ケイ・オプティコムのインターネットサービス、「eo」で断続的にDNSサーバーの障害が発生しています。DDoS攻撃を受けているようで、問合せが集中し、ページが表示されにくい状態となっています。現在の状況は「障害情報一覧」ページをご確認ください。
このDNS攻撃は6月上旬に始まり、6月29日頃からふたたび攻撃が再開され、毎日のように繋がりにくい状況となっています。私を含めTwitterでは多くのeoユーザーさんが困っているようなので、臨時対応方法をご紹介したいと思います。
Google Public DNSを設定しよう
eoのDNSサーバーが攻撃を受けて繋がりにくい状態になので、他のDNSサーバーを設定することで今回の障害を回避することができます。
今回はGoogleが提供している無料DNSサーバーを設定します。一番簡単なのは、利用している機器(WindowsやMac、iPhone、iPadなど)に設定すると、臨時対応でインターネットを利用できるようになります。
一方で、ルーター経由で複数の機器でインターネットを使っている方も多いと思います。機器ごとにDNSサーバーの設定を変更するのは大変。そんな場合は、ルーターでDNSサーバーの設定を変更すればOKです。
Google Public DNSサーバーのIPアドレスは以下の通り。プライマリー(ひとつめ)、セカンダリー(ふたつめ)にそれぞれ設定します。
8.8.8.8
8.8.4.4
機器ごとに設定する場合
一番お手軽ですよ〜。ただし利用している機器すべてを設定必要です。Windowsをご利用の方はこちらをご覧ください。Macをご利用の方はこちらをご覧ください。
ルーターに設定する場合
ルーターの設定を変更すると接続されている機器すべてのDNS設定が一発で変更できるので便利です。(通常設定の場合です。)
機器ごとに設定が違いますがやることはだいたい同じです。私が使っているNECのAterm WG1800HGの場合は、トップページ > 基本設定 > 接続先設定(PPP) > 高度な設定を表示 の画面で設定します。
「ネームサーバ」の項目で「サーバから割り当てられたアドレス」の使用するをOFFに。プライマリDNSに8.8.8.8、セカンダリDNSに8.8.4.4を設定して保存すればOKです。
これでさくさく快適なインターネットライフを過ごせます〜(^^)/。
設定を元に戻す必要があるの?
eoのDNSサーバー障害が解決したら、設定したDNSサーバーを元に戻す必要はあるのでしょうか? そのままでも問題ありませんし、元に戻してもOKです。(どっちでもいいということですね♪)
1ヶ月程度障害が続いているのでしばらくはそのままにしておく方が良さそうですね。
イオ光などでネットが繋がりにくくて困っている方はぜひ参考にしてくださいね。