昨年12月22日にahamoの対抗プランとしてSoftBank on LINEとY!mobileのシンプルSの新料金を発表したソフトバンクですが、1月にKDDIが発表した、UQ mobileのくりこしプランで一気に影が薄くなったY!mobileのシンプルプラン。
何等かの対抗策が打たれると予想されていましたが、2月2日、対抗プランが発表されました。提供開始は2月18日から。日々料金改定が続く携帯電話業界。これはこれでシンプルではなくて分かりにくくなっていませんか??
ただの値下げではなく2回線目がお得な料金設定に
UQ mobileは、くりこし、節約モード、バースト機能の3大機能がありますが、現時点でY!mobileにはありません。この時点でUQ mobileが優位ですが、価格で勝負してきました。
家族割引として2回線目以降1,080円引きとなります。SoftBank 光、Airを契約の方は1回線目から1,080円引きとなります。つまり最安値はシンプルSの1,980円から1,080円値引きされ、月額900円となります。
- 1回線 1,980円/回線
- 2回線 1,440円/回線
- 3回線 1,260円/回線
- 4回線 1,170円/回線
- 5回線 1,116円/回線
すべてシンプルSを契約した場合の1回線当たりの料金は上記の通りとなりUQ mobileよりも安くなりますが、これってシンプルではないと思います。
1回線の価格で勝負してきたUQ mobileのくりこしプランの方がシンプルだと思います。また、この価格まで落ちてくると価格差が小さくなり、あまり決定理由にならないような気もします。
シンプルではなくなりましたが、単純な価格競争ではなく工夫をしてきたのは評価したいと思います。複数回線になるのならば2回線目を値下げすることで利益確保を考えた結果でしょう。
値下げはユーザーの目線では歓迎ですが、将来的には設備投資も必要です。無用な消耗戦までは個人的には期待していません。MVNOとの競争も阻害する今の値下げ合戦は歓迎できません。
シンプルな料金体系、転入・転出が自由、企業は通信品質と付加価値で勝負をするのが理想な形ではないでしょうか。
みなさんはどう感じますか??