ATOK2009にどっぷりはまっている私ですが、「みんなで育てる日本語入力」がキーワードの興味深いIMEソフト「Social IME」が無料で公開されています。
Social IMEは、Web2.0時代の新しい日本語入力ソフトウェアでユーザーが登録した辞書がネット経由で共有されます。新しい単語の反映が早いのが特徴ですね。
また予測変換機能も搭載されており、これもネット経由で共有されるようです。つまり他の人はこんな風に文章を続けているのか……と参考になったり使っていて楽しいかも。
ものは試しです。実際に使ってみました。
ホームページからソフトウェアをダウンロードし、解凍後セットアッププログラムを実行すればインストールが完了。
「テキストサービスと入力言語」で「Social IME」をプルダウンで選択し「OK」をクリックします。
予測変換をON(ツールバーの「予」をクリック)にして早速文字入力。なるほど携帯電話みたいですね。でも何だか同じような意味ばかり変換候補で並んでいますね。
私の名前、「ひとぅ」はこんな感じで予測不能だったようです(^_^;)。
Social IMEとATOK2009を比較してみました。この程度の文章と単語だと、どちらも誤変換なしで難なくクリアです。
流行語など新しい言葉の変換に強いはずですが、「アラフォー」が変換できず。アラフォーは流行ってなかったという事ですね。(なんかずれてる?)ちなみにATOK2009では難なく変換できました。
まだ不具合も残っているようで文字の入力中にこのような文字化けが発生することがたまにありました。次期バージョンで対応が期待されますね。
最後に、ATOK2009で正常に変換できるようになった、という「空港から車で二時間」を試してみると……なんと変換成功!これには驚きました。もちろんATOK2009もクリアでした。
■ 感想
まだバグが残って動作が不安定だったり変換に一瞬もたつくことがありましたが、今後、キャッシュを搭載する予定のようですし、改善されていくものと思います。
しかし将来の可能性を強く感じさせるソフトだと感じました。これから単語数が増えてブラッシュアップされてきたら……かなり使えるソフトになりそうな予感です。
Social IMEの今後の動向に要注目ですね。
■ 関連リンク
- Social IME ? みんなで育てる日本語入力 ?