Googleは容赦なくサービスを終了しますが今回は、Google Podcastです。2024年6月23日にサービスが終了されるので既存ユーザーは他サービスへの移行が必要です。幸い、PodcastはRSSのような音楽配信を受信するサービスなので他のアプリへの移行が容易です。
今回はGoogle Podcastの歴史や廃止の経緯、代替アプリについてご紹介します。
Google Podcastsの概要と歴史
Google Podcastsは、Googleが2018年にリリースしたポッドキャストアプリです。当初はAndroidデバイス向けに提供され、2020年にiOS版もリリースされました。Google Podcastsは、ユーザーが世界中のポッドキャストを発見し、聴取できる無料のプラットフォームとして機能していました。
サービス終了が発表された経緯と終了時期
2023年9月、GoogleはGoogle Podcastのサービスを2024年に終了すると発表しました。サービス終了の背景には、YouTube Musicにポッドキャスト機能を統合する計画がありました。Google Podcastは2024年6月23日に正式にサービスを終了し、その後は移行期間として2024年7月29日まで利用者が他のプラットフォームに移行するための猶予が設けられています。
後継サービスの紹介
Googleはユーザーに対して、YouTube Musicをポッドキャストの新たなプラットフォームとして利用することを推奨しています。YouTube Musicにはポッドキャスト機能が統合され、Google Podcastsのユーザーは移行ツールを使って簡単にコンテンツを移行することができます。
私自身はPocket Castsを利用することにしました。Pocket Castsは多機能で、ユーザーフレンドリーなインターフェースが特徴です。倍速再生や無音スキップなどGoogle Podcastの機能を有している点が移行した最大の理由です。有料版もありますが無料版で問題ありません。
サービス移行の手順
1. YouTube Musicへのコンバート
Googleは移行ツールを提供しており、これを使用してGoogle PodcastsからYouTube Musicへポッドキャストのサブスクリプション(番組)を移行できます。このプロセスは簡単で、Google Podcastアプリ内のバナーからアクセスできます。
2. 他サービスへの移行(ファイルのダウンロード)
Google Podcastsから他のポッドキャストアプリへ移行する場合、サブスクリプション(番組)をエクスポートするためのOPMLファイルをダウンロードすることができます。このファイルを使用して、他のポッドキャストアプリにインポートすることが可能です。
さいごに
Google Podcastのサービス終了は驚きと同時に、「Googleよ、またやってくれたか」という感想でしたが、YouTube Musicへの統合や他のポッドキャストアプリへの移行が提供されています。これにより、ユーザーは引き続きお気に入りのポッドキャストを楽しむことができます。ひと手間面倒ですが最低限、OPMLのダウンロードは済ましておきましょう!