HDDやSSDの取扱いは意外と難しいです。購入してきてもそのまま利用できません。PCケースに内蔵し装着したり、別にケースが必要です。また、HDDからSSDに換装するのも意外と難しいです。
そんな時に1個あれば便利なアイテムがあります。ANKMAX H2U30C(4,299円)です。
ANKMAX H2U30Cは、LEDデジタルディスプレイを備えた高速2ベイクローンハードドライブベースです。デジタルLEDディスプレイは、ハードドライブ間のデータクローンの進行状況を視覚的に表示できるので安心感が増します。また、USB 3.0インターフェイスは、最大5Gbpsの高速データ伝送が提供されます。
開封の儀
2-bay 1:1 Cloneシステムです。クローンが取れる機器は色々とありますが、ディスプレイ搭載したモデルは安全性が増します。
背面に商品のスペックが記載されています。ポートはUSB3.0なので高速通信が可能です。ハードドライブは3.5インチの他、2.5インチにも対応しています。SATAインターフェースに対応。
Windows、Mac、Linuxで外部ドライブとして利用できます。クローン作業はオフラインで2台のドライブ間でコピーします。
それでは開封しましょう。
内容物はドライブステーション本体、12V ACアダプター、USB 3.0 ケーブル、USB-A to USB-C変換プラグ、取扱説明書となっています。
本体前面にLEDパネルがあります。クローン時に進捗がパーセント表示されます。
上面にはダストカップが付いています。利用しないときは被せて保存しておくといいかもしれせんね。
上部より。2.5/3.5インチ STA HDDまたはSSDを接続できます。左の部分にクローン開始ボタンや各種インジケータがあります。
背面にUSB 3.0端子、電源スイッチ、DCインプット端子があります。
底面に各種ライセンスなどが書かれています。
インジケーターが点灯したシーンです。
以上、開封の儀でした。
ANKMAX H2U30Cを使ってみた
ドライブは2つあるのでHDDやSSDを接続し、USB 3.0でPCに接続すると最大2つの外部ドライブとして利用できます。
余っていた裸の3TBのHDDを活用すべく、NASの整理をして利用頻度が低いコンテンツやファイルなどをHDDに移動させることに。裸のHDDをブスッと刺してPCに接続すると外部ドライブとして簡単に利用できます。
USB 3.0なのでコピーは非常に快適。大量のファイルコピーにはFastCopyを利用します。Windowsはなぜか大量のファイル・フォルダを取り扱うのが苦手で1000を超えた当たりから急にレスポンスが低下ます。FastCopyはおすすめですよ!
ANKMAX H2U30Cに挿したHDDにコピーが終われば普段は必要無いので、コピーしたコンテンツのメモを貼って保管します。必要になったときはANKMAX H2U30Cに接続すればすぐに使えるのも便利ですね!!
1TBになったHDDをさらにHDDにオフラインでクローンを取ってみました。約1時間強でコピーが完了。当然ですが見た目はまったく同じHDDができあがりました。今回はテストで実施しましたが、用途としては、WindowsやMacでHDDからSSDへ換装時やSSDからSSDで容量UP時などにクローンは活躍します。
まったく同じディスクができるのでそのままOSを使えるのは手間無しで便利かつ安全です。
ANKMAX H2U30CのここがGood!
- 余っている裸のHDDやSSDを手軽に活用・再利用できる
- USB 3.0接続なので高速で快適
- オフラインでクローンが作成でき、前面LEDに進捗度が表示されて便利
便利な点は実際に使ってみていいなと感じました。余っているHDDがある人やHDDからSSDに換装したいと考えている人におすすめです。
ANKMAX H2U30Cのここがうーん
- ACアダプターが大きくて邪魔
- 値段が4,000円と若干高め
ACアダプターが必要で結構大きめ。内蔵してくれたら嬉しかったです。また価格ももう少し安いといいと感じました。3,000円弱が手が出やすいかな。
さいごに
Windows PCを組み立てたりNASを構築したことがある人は裸のHDDやSSDを買ったことがあるでしょう。余ったHDDやSSDを再利用できるのでいいと思います。クローン機能ももちろん便利ですし、いろいろと幸せになれる製品だな?と思います。
一家に一台あれば便利ですよ?。気になる方はチェックしてくださいね。