iPhnoeは長く使えるので、我が家では予備機や動作確認用などおもちゃとして活用をしています。iPhone 6sもまだまだ現役機で、娘も使っていますし、私もアプリの動作確認用に使っています。
しかし普段から使っていないため、数週間利用しないことも多く、バッテリーを充電後に電源をOFFにして放置をしていたところ、久しぶりにiPhone 6sを確認すると無残な姿になっていました。
バッテリーが膨張!画面が盛り上がる程に
iPhoneを横から見ると一目瞭然。バッテリーが膨張して画面を押してしまっています。バッテリーを満充電した状態で電源を切って涼しい引き出しに保管していたはずですが、バッテリー残量はゼロになっていました。
放電してしまったのか、電源を切るのを忘れてしまいそのまま放置しカラッカラになってしまったのが原因なのかもしれません。
バッテリーが膨張する主な原因は次の3つと言われています。
- 充電しながらiPhoneを使い続ける
- バッテリーの寿命
- バッテリーの初期不良
このiPhoneは2018年11月にバッテリー交換をしていました。バッテリーの持ちが劇的に改善して快適に使えていましたが特に問題は感じませんでした。該当するなら三つの初期不良ですが、それも無さそうです。
アップル公式サイトには使わない時の案内で以下のような説明があります。
電源を切る必要は無かったのですね。しかも満充電の状態でした。満充電だったはずですが空になっていたところを考えると何らかの問題が発生したのは明らかです。
長期保管する時は、50%充電してから。
デバイスを長い間保管したい場合は、主に2つの要因がバッテリーの全般的な状態に影響します。保管環境の温度と、保管のために電源を切った時のバッテリー充電量です。そのため、次のことをおすすめします。デバイスのバッテリーをフルに充電したり使い切ったりせず、50%前後充電した状態にします。バッテリーを完全に使い切った状態で保管すると、バッテリーは重放電という状態になり、充電された状態を保てなくなる可能性があります。反対に、完全に充電した状態で長期間保管すると、バッテリーの容量の一部が失われ、駆動時間の短縮につながる場合があります。
バッテリーの使用量を増やさないために、電源を切ります。
湿気のない、32°C以下の涼しい環境で保管します。
6か月以上デバイスを保管する予定の場合は、6か月ごとに50%まで充電します。
デバイスを保管した期間によっては、再度使用する時にバッテリーの残量が少なくなっている場合があります。長期間保管していたデバイスをもう一度使い始める際は、純正アダプタを使った20分間の充電が必要になることもあります。
https://www.apple.com/jp/batteries/maximizing-performance/
データバックアップを取り安全のため使用を中止
毎日利用していると本体の膨らみで異常をもう少し早く気づけて対応ができたと思いますが、ここまで膨張をしてしまった今、このまま使い続けるのは危険だと判断しました。データを待避し、使用を中止することにしました。
iCloudで日常的にバックアップを取っていますが、今回はキチッと物理的にバックアップを取るために市販ソフトを購入してみました。iTunesでバックアップを取るのがスタンダードですが、iTunesは不要な機能もインストールされちゃうので、避けたいのです。
購入したのは、「iMazing」というソフトです。USB接続することでサクッとバックアップができました。(復元は未確認です。)このiMazing、はじめて使いましたが軽くて使いやすいね。買って良かったです。
取り急ぎ電源が入る間にバックアップができたのは良かったです。iPhone 6sは初期化の後、安全に廃棄しました。今までありがとうございました!!
ちなみにiPhone 6sがこの状態になってしまったのに気づいたのは4月10日。新しいiPhone SEが発表されたのは1週間後の4月17日、発売は24日。ひょっとして、ソニータイマーならぬアップルタイマーが稼働した!!!?