Exif情報は、後々便利で撮影条件を確認できるので、大変便利なものなのですが、ウェブで公開する場合は逆に危険な情報であると言えます。それはプライベートな個人情報を自分から発信しているからです。
例えばブログなど個人が運営している場合、いつどの場所にいたか、というのが分かってしまうのです。もちろんデジカメの時計が狂っている場合もあるでしょうけども、ほとんどの方はあわせていると思います。
また意外と見落としてしまうのが、「画像編集をしたから大丈夫」という勘違い。Exif情報はグラフィックソフトで編集してもそのまま残っている場合も多いのです。(ファイルのタイムスタンプは変更になりますが、Exif情報で撮影日は残っています。)
JPEG画像を保存するときにExif情報を残すか削除するか指定できるグラフィックソフトもありますが、意識的にExif情報を削除した方がより安全だと思います。
そこで使いたいのが以下の2本のソフト
■JPEG Cleaner
動作OS:Windows 95/98/2000/Me
作者:伊月めい氏
http://hp.vector.co.jp/authors/VA012780/
■JpegAnalyzer Plus
動作OS:Windows 98/2000/Me/XP
作者:かみさか氏
http://homepage3.nifty.com/kamisaka/JpegAnalyzer/
「JPEG Cleaner」では、複数のJPEGファイルから、まとめてExif情報を削除できます。念のため「JpegAnalyzer Plus」でExif情報が消えているかチェックすれば安心ですね。
私も恐らくこれまで気にせずにUPした画像も多いですが、できる限り削除した方がよさそうですね。