ヨドバシドットコムが10月21日にリニューアルしたのですが、ページ表示に時間がかかり使い物にならない!とネット上で話題になっているようです。リニューアル後10日も経過し原因を特定できず現在も不具合は続いています。この数日間で数億円の損害が出ているという情報もあり今後も目が離せません。
実際に行ってみれば分かるのですが、トップページが表示されるまで10秒以上待たされます。他のページにジャンプしても同じように10秒ほど待たされます。ページが表示されてもまだ読み込み中のような挙動をしているので気持ち悪い。
この状況が続くと客離れの恐れもありますね。リニューアルの失敗と言えば最近ではエキサイトメールを思い出しますが、今回はその比ではないほどに損害額や影響度が大きいです。ただ今回もなぜ不具合が出た場合旧システムにすぐに戻さないのか?と不思議で仕方がありません。何らかの事情があって戻せない状態になるのでしょう。
さて、こうなるといったいどこの業者がこのシステムを作ったの?というのに興味が移るのですが、すでにネット上ではメーカー名やパッケージ名が出ています。
# リニューアルはキノトロープスリーイントが請負
# WebサーバはApache
# CMSとしてFatWire Content Serverを導入
# 開発言語は Java、Servlet っぽい
# サーバはソフトバンクIDCのデータセンターに設置
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メーカーもCMSも初耳でしたが、結構実績のあるメーカーで、CMSも有名なのだそうです。不具合の原因がどこになるのか。現段階ではソフトと断定された訳ではありませんが、今後の進展に目が離せませんね。
【2008/11/1 7:00追記】
10月31日頃からページの表示速度は劇的に改善されたようです。現在は快適に表示されています。原因は発表されるのかなぁ?それにしてもこの数日間の実損害は莫大なものでしょうね。
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