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手のひらサイズで驚きの快適性!GMKtec G5 ミニPC徹底レビュー

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自宅やオフィス、さらには出先や学校など、あらゆる場所で使いやすい「ミニPC」。そのメリットは何と言っても省スペース性ですが、製品によっては性能面で妥協があるのも事実です。ところが今回ご紹介するGMKtec G5は、超小型設計と十分な性能をバランスよく両立。価格面でもお手頃ながら、Windows 11 Proや最新のIntelプロセッサーなど、魅力的な要素が詰まった一台です。

この記事は「ひとぅブログ レビューポリシー」に基づき、GMKtec様からレビュー用の商品を無償で提供いただきました。記事の掲載に関して金銭の授受はなく、内容に対する外部からの干渉も一切ありません。

目次

GMKtecとは?

「GMKtec」は、革新的なミニPCを積極展開しているブランドです。コンパクトサイズながらも、ビジネス・クリエイティブ・エンタメなど幅広い用途で使える高い処理能力が強み。省スペースかつ高性能な製品づくりを得意とし、コストパフォーマンスの良さやサポート体制も評価されています。

G5の主な特長

1. Intel第12世代 Alder Lake-N N97プロセッサー

GMKtec G5は、IntelのAlder Lake-N世代プロセッサー「N97」を搭載。7nmプロセスをベースにした省電力設計ながら、4コア4スレッドで日常のマルチタスクをしっかりサポートします。ウェブ閲覧やビデオ会議、簡単な画像編集・動画鑑賞などはもちろん、オフィスソフトの同時起動も問題なくこなせる余力があります。

2. 12GB LPDDR5+最大512GB SSDで快適動作

メモリは高速なLPDDR5を12GB搭載。ミニPCとしては珍しい大容量で、ブラウザタブを複数開いてももたつきにくい快適な操作感を実現します。ストレージはSATA接続のM.2 2242タイプで、標準で256GBまたは512GBのSSDを選択可能。Windowsの起動やアプリの読み込みも軽快で、容量が足りなくなれば換装・増設も比較的容易です。

3. Windows 11 Proプリインストール

最新のWindows 11 Proがあらかじめ導入済み。アップグレード手続きなしで、到着後すぐに最新OSを使い始められます。ビジネス機能やセキュリティ面が強化されており、リモートワークや在宅勤務でも安心です。

4. Wi-Fi 5 & Bluetooth 4.2+2.5Gbps LAN対応

通信面は、Wi-Fi 5に加えてBluetooth 4.2もサポート。ケーブルレスでマウスやキーボード、スピーカーなどのデバイスを接続できます。また、2.5Gbpsの有線LANポート(RJ45)も備え、安定した超高速通信が必要な場面にも対応可能です。

5. 手のひらサイズの超コンパクト設計

本体サイズは72×72×44.5mm、重量は公称で約510g(商品説明では206gとの表記もありますが、実測値や構成により差異がある可能性があります)。いずれにしてもポケットに収まるほどのコンパクトさです。ちょっとした机の隙間やテレビ裏のスペースにも設置でき、オフィスはもちろん、出先への持ち運びや省スペース化したい方にぴったり。

6. 安心の12ヶ月保証

購入後12ヶ月のメーカー保証付き。万一の不具合にもきちんと対応してもらえるので、初めてミニPCを導入する方でも安心して利用できます。


競合製品との比較

Intel NUCシリーズ

超小型PC市場で高い知名度を誇るIntelの純正ブランド「NUC」。高性能モデルも揃う一方、価格がやや上がりがちな点や、本体デザインの自由度が限られる点は注意が必要。G5は手ごろな価格で十分な性能を発揮し、サイズ感もさらにコンパクトです。

Beelink製ミニPC(例:Beelink U59など)

Beelinkもエントリーからハイエンドまで幅広いミニPCを展開しており、コスパの高さが魅力。ただし、G5はより最新のCPU(N97)を採用していることや、12GBとメモリが多めな点、2.5Gbps LANを備えている点など、細かなアドバンテージがあります。

他社モデルとの総評

  1. 価格帯とスペックのバランス
    • エントリーモデルが多い小型PC市場では、価格を抑えるとどうしてもメモリやストレージが少なめになりがちです。
    • G5はCPUこそエントリークラスのN97ですが、メモリ12GBと512GB SSD(または256GB SSD)を組み合わせており、日常使いやオフィスワークには十分かつ快適な環境を提供します。
  2. 圧倒的に小さい筐体
    • 多くのミニPCがコンパクトさを売りにしていますが、G5はさらにその上をいく72×72×44.5mmという超小型設計。設置場所を選ばないだけでなく、持ち運びも容易なのが特徴です。
  3. 最新OS・通信規格への対応
    • Windows 11 Proがプリインストールされているほか、2.5Gbps LANやWi-Fi 5など現行の通信規格をしっかりカバー。
    • 競合他社でも同等のOSやWi-Fi 6を搭載するモデルはありますが、G5の価格帯で2.5Gbps LANまで含むケースはまだ珍しく、ビジネス用途や家庭内の高速ネットワーク構築において優位性を持ちます。
  4. サポートと保証
    • 競合他社の多くも1年程度の保証期間を設けていますが、サポート窓口や対応内容は企業によってまちまち。
    • GMKtecは保証とサポートへの投資にも力を入れている印象があり、万が一のトラブル時にも安心感が高いです。
  5. 適切なユーザー層
    • 競合製品の中には、AMD Ryzen搭載やIntel Core i5/i7など、よりハイパワーなモデルも存在します。
    • 一方でG5は、日常的な作業や軽めのマルチタスク、リビング用PC、シンプルなオフィスワークといった用途に完全特化。システム要件が高くないユーザーならば、価格・サイズ・性能いずれも満足度が高い製品といえるでしょう。
  • G5は「コンパクトさ」と「必要十分な性能」、「お手頃価格」が見事にバランスした製品です。
  • 競合製品と比べると、圧倒的な省スペース性と、エントリー向けCPUながらも余裕あるメモリ・SSD構成が強み。
  • スペックが控えめな激安ミニPCよりも作業効率が良く、本格的なハイエンド機と比べても価格面で有利。
  • もし、動画編集やAAA級ゲームなど重めの負荷がかかる作業が少ないなら、G5は十分かつ快適なパフォーマンスを発揮し、コストパフォーマンスに優れた選択肢となるでしょう。

開封の儀

GMKtecのパッケージ。スマホパッケージより一回り大きい感じです。これがPCとはにわかに信じられません。
品名はG5G 12+256GBとあります。
さて、開けてみましょう!片手で余裕で持てる大きさ。
開封~!
GMKtecの入れ物を取り除くと・・・そこにPCがお出しです!ちっさ!!
内容物は書類関係、保証書、PC本体、ACアダプター、以上です。キーボードとマウスは別途準備が必要です。
保証書カードが入っています。
公式サイトから連絡することで保証を受けられるようです。
ACアダプターは12V/3Aの36W。USB TYPE-Cなのでモバイルバッテリーでも動作しますね。
次はこちらを見てみましょう。
取扱説明書です。多言語に対応しています。もちろん、日本語にも対応。
各部の名称が書かれています。わかりやすいですね。
技術仕様、仕様の手引きもあります。
各種ライセンスについての記載もあります。
日本語キーボードの設定が必要なのはミニPCあるあるです。キーボードは別途用意する必要があるので仕方ないですね。
本体を詳しく見ていきましょう。片手に余裕に収まる驚きのコンパクトさ。筐体のカラーはブルー。これは楽天限定カラーだそうです。なお、1月初旬にバレンタインデー限定のピンク(桜色)のG5が登場しています。とってもかわいいので気になる方はチェックしてください。
真上から見たところ。正方形なんですね。左上にGMLtecのロゴ、右上にintel insideのシール、下部に斜線の模様。かわいいですね。
これがパソコンとは思えないほどコンパクト。
反対側より。
背面はこんな感じ。
底面。GMKtek NucBox G5というのが正式名称のようです。
正面から改めて詳しく見てみましょう。緑色の電源ボタン、USB 3.2 Gen1が2個。
右側面はTFカード(microSDカード)スロット、ロック金具用穴。上部に通風孔があります。
背面は、左上からUSB-C電源ポート、HDMI端子が2つ。4K 60Hz、左下が3.5mmオーディオジャック、1000MbpsギガビットLANポート、USB 3.2 Gen1となっています。

GMKtec G5を使ってみた

早速使ってみました。消費電力は驚愕の5W~10W前後。省エネでもあるんですね~。
起動して初期設定だけ済ましょう。回復ディスクを作成します。今回もUSB3.0のUSBメモリで約2時間弱かかりました。
シンプルなデスクトップ画面です。余計なアプリは一切インストールされていません。これがいいんですよね。
お待たせしました。性能を確認しましょう!!まずはCINEBENCH R23。CPUマルチコアは1895pts、CPUシングルコアは694ptsという結果。ネットサーフィンや動画視聴。オフィスソフト、テキストエディタなどの軽い作業ならノンストレスで使えます。
続いてドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.7.0。グラフィック設定は標準品質、解像度は3840×2160、表示方法はウィンドウで、スコアは14506、評価はすごく快適。4K画面で過酷な状況ですがこの結果は驚きました。意外といけますね。
続いてSSDの速度測定。CrystalDiskMark 8.0.6です。あまり高速ではないようですが十分の速度。
SSDの使用量チェック。256GBモデルですが50GBが利用していて残り187GBとなっています。
N97 CPUは初めてなので気になるところ。重たい作業をしなければこれで十分だという感覚。
メモリは12GB搭載、使用量は30%前後でまだまだ余裕がある感じ。
GPUはこんな感じ。

メリットとデメリット

メリット

  • 圧倒的な省スペース性:わずか72×72×44.5mmで、場所を選ばず設置可能
  • N97+12GB LPDDR5メモリ:日常的なタスクをストレスなく処理
  • Windows 11 Pro搭載:最新OSをすぐに利用でき、ビジネス機能やセキュリティ面も◎
  • 豊富なインターフェース:USB 3.2ポート×3、HDMI 2.0×2、Type-Cポート、2.5Gbps LANなど十分な拡張性
  • 1年間のメーカー保証:サポート体制が整っており安心

デメリット

  • ハイエンド用途には不向き:AAAタイトルのゲームや重い動画編集にはパワー不足
  • GPU性能は控えめ:UHDグラフィックス搭載で、軽~中程度のグラフィック処理向き
  • 放熱対策に注意:コンパクト筐体のため、高負荷時は排熱性能を確保する必要あり

こんな人におすすめ!

私は2つ目の使い方をしています。AndroidTVもいいけれどPC操作をしてブラウザで地図を観たり写真を観たり、YouTubeやNetflixなどの大きな画面で見るのが快適です。

  1. 在宅勤務やオフィスワーク中心の方
    • Microsoft Office、メール、ブラウザ作業といった一般的なタスクがストレスなく行えます。
  2. リビングPCや動画視聴用に
    • 省スペース性と静音性を活かし、テレビ裏に隠して使うのも◎。
  3. 常時稼働のサーバー/監視端末など
    • コンパクトゆえに置き場所を問わず、省電力設計で24時間稼働も比較的安心。
  4. 持ち運び用途
    • 極めて小さく軽量なので、出先でプレゼンや作業用にPCをセッティングする際に便利。

まとめ

GMKtec G5は、超コンパクト設計ながら、Intel第12世代N97プロセッサーと12GBのLPDDR5メモリを搭載し、日常用途を十分にこなす性能を持っています。加えて、Windows 11 Proがプリインストール、2.5Gbps LANやHDMI 2.0×2といった拡張性も充実。そして、何より手頃な価格帯が大きな魅力です。

「ちょっとした作業用にスペースを取らないPCが欲しい」「予算を抑えつつ最新OSとまずまずのパフォーマンスが欲しい」そんなニーズを持つ方には、G5は最適な選択肢になるでしょう。ぜひこの機会に、GMKtecの技術力とコスパの高さを体験してみてください。

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