先日、「AOLインターネット接続サービスの解約が手軽な件」という記事を書きましたが、先日の時点では、正確には「解約」を完了したわけではありませんでした。
どういう事かと言うと、AOLの解約の手続きは、一度目の電話の後、もう一度電話をする必要があり、その時点で解約が完了となるのです。
その電話を土曜日の夕方にしたのですが、そこでオペレータの方から思いがけないひと言が。
「解約とのことですが、よろしければこの時点で、9月の1ヶ月分を無料とさせていただくことが可能ですが、いかがされますか?」とのこと。
つまりもう一ヶ月間、猶予期間をおいて心変わりしないか、と狙っているわけですね。うむ。この営業戦略は実にうまいですね。
だいたいのプロバイダは解約書類を送ってきて、それを返信して到着、処理後に解約手続きが完了。と手続きを面倒にして、「面倒だからまたにしよう」と考えさせようと思っているのでしょうか。それに比べるとAOLの営業戦略は前向きです。
まとめると、解約手続きは以下の流れになります。
- (ユーザー)AOLサポートセンターに電話(それほど待たされない)
- (AOL)解約の手続き受付。明日以降、月末までにもう一度電話をすれば受付完了とアナウンス。1日になると1ヶ月分の基本料がかかることも案内。
- ?月末までの間に心変わりしないかの時間を取っている?
- (ユーザー)月末ギリギリに2回目の電話。解約する気満々
- (AOL)1ヶ月間基本料を無料にさせてもらいますよ、と営業
- (ユーザー)月末ギリギリなのであと1ヶ月無料ならやってもいいかと心変わり
- ?約1ヶ月間で心変わりしないかの時間を取っている?
- (ユーザー)月末ギリギリに3回目の解約の電話。
- (AOL)解約完了(ふたたび1ヶ月の無料延長は無し)
ちなみに私は今は7番なので8番以降は未確認です。この予定で進むはずですが、この1ヶ月間で状況が変わってAOLを継続することになったら、まさにAOLの思うつぼですね(^_^;)。