日本時間28日早朝に、アップルからタブレットPCが遂に発表されました!名前は「iPad」。予想された名前のひとつだったけれど、私はちょっと驚きました。シンプルでいい名前だと思いますが、商標問題でまた一悶着がありそうです(^_^;)。
発表された情報が小出しで出ているのでまずまとめておきたいと思います。なおこの情報は適宜更新していこうと思います。
■ iPadの現時点で判明している仕様
- OS iPhone OS3.2
- 厚さ0.5インチ(約12.5mm)
- 重さ1.5ポンド(約680グラム)
- 液晶9.7インチIPS液晶
- CPU Apple A4 1GHz
- 解像度 1024 x 768
- Flashなし
- マイク/スピーカー
- カメラ非搭載
- ストレージ 16GB、32GB、64GB
- バッテリー 10時間
- iPhoneのアプリ等倍起動・フルスクリーン起動
- iBooks(ePub形式)
- iBooksストア(開設予定)
- iWorks2010発売(1本9.99ドル・iPad用)
- iTunes同期・iPhone同期はUSB接続
- 3G通信 AT&T 250MB:14.99ドル、無制限:29.99ドル
- 60日以内に発売(アメリカ国外は6月以降(SIMアンロック))
- 価格 WiFi:16GB499ドル、32GB599ドル、64GB699ドル
- 価格 3G :1GB629ドル、32GB729ドル、64GB829ドル
- キーボード一体ドッグ発売予定
次に気になる点をあげてみました。
■ 情報未確認だけど気になる点
- Mac用Bluetoothキーボードは使える?
- Mac用Bluetoothマウスは使える?
- 日本での発売日は?
- 日本の通信会社は3Gデータ通信契約を提供してくれる?
Mac、iPhoneを使いの私から見たiPadのいい点、悪い点をあげてみます。
■ iPadのここがGood
- iPhoneアプリをそのまま使える(オリジナルサイズ・フルスクリーン)
- 駆動時間が10時間
- お値段(予想以上に安かった)
■ iPadのここがNG
- PC、iPhoneとの同期がUSB接続
- 液晶画面の周りの黒い部分が若干広い(もう少し狭くできたのでは?)
こんなところでしょうか。iPhoneアプリを買いに買いまくった私からすれば、オリジナルサイズやフルスクリーンで、iPad上で動作する点は非常に大きいです。一部情報では、オリジナルサイズ・または等倍表示しかできない、と言われてますが、GIGAZINEではフルスクリーン表示もできる、とあります。気になる点はフルスクリーン表示のときにちゃんとスムージングがかかっているか?という事ですね。
iBooksはKindleの対抗馬として自身を持っているようですが、日本ではまだまだいろんなハードルが多そうで残念。また3Gデータ通信専用のプランがAT&Tで提供されますが日本で同じようなプランが登場してくれるのか。がポイントになりそうです。iPhoneを使った人は、いつでもどこでも通信できるという3Gの便利さを知ってしまったら、WiFiオンリーの環境に逆戻りはしたくないです。
またキーボード一体のドッグが発表されましたが、Bluetoothのキーボードやマウスはぜひ使いたいですよね?。また残念な点はMacとの同期がUSB接続だという点。これはBluetooth経由、無線LAN経由もサポートして欲しかった。
発売はアメリカ国内で60日以内、国外は6月以降になるようです。これはかなりガックリ。
と、言うことでとても魅力的なiPadですが、利用シーンをちょっと考えてみました。
■ iPadの利用シーン
- 自宅でパソコンの代わりにブラウジング
- 自宅でYouTubeなど動画を閲覧
- 出先でブックリーダーとして
日本で3G対応が未確定な現段階ではこれくらいしか思いつきません(^_^;)。やっぱり3G対応は必須だと思うな?。でも最も気になるのがこれだけの大きさのものをiPhoneと同じような感覚で果たして持ち歩くのか?という点。iPhoneOSだと思われるのですぐに起動すると思いますが、利用シーンがイマイチ想像できないのが正直な感想です。
携帯電話→iPhoneは大きさといい利用シーンが容易にイメージでき、今まで携帯電話でできなかったことがiPhoneではできる!とメリットに感じたのですが、iPadの場合はPC→iPadで利用シーンを考えた場合、PCでできたのにiPadでできない、というデメリット面が目立つという、今までと同じ轍を踏みそうで怖いです。
日本ではまだまだまだ発売まで時間がありますので、もう少し利用シーンを考えたいと思います。基本的には買う方向で!(^_^;)。