唐突ですが、学生時代はいろいろゲームで遊んだものですが、実はクリアしたことがあるRPGってPCエンジンの「天外魔境II」だけだったりします。
ドラクエやFFももちろん挑戦するのですが、途中で飽きちゃうんですよね。1週間とか空いちゃうとストーリーも忘れちゃうし。ゲームは好きだったけど集中してやることがあまり無かったのでもっぱらシミュレーションやスポーツゲームばかりやってました。
この「天外魔境II」。PCエンジンのSUPER CD-ROM2で発売された超大作RPG。2回クリアしたので100時間以上このゲームに費やしました。なんと言ってもこれほどまでにアニメーションをしたりしゃべったりするものか。と感動しながらプレイしたものです。
特に感心したのがオープニングでした。当時は度肝を抜かれました。音源が今ほど優れていなかったのでCDの音源でオープニング映像を流すために、一度ロードした少ない内容で（それでもSUPERになって2Mbitになってスゴイって驚いたものです。）、展開しているのもまた見物でした。よく頑張ってるな?。と関心したり……。
今でもオープニングを見たらゾクゾク、ワクワクしちゃいます。
その後、プレイステーション2でも発売になりましたが、正直がっかりしました。ゲーム性が大きく損なわれていたのです。周りのソフトと比べると貧弱なゲーム画面。中途半端にPS2の機能を使ってくれてるのが、当時のファンとしては余計なお世話に感じました。逆に、当時のままのゲーム画面の方が嬉しかったくらいです。
象徴的なのがこのオープニング。何の不自由もなく作られてるPS2版は感動も低いです。こうして並べて比較をしてみても10年以上も前に作られた、拡大縮小機能も2重スクロールも無いPCエンジン版でもこれほどのクオリティで作られていることに改めて驚かさせられます。
オープニングだけでこれだけ熱く語れるなんて、あぁ、いい時代でしたね。
