昔から、「手に職をもった人が強い」と言われてきましたが、まさに現代でも同じ。サラリーマン社会で何気なく会社生活を送っていて、気づいたらリストラにあって職を失い路頭に迷ったというのは、笑えないよくある話です。
もう10年以上前になりますが、私も毎日の仕事が忙しい中、働きながら電気工事士の資格を取った経緯があります。まったく今の仕事と関係がないのですが、なぜ取ったのか?会社を辞めたときのため?もちろんそれもありますが、いろんなメリットがあるのです。
- 資格を持つことで自分に自信が持てる
- 勉強をすることで仕事に取り組む意識も変わる
- 万が一会社を辞めたときにも役に立つ
万が一のことがあった時にも電気工事なら絶対に需要はあるだろう。と踏んでいました。現在働いている会社では使わない資格であっても、勉強をすることで不思議と仕事にも前向きに取り組めるようになったような気がするし、資格を取れたことで自分に自信を持てたと思います。
仕事をしていて関係のない話だ?と思われる方も多いと思いますが、前述のように日常生活にもプラス面が大きいので新しい事にチャレンジずるのはイイコトだと思います(*^_^*)。
ところで、私の場合は電気工事士を取得したのですが、今、人気の資格は何かご存じでしょうか?
それは、「医療事務資格」です。
医療事務資格を持っていると以下のような仕事に就くことができます。
- 会計業務
診療費のうち、患者様の自己負担分を徴収します。ミスの許されない責任の大きな仕事。病院経理のかなめといえる仕事です。 - 診療報酬請求業務
国や健康保険組合に提出する請求書=レセプト(診療報酬明細書)の作成から請求までを行います。レセプトは患者様一人の1ヵ月分の診療内容を点数に置き換えたもので、専門知識をフルに使います。 - オペレータ業務
診療や投薬、患者様自身の情報を、カルテや処方箋から読み取ってコンピュータに入力します。スピーディーで正確な仕事が求められます。 - 受付業務
患者様を優しい笑顔で迎え、保険証の受け渡し、受診経路のご案内やカルテの準備などを行います。また、医療に対する知識を発揮するシーンも度々あります。 - 病棟クラーク
入院患者様の診察内容のコンピュータ入力、入退院時の手続きなど医療の最前線で活躍。看護師さんの事務作業のサポートも行います。 - カルテ管理
カルテには患者様の個人情報がたくさん詰まっています。速やかな診察のための整理や検索をはじめ、その持ち運びや管理に正確性が求められます。
医療事務は「フルタイム・パートの選択が可能で、勤務時間を自分の生活に合わせて選べる」、「転職や復職もしやすい」などの理由から、特に女性に人気が高い仕事だそうで、さらにこれらの仕事は今後も需要が拡大する事が見込まれているので、持っていて絶対にそんにならない資格だと言えるでしょう。