通話はしません!!日本通信SIMさん、がんばってくださいね!!応援しています!!