YouTubeは11月11日、動画の「低評価数」を非表示にすることを発表しました。
低評価ボタンは引き続き表示され、視聴者は低評価をつけることです。低評価により「おすすめの動画」の調整に利用され、また動画投稿者は低評価数を確認できます。この変更は11日より段階的に展開されます。
YouTubeは今年に入ってから低評価ボタンに関する実験を行ない、7月の分析では、低評価の数を非表示にすることで、動画の低評価の数を意図的に押し上げる「低評価荒らし」を減らせることが示されため今回の決定に至ったとのこと。
YouTubeにてHead Creator Liaisonを務めるMatt Koval氏が説明する動画には、低評価数が表示されており、12日8時現在で、高評価8800に対し、低評価3.6万となっています。
今回の仕様変更は賛否両論があるようです。
我々視聴者はチャンネル登録者数、視聴回数、高評価、低評価は、チャンネルや動画の評価のパラメーターとして参考にするものです。ひとつでもその指標がなくなるのは残念だと思います。
低評価には低評価の理由があります。正統な評価でないものに対してはYouTubeがAIなどを使い、例えば荒らしが発生している可能性があることを知らせるアイコンを表示させるなどできる対策はあるように思います。
仕方がないことですが、私たちのようないちユーザーはYouTubeの仕様に従いプラットフォームを使わせてもらうしかないですね・・・。