切れなくなった包丁はシャープナーで研ぐことで復活可能ですが、なかなか買ったときの切れ味が戻らないですよね? こんなもんと諦めていませんか?
わが家でも包丁についていたシャープナーや、ホームセンターでシャープナーを購入したりしましたがどれも納得がいく結果には至りませんでした。
やっぱり包丁を研ぐのはプロに任せないとダメなのかな?と半分諦めていたところ、Amazonで「京セラ 電動ダイヤモンドシャープナー DS-38」(2,326円)を見つけ、「京セラ」と「電動」の2点に目がとまりました。
シャープナーとしては2,326円はお値段高めですが、包丁を1本追加購入することを考えると安いと判断して購入してみました。結果はタイトルの通り、切れ味が復活しました!!興味のある方はぜひチェックしてください。
開封の儀
パッケージです。京セラがシャープナーを販売しているのは何だか意外な気もしますが、素材を扱う企業なので得意中の得意ではあるのでしょう。
「素早く・鋭く・カンタンに」がポイントですね。包丁の素材は幅広くカバーしています。セラミック、ステンレス、銅、チタンに対応。セラミックは京セラ製に限定されているようなのでこの点は注意かな。
ダイヤモンド砥石を採用しているため研磨の持続が期待できそうです。ただし砥石の交換はできません。性能低下した場合は買い替えということになります。
側面にはセラミックナイフを研げる点をアピールしています。
反対の側面には5つの安心・安全が書かれています。
- カンタンに遂げるよう研磨角度を一定に保つナイフガイドスロット採用
- 押すとON、離すとOFFの安全スイッチ構造
- 動作やバッテリーパワーが一目で分かるお知らせランプ付
- 研ぎクズが飛びだしにくいシャッター構造採用
- 磨時の粉塵が飛び散らない集塵ファン内蔵
この特徴はサラッと書いていますが、普通のシャープナーには無い物ばかりの優れた機能ばかりです。特に1、4、5が素晴らしいです。
開封しました。内容物は、シャープナー本体と説明書の2点。単3アルカリ電池4本は別途準備が必要です。
各部の名称は上の通り。
中央の透明部分は外れず、左右の溝にナイフを差し込んで研ぎます。この点は間違いが多いためシールが貼られ注意書きされています。
通常は10秒をかけてゆっくりとかるく引いて研ぎます。
背面はこんな感じ。滑り止めのゴム足、下部に電池ボックスがあります。
上から見たところ。
横から見たところ。透明の左右にナイフを入れることで一定の角度で砥石にナイフが当たります。
以上、開封の儀でした。
京セラ 電動ダイヤモンドシャープナー DS-38を使ってみた
このようにナイフを刺してボタンを押しながらゆっくりと引きます。強くしたに押しつけるのではなくガイドに正しくあわせて砥石面に当たるようにするのがポイントです。
切れ味が悪くなった包丁は歯が欠けたり丸く鋭さがなくなってしまっています。
研磨後はこのように刃先が1〜2mmほど鋭い刃が作られます。これが切れ味の良さとなります。この刃の大きさ、角度をどの場所も同じ大きさ、同じ角度に仕上げる事ができるのが、このシャープナーの最大の利点と言えるでしょう。
切れ味がひどいものはゆっくりと砥石に当たるように意識したり少し刃が欠けている場所は、前後にナイフを動かしたりして刃を作る事に意識しました。欠けた刃は0.5mm程度までなら研げます。
研磨後は切れ味は購入直後とまではいきませんが復活しました。電池式で小型なので一般的な手動のシャープナーと同じようにいつでも気軽に研げるのが魅力ですね。
京セラ 電動ダイヤモンドシャープナー DS-38のここがGood!
- ダイヤモンド砥石で幅広い包丁の素材に対応
- 電動で力いらずで早く研磨できる
- 刃の仕上がりが同じ品質になる
電動のため砥石が回転してくれいてるので力いらずです。力を入れて研ぐと安全装置が働き止まってしまいますが、そんなに力はいらないと言うことでもあります。ナイフの刃をいかに同じ角度、同じ力で砥石に当てられるかが重要であり、DS-38はそれらを高いレベルで満たしていると言えるでしょう。
京セラ 電動ダイヤモンドシャープナー DS-38のここがうーん
- 乾電池が同梱されていない
- パンナイフなど特殊な刃先(ギザギザなど)のナイフは研げない
単3アルカリ乾電池4本を別途準備が必要です。細かな点ですが同梱してくれるとすぐに使えてより良かったかと思います。また、特殊な刃先のナイフには対応していないので注意が必要です。
さいごに
これまで手動のシャープナーを利用していましたが、電動のものを使ってみて満足度は高いです。研ぐのが面倒で思うように切れ味が復活しない!という方はDS-38の購入を検討してみてはいかがでしょうか。私は購入して満足しています!!これからも愛用したいと思います。