Googleが、Android 2.0向けリアルタイムナビアプリ「Google Maps Navigation」を発表しました。
いずれGoogleはやるだろうと予想されていたこととはいえ、この衝撃は大きなものです。特に日本のナビゲーションメーカーは大きな脅威となるでしょう。
これまでの日本のメーカーは技術力と精度を武器に、ガチガチの自社仕様で構築してきましたが、GoogleはGoogleらしい新しいナビゲーションの形を提案してきたと言えます。
「ナビゲーション機能・精度」と「手軽、膨大な情報量、最新情報」のどちらを優先するか。ということだと思います。
私はどちらかと言うと、カーナビにそれほどの位置情報などの精度は求めていません。交通標識などは結局はドライバーが見る必要があるし、通行止めだったり新しい道路ができているかもしれません。
それよりは渋滞情報や、新しい地図情報、周辺情報の新鮮さが重要だと思います。ある程度近くまでの道順を示してくれれば十分だという方も多いのでは無いでしょうか。
ただオンラインナビの優位点の反対が欠点でもあり、オフライン時に使い物にならないというのではお話になりません。ぜひオフラインでも使えるよう(地図情報をあらかじめキャッシュするなど)対策をしてもらいたいです。
また今回はAndroid2.0用でしたが、なんとiPhone用も開発を進めているとのこと。これはiPhoneユーザーにとっては嬉しい。公開はいつになるのかな?
Google Map Navigation。これからしばらく目が離せないソリューションですね。