YouTubeで「限定公開」機能を利用している方は要チェックです。
2017年1月1日より前にアップロードされた限定公開動画は、(何もしなければ)2021年7月23日に自動的に非公開となります。
限定公開機能を利用してる方は「今回の変更を無効」の対応をすれば、URLをそのまま利用することもできます。
なぜそんなことをするのか?
YouTube ヘルプページには以下のように説明されています。
YouTube は 2017 年に、新しい YouTube 限定公開リンクを生成するシステムへの更新をリリースしました。この更新にはセキュリティの改善も含まれており、リンクを知らされていないユーザーが限定公開動画を発見するのがいっそう難しくなりました。今回はさらに、この更新が行われる前にアップロードされた古い限定公開の動画に対して変更を行います。ご不便をおかけしますが、動画の公開設定を変更する場合は、この変更が適用される 2021 年 7 月 23 日までにご対応くださいますようお願いいたします。
2017年1月1日以降、限定公開のURLが複雑化したけれどもそれ以前の動画のURLは以前のままなので、今回、一斉で非公開設定とし再度、動画をアップロードして新しいURLを発行・利用して欲しいという理由のようです。
そのままでは新しいURLは発行されない
対処方法として以下の4つが必要とされています。
- 2021 年 7 月 23 日から限定公開動画が非公開になることを受け入れ、何もしない
非公開動画は、自分自身と指定したユーザーだけが視聴できます。ウェブサイトやアプリに埋め込まれた動画は再生できなくなりますのでご注意ください。 - 今回の変更を無効にして、限定公開の動画を現在の状態で維持する
2021 年 7 月 23 日までに 専用フォームに情報を入力すると、今回の変更を無効にして現在の限定公開の状態を維持できます。変更を無効にすると、既存のリンクはこれまでどおり機能しますが、今回のセキュリティ アップデートは適用されず、そのメリットを受けることはできません。 - 限定公開動画を公開動画にする
YouTube のすべてのユーザーがその動画を視聴できるようになります。 - 限定公開動画として新たに再アップロードする
限定公開の設定を維持したままで今回のセキュリティ アップデートの適用を受けるには、動画をダウンロードして新しいシステムの下で限定公開として再アップロードする必要があります。元のアップロードと関連付けられているデータ(視聴回数やコメントなど)は、新しくアップロードされた動画に移行されません。ウェブサイトやアプリに埋め込まれた動画については、リンクを更新して新しい動画を指定する必要があります。
今回の変更を受け入れずそのままの限定URLを利用したい場合は、専用フォームに情報入力すればOKです。そのままでは非公開になってしまう点だけ気を付けておきましょう。
動画をそのままに、2017年1月1日以降の新しいシステムで発行される限定公開URLを発行できたらいいのですが、それはできないようです。再度、アップロードする必要があります。
今回の変更はシステム改修範囲とセキュリティ強化のコストバランスを考えると妥当だと思いますが、そのままでは非公開となり影響は大きいため限定公開で動画を配信している方は注意が必要です。
2021年7月23日以降も、2017年1月1日以前の動画を限定公開に戻せるかは不明
何もしない状態で、2021年7月7月23日を迎え非公開となった動画を、23日以降に「今回の変更を無効」できるか、できないか? YouTube ヘルプページで名言されていないため分かりません。
影響範囲が大きいため、恐らくできると思いますが、非公開機能を利用されている方は、念のため確認と対応をするようにしておきましょう!
詳細は、 YouTube ヘルプページをご参照ください。