Engadget Japanese via kwout
ネットで噂になっていた新型PS3が正式に発表になりました。日本では9月第一週に29,980円で第一週に発売されるようです。
gamescom 2009 ソニー基調講演にて、新型プレイステーション 3 が正式に発表されました。価格は2万9980円。仕様は現行のPS3を引き継ぎつつ(※)、体積は約 3分の2に、重量は現行の約4.4kg (大人の猫一匹)から約3.2kg (ヒヨコ約34羽)へ軽量化されました。ハードディスクドライブ容量は120GB。国内では9月3日に発売されます。米国では9月1日発売。根強くうわさされていたPS2 後方互換性は (言及) なし。
下のギャラリーでは奥行きが旧型より伸びて正方形に近くなっていること、厚み・幅 (高さ)がかなり小さくなっていることが分かります。初代比の体積は約 2 / 3。USBポートは x2、 HDMIも x1 。付属品はDUALSHOCK 3ひとつ、AVケーブル、電源ケーブル、USBケーブル。本体色はチャコールブラック。表面仕上げはツルテカからざらっとしたテクスチャーへ。仕様上の定格消費電力は 280Wから250Wになり、ファンノイズも削減されます。
薄くなった新 PS3 正式発表、2万9980円 (動画、ギャラリー追加)
価格が一気に引き下げられようやく手が届きやすい価格帯になったなぁという印象です。消費電力も少なくなり、サイズも小さくなっていますが、どうもソニーらしさがない、感じる点も多いです。
■ ソニーらしくない点
- プレイステーション3は、「PS3」ではなくこれまで「PLAYSTATION 3」と大文字で表記されていた
- デザインがかっこわるい
価格の発表の時期はあと2年早ければ展開が大きく変わったと思うのですが、それは置いといて、この2点が気になりました。
PS、PS2と気づいてきたネームバリューをプレイステーション3発売時に、捨て去り、PS3ではなく「PLAYSTATION 3」と表記を統一したはず。Play Station 3ともしなかったのも首を傾げましたが、ポリシーを持ってやったんだな、と思っていたら、あっさりと方向転換。PS3とロゴが入りいつのまにかウェブサイトでも「PS3」が混在しています……。この統一性のなさ、ポリシーが簡単に覆されてしまうのが残念でなりません。
デザインがかっこわるいというのはあくまで私の主観ですが、ソニーの製品は持っているだけで「カッコイイ」と満足させる不思議な力がありましたが、今のソニー製品にはその“力”が無くなってしまっています。言うならば以前のソニー製品は今のアップル製品のようなカリスマ性があったんですけどねぇ。
とは言え、大型液晶テレビなどの普及が進んできていますし新型PS3の発売でようやくPS3の時代が始まるかも知れませんね。