2020年11月1日。大阪市に取って2回目のいわゆる大阪都構想のぜひを問う住民投票が行われ、反対多数となり大阪市は存続することになりました。
これまでの大阪維新の会のやってきたことに対しては高い評価がある一方、大阪市を廃止するという話しは別のようです。
大阪市を廃止しオール大阪で今後の人口減に立ち向かうべく体制を整える最後のチャンスでしたが、大阪市民の回答は二度目もノーでした。
民主主義なのでこれが民意なので従わなければなりませんが、市民は現在の二重行政で問題ないとは思っていないしそもそも半分の人が賛成票を投じた事実はしっかりと受け止め府市一体となって改革を進めていかなければなりません。
また、今回の住民投票を通じて大阪府・大阪市の問題提起できたことと、大阪市民にそれを気づかせられたことは大きな成果だったと思います。
特別区になったらなったで問題・課題はあるだろうし、大阪市が存続したらしたらで問題・課題はあるでしょう。その時のリーダーは最善を尽くすことが求められます。
昔の無意味な大阪府・大阪市のプライドの張り合いの時代に戻ることだけは絶対に避けなければなりません。大阪市民、大阪府民は目を光らせることを忘れてはいけません。