シャープペンシルって鉛筆を削る必要が無くて便利ですよね!私が子どもの頃は、小学生までは鉛筆を、中学生からシャープペンシルが使える、という謎のルールがあり、中学生になったときのシャープペンシルの便利さ、感動は今も鮮明に記憶しています。
しかし、人間の欲求というものは際限がありません。鉛筆を削る必要が無くなったら次はシャープペンシルの替え芯の交換が面倒に感じるようになりました。折れやすい芯にも不満が。
そんな中、衝撃的な商品が発売されました。
芯まで金属の鉛筆なのに書ける消せる。削らずに書き続けられる。
どういうこと??
特殊合金芯を搭載したメタルペンシルというジャンルの商品になります。芯を削る必要は無く、長い時間書き続けることができるのです。
6月に新発売になったサンスター文具の「メタペンシル metacil(メタシル)」を購入して試してみました。
開封の儀
予約購入しておいたメタルペンシル「metacil(メタシル)」が届きました。「芯まで金属の鉛筆なのに書ける消せる」。「削らずに書き続けられる」で商品の特徴を全て語っていますね。素晴らしいキャッチコピー。
メタルペンシル(金属鉛筆)とは、と説明が書かれています。
芯が黒煙を含んだ特殊合金で作られており筆記時に紙との摩擦で生じる黒鉛と合金の粒子が亀に付着することで筆跡となる筆記具です。芯の摩耗が著しく少ないため、削ること無く長い時間書き続けることができます。
特徴としては以下。
- 軸から芯まで金属製
- 削らずに書き続けられる
- 手が汚れにくい
- 消しゴムで消せる
筆記可能距離は驚異的な、16km!!但し、濃さは2H鉛筆相当と、かなり薄いのでこの点は注意が必要です。
開封しました。スポンジの中に1本、メタシルが入っているだけです。シンプル。
取り出してみました。色はネイビーですが本体も芯も金属でカッコいいです。近未来を感じます。
ペン先です。見た目は鉛筆と同じ感じ。これが削れず、ずっと同じ形なのかと思うとなんか変な感じですね。
サンスター文具のロゴとmetacilと商品名が書かれています。
実際に使ってみた
実際に使ってみました。うん、普通に書けます・・・。ただ変な感じではあります。なぜ書けるの?
ちゃんと書けますが、2H相当あるいはそれより少し薄いかな?という感じです。書き心地は鉛筆のそれと同じだと思うのですが、慣れないせいもあり違和感はあります。
重さは鉛筆より少し重たいかな、と感じますがシャープペンシルはこれより重いものも色々とありそうなので、すぐに慣れると思います。
消しゴムで問題無く、普通に消すことができました。
きちんとした耐久テストはできませんが、娘が学校や趣味で約3ヶ月間利用しましたが特に問題無く使えているとのことです。芯が折れるという報告もあるようですが、今のところ問題無く、当然、一度も芯を削ること無く快適に使えている、とのことです。
サンスター文具 metacil(メタシル)のここがGood!
- 芯を削る必要が無く16km書ける
- 消しゴムで消せる
- 鉛筆より少し重いが逆にちょうどいい心地よさ
芯を削る必要が無く16kmも書けることに衝撃を受けました。消しゴムで消せて文房具として普通に使えることが、素晴らしいと思います。
サンスター文具 metacil(メタシル)のここがうーん
- 色が薄い(2Hより少し薄い)
- 商品供給が十分でない
色の濃さは2H相当とありますが、ひょっとしたらソレより薄いかも知れません。濃い色を期待される方は避けた方がいいと思います。この点は特に注意が必要でしょう。また、発売前からSNSで話題になったことも原因かも知れませんが品薄の状況が続いているようです。この点はぜひサンスター文具さんに改善を期待したいです。
さいごに
メタルペンシルを鉛筆と呼んでいいのか?と疑問に思いましたが、芯が黒煙を含んだ特殊合金で作られているようなので、鉛筆と呼んで問題なさそうです。商品説明にある通り金属鉛筆ですね。
鉛筆より少し重く、2Hより少し薄い鉛筆。芯を削ることなく書き続けられる。
この商品の感想はこれに尽きルと思います。新しいもの好きの方は、ぜひ使ってみてくださいね。楽しいですよ。