これまで、何種類かの格安SIMを利用してきましたが、その中で一番古くから利用していて現在も契約中なのが、「IIJmio高速モバイル/Dサービス」です。価格がリーズナブルなのはもちろん、技術的な開示も積極的で「信頼できる」サービスと感じています。
microSIMカードの「データ通信専用SIM」を利用中でしたが、nanoSIMカードの「SMS機能付きSIM」へ交換することにしました。
今回は申し込みから完了までをレポートします。SIMカード交換を検討中の方は参考にしてくださいね!
SIMカードを交換することにした理由
はじめに、なぜSIMカード交換をすることにしたか理由をご説明したいと思います。
テータ通信専用SIMだと「緊急通報のみ」と表示されるため
アンテナ表示で、Ascend P7(Android)の場合、「NTT DoCoMo」と表示されず、「緊急通報のみ」と表示されてしまいます。(SIMフリー版iPhone 6では問題なくDoCoMoの表記となります。)
データ通信には特に問題は無いのですが、これが疎外感がありました。(^^;)
音声通話との決別
iPhone 3GS購入時に新規申し込みだったので、新しい番号を取得しメインで利用してきました。いろんな場所でも利用してきました。これまでの利用頻度は非常に低く、今後はキャリアの縛りに影響されること無く、格安SIMを渡り歩こうと決意しました。
そのため、IP電話(私の場合はLaLaCall)をメインの電話番号とすることにしました。ただ、FacebookやLINE、GoogleなどでSMSを使った個人認証をすることが多いため、SMSを付与することにしました。
SMSカードが変われば再度認証をし直せばOK。音声通話が変更する時ほどの手間ではありません。
iPhone でも使える
現在は、microSIMサイズのAndroidのAscend P7に刺していますが、nanoSIMサイズのiPhone 6などでも利用できるよう、nanoSIMサイズへ変更しました。microSIMサイズの端末で利用する場合は、SIMアダプタを使います。
IIJmioで「カードサイズ変更」申し込みから開通まで
10月24日(金) 12:30 申し込み
IIJmio会員ページ内の「ご契約内容の変更」→「SIMカード交換」で簡単に手続きが可能です。交換に当たり注意事項は以下の点。
- 交換手数料2,160円(税込)が必要
- 電話番号は変わる
- 新しいSIMカードのお届け予定日は、事前にメール「ready to start」でお知らせ
- 交換前のSIMカードは、新しいSIMカードの利用開始日(お届け予定日)の前日まで利用できる
- 新しいSIMカードは、メールに記載のお届け予定日の朝から利用可能
- 交換前のSIMカード内に残っているクーポン残量(10MB単位)は、交換後のSIMカードへは引き継がれない
申し込み画面での説明で、気になる点は、以下。
- 利用できない期間が発生するのか?
- これまでのデータ通信量はどうなる?
- 旧SIMカードは返却不要?
現在は前月から繰り越ししたクーポンも残っているし、カード到着が月をまたぐと2GBが失効したりする??と不安でした。
また、お届け日の前日まで使えて到着日は使えないということのようです。ということは新しいSIMカード到着まで使えない期間が発生しそうです。
旧SIMカードの返却についてどこにも説明はありません。SIMカードはレンタルなので返却が必要だと思うのですが、今回は解約ではなくサイズと契約内容の変更のため、返却は不要なのかもしれません。万が一返却が必要だった場合でも返却をしないことによるペナルティはなさそうです。
10月28日(火) 6:12 「ready to start」メール到着
電話番号とSIMカード到着日の連絡メールが朝一番に届きます。
● サービス及び情報
(1) IIJmio 高速モバイル/D
サービスコード : hdd83XXXXXX
利用・課金開始日 : 2014年10月29日
お届け予定日 : 2014年10月29日 時間帯指定なし
SIMタイプ : hdo88XXXXXX/080XXXXYYYY/nanoSIM(SMS)
お荷物伝票番号 : 330XXXXXXXXX
お届け日の前日に届きます。申し込みをして4日目。
28日は「お届け日の前日」に当たりますが、終日利用できました。(22時まで通信ができたことを確認)
10月29日(水) 13:15 SIMカード到着、利用開始(再開)
29日朝6時の段階ですでに接続できないようになっていました。アンテナは掴んでいる状態ではありました。
13時15分にヤマト運輸の配達て自宅にSIMカードが配達完了。仕事中なんですけど……。(^^;)
自宅にいればこの時点でSIMカードを挿せばすぐに使えますが、それでも6時には不通を確認しているので少なく見積もっても7時間半以上の利用できない期間が発生しました。
18時50分にはアンテナも掴まなくなっていました。(旧SIM)
20時30分。仕事から帰宅して届いていたSIMカードを挿すと特に設定変更は必要無く接続し、利用を再開できました。
事実上、到着日は丸1日使えない。と、心づもりをしておく方が良さそうですね。
クーポンは引き継ぎされている!
不安だったバンドルクーポンの引き継ぎですが、新しいSIMカードになっても残っていました。
これは引き継ぎされた、というよりも、バンドルクーポンはSIMカードではなく、契約アカウントに紐付いているもので、SIMカードを変更しても影響ない(=そのまま残る)ということのようです。
よかった!!(^O^)
まとめ
はじめて格安SIMカードでカードの種類を変更という面倒な手続きをしてみました。電話番号もどうせ変わるのたったら、新規で買った方が早いやん!と考えたのですが、バンドルクーポンが引き継がれる点が大きいですね。また、新規購入となると契約期間がだぶる1カ月間、2重回線料を支払う必要がなります。
申し込み後、1週間前後と書かれていましたが、実質5日での交換となりました。おおかたの想定通りでした。