年始早々に書いていますが、これは年末のお話し。Panasonic VIERA(TH-L47FT60)を買ったばかりですが、購入後、数週間したら、突然、YouTubeが見られなくなりました。
アプリの問題、相手側の通信不具合かな?と2週間ほどそのままにしていましが、問題は改善せず。Googleで検索をしても同じような症状に遭遇された方はいない模様。
私の症状とやってみた事を下に書いておきます。
Panasonic VIERA(TH-L47FT60)のYouTubeアプリが起動しない状況
- YouTubeアプリを起動すると「YouTubeロゴ」が表示された瞬間に元のテレビ放送画面に戻る
- テレビ放送だけに限らず他のホーム画面でYouTubeアプリを起動しても動作は同じ
Panasonic VIERA(TH-L47FT60)でやってみたこと
- テレビ本体の再起動(主電源ON/OFF)
- テレビファームウェアの更新チェック(既に最新版でした)
- YouTubeアプリの削除、再インストール
- サーバ機能(お部屋ジャンプリンク)を一度OFFにして再びON
改善せず。VIERAご相談窓口へ電話相談
上の方法では、改善せず、相変わらずYouTubeは見られないまま。仕方なく、Panasonicへ電話で問い合わせをしました。電話では私がやった事と同じ事を再度させられましたが、当然状況は改善せず。
何かソフトウェア的な問題なので強制的にクリアをするモードやコマンドのようなものがあるのかな?と期待したのですが、相談窓口のレベルではこの程度しか追跡できず。
結局、修理対応となりました。数日後に修理の予約を取りこの日は終了しました。まだこの時点ではハード的なトラブルでは無くソフトウェア的にリセットをかけたら治ると勝手に想像していました。
修理でも原因が分からず。基板交換へ
修理に来られた方へ状況を説明したところ、またまた私がやったことを確認し、ネット環境に問題無いこと(こちら側の環境でないこと)を確認した後、「基板交換をしたい」と相談されました。
何やらメンテナンス画面のようなモードに入って、各種基板や入力信号の数値を確認されたところどこにも問題は無いので、映像・音声・ネット関係を一手に担っている基板を交換したい。というのです。
そりゃそれを交換したら治るだろうけれど、工場出荷状態に戻すなどソフト的な対応方法は無いか確認をしましたが、完全な工場出荷状態に戻すことはできず、基板交換が一番確実、だという事です。
既に録画した番組や各種設定情報が初期化されることを了承の上、作業を進めてもらいました。(当然、ソフト的に工場出荷状態に戻しても同じ状況になるので、被害の範囲は同じ)
基盤の数の少なさに驚愕した
なぜ私がこれまでにソフト的な改善方法に期待していたかと言うと、「修理できない」と思っていたから。改善しないなら、本体の全交換が必要で、本体交換となると時間がかかるのが嫌だったのです。
それが基板交換とは……。
作業を横で見させてもらっていましたが、手際よくテレビの裏板を外すと基板が出てきました。
え?たった3枚しかありません。電源系を司るのがまん中の基板。そして今回交換したのが右側の空いているスペースの部分にあった基板。左上の小さな基板はなんだったかな?
たった3枚の基板から最新機種の液晶テレビは動いていたのです……。これは驚き。不具合があれば物理的にこれらの基板をごっそり交換すれば治る可能性が高い、という訳です。
こちらが裏板と交換した基板です。
Panasonic VIERA(TH-L47FT60)用の基板を交換した、と言われていましたが、ひょっとしたらFT60用と下位のDT60と同じだったりするかもしれません。コスト削減の観点から考えるとシリーズ全て同じ基板で、機能を制限する方が安く付きそうです。
基板交換でYouTubeが見られるようになった
作業時間はわずか30分強。基板交換が終わり初期設定をした後、YouTubeアプリを起動すると、途中でアプリが落ちる事無く動画を視聴できるようになりました。
それにしても、たったひとつのアプリが動かないだけで基板交換が必要なテレビってどうよ?と思うのは私だけでしょうか?(^_^;)。
いずれにせよ無事見られるようになって良かったです。「YouTubeアプリが見られない」という状況もパナソニックの保証範囲であることもちょっと驚きましたが、これで安心して利用する事ができそうです。
以上、Panasonic VIERA(TH-L47FT60)でYouTubeアプリが途中で落ちちゃってみられない、という生涯レポートでした〜(^^)/。同じ状況の方は参考にしてみてくださいね♪。