UQコミュニケーションズは9月30日、WiMAX2+対応モバイルルーター『Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14』を10月末に発売すると発表しました。
気になるのは以下の3点。
- サービス料金
- 通信速度制限があるか?
- サービス提供地域
今回発表されたルーターでは、3つのモードが適用されます。従来のWiMAX(下り最大40Mbps)、高速になったWiMAX2+(下り最大110Mbps)、更にauの 4G LTE(下り最大75Mbps)となります。au 4G LTEは800MHz帯のプラチナバンドなのがナイス!
まずは、サービス料金。現行とほぼ同額の3,880円/月(適用となる条件はニュースリリースを参照ください。)となるようです。これはナイス! au 4G LTEを利用した月のみ1,055円がかかります。(日割り無し)
次に通信速度制限。WiMAXは従来通り制限無し。WiMAX2+は契約後2年間は速度制限無し。ただし2015年3月以降は3日間で1GBまでとちょっと変な縛りが掛かっています。au 4G LTEは月7GBまで。
サービス提供地域は東京の環状七号線の内側から開始され、今年度末までに東名阪へとエリアを広げるとのこと。2014年度末(2015年春)までに全国展開する見込みとのことです。
まとめ
価格帯と速度制限に関しては妥当な範囲だったのでホッとしました。2013年度内(2014年3月)に東名阪の主要エリアで利用できるようになりますが、現在のWiMAXのエリア程度になるには、2015年春まで掛かりそうです。
その頃になると、3日間で1GBの制限が開始されたり25ヶ月目で7GBの制限が始まるユーザーが出てきたりといろいろと問題が出てきそうです。ただ、現時点では不確定要素も多く、競争環境の影響で規制が緩和、または厳しく(!)なる事も予想されます。
いずれにせよ、2年間は現行のWiMAXと同等のサービス内容、サービス料金となるので、恩恵を受けられる都心部分に生活拠点を置かれている方は、「買い」のアイテムでは無いでしょうか?
関連サイト
- ニュースリリース
- WiMAX 2+ 特設サイト