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【悲報】どんなときもWiFiの通信障害を受けてサイトを改めて確認して感じたこと&「いつでも解約サポート」を利用しよう

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クラウドSIMサービスの「どんなときもWiFi」が2月に続き、3月も通信障害を発生し、復旧の見通しも立たない状況になっています。この障害を受けて、改めてインターネット回線の選び方について考えてみたので、今回の障害の解説と共に私の考えをご紹介したいと思います。

目次

どんなときもWiFiの障害状況

はじめに、どんなときもWiFiとはなんぞや?という点と、どんな障害が起きているか?を整理します。(まず、事実を淡々とご紹介します。)

どんなときもWiFiとは?

株式会社グッド・ラックが提供する、(1)クラウドSIMを利用した(2)モバイルWi-Fiルーターのレンタルサービスです。

2年間契約で月額3,480円(税抜)で、途中解約は違約金が発生します。(0?12ヶ月:19,800円、13?24ヶ月:14,000円、26ヶ月以降:9,800円)

契約時事務手数料が必要です。26ヶ月目以降は3,980円に価格がアップします。

(2)モバイルWi-Fiルーターレンタルサービスとは?

パソコンやゲーム機、スマホなどをWi-Fi接続することでインターネットを利用できるようにする機器が、Wi-Fiルーターです。ここでいうWi-Fiルーターは自宅にあるルーターの持ち運びができるモバイル版が、モバイルWi-FIです。自宅の場合は固定回線でインターネットに接続されますが、モバイルWi-Fiは携帯電話回線でインターネットに接続されます。

一般的なモバイルWi-Fiは通信業者と携帯電話回線を契約しますが、契約期間の縛りがあったり、価格が高いといった不満点がありますが、それらを解消するため企業が、通信業者から回線をまとめて契約をして、それを期間貸しする(いわゆるレンタルする)サービスです。

ここでのポイントは、「料金の安さ」と「回線契約期間のしばりがない」という点です。

(1)クラウドSIMサービスとは?

WiFiルーターの利用場所に応じてクラウドサーバー上の最適な通信業者のSIMカード情報を自動適用させることができる仕組みです。クラウドSIM技術を利用したWiFiルーターはクラウドWiFiと呼ばれSIMが刺さっていません。

ここでの特徴は通信業者に接続される前に、SIMを切り替えるためのサーバを介する点です。通信業者を選択することができるので通信環境によって回線状態が良好な回線を選択できると同時にサービス提供者側の差配の影響を受けるリスクがあります。

具体的には、クラウドSIMサービス提供者の障害リスクがある点と、回線品質以外にサービス提供者側の都合で(回線の安さ、契約容量の空き状況)差配されるリスクがあります。

どんなときもWiFiの障害はどんなものか

現在発生中の障害内容は通信速度が著しく低下するというものです。原因はクラウドSIM提供者側による契約回線不足によるものと想定されます。

前述のクラウドSIMの特徴を考えると、クラウドSIMサービス提供者の設備能力不足、または、通信業者と契約した回線容量を超過したことによる通信速度制限がかかった。のいずれかだと推測されます。

どんなときもWiFiは、クラウドSIMサービスの提供会社ではなくいわゆる販売会社であるため、設備増強や通信業者との容量増加の交渉を直接行う事はできずただ待つしかできない状態なのだと、こちらも推測されます。

通信障害は2月下旬、3月中旬からと2度に渡り発生したものであるため、設備の能力不足と通信業者の回線容量の上限に達するという複合的な障害発生しているのではないかと思います。残念ながら、どんなときもWiFiはお手上げ状態なのかもしれません。

今、問題になっていることは何か?

通信障害の復旧に時間がかかりそう。という状況において、サポートに繋がりにくい点と、解約違約金が免除されない点が問題視されています。

2月下旬に発生した障害では違約金免除の説明がありましたが、3月中旬以降発生の障害については、回線休止と回線基本料金の割引き等の案内に留まっており、炎上しています。

どんなときもWiFiのここがうーん

今回の炎上を受けて、10社以上の通信業者、販売代理店と回線契約をしてきた私が、株式会社グッド・ラックが提供する、どんなときもWiFiのここが問題だと思う点を中心にご紹介したいと思います。

率直な感想としては、かなり問題あり。と感じました。私なら通信障害発生前であっても契約はしなかったと思います。

Wi-Fiルーターレンタルサービスの特徴である「いつでも解約OK」ではない

どんなときもWiFiは契約期間が2年間の縛りがあり、満了までは違約金が発生します。実はこれはかなりのリスクです。通信業者との契約で不満点である契約期間の縛りがあるわけです。

ましては通信業者ではないため技術的な不安もありますし会社としての信頼度も分からない状況で契約するのはリスクが高すぎます。レンタルサービスの良い点は不満点があればいつでも解約できる。なんですから。

24ヶ月縛り・契約解除料(違約金)に関しての説明が分かりにくい

前述の通り、どんなときもWiFiは契約期間が2年間の縛りがあり、満了までは違約金が発生しますが、その説明が不十分です。料金表示に並記させる必要がありますが、意図的に抜いているとしか思えません。

トップページの特徴説明では「2年定額の新プランをご用意!」と書いていますが2年縛りとは書いておらず、また途中解約による違約金の説明は一切ありません。

料金の詳細説明っぽい項目でも、色々と書いていますが、ここでも2年縛りであること、違約金の事は一切触れられていません。

よくある質問に飛んでみましたが、ここにも2年縛りと違約金に関しては書いていません。「利用開始月(初月)の料金は日割りですか?」の次に書いてあれば、いいのですが。

「カテゴリから探す」をクリック、「契約・更新・解約について」をクリックすると、「最低利用期間はありますか?」という項目がようやく出てきて、そこには説明が表記されていますが、意図的に階層を深くしているのは昭かです。

契約を進めてみましたが、料金選択画面でも、2年縛りと違約金に関しては書いていません。

きちんと説明があるのは「料金プラン」のページのみ。しかも色や文字の大きさに変化をつけずシンプルに書かれています。読み飛ばして欲しい感がプンプンします。

通信障害の説明がページに到達しにくい

通信障害に関する状況説明が不十分です。トップページの上部に「【通信障害の発生及び端末の在庫切れに関するご案内】」と表示はありますが、カーソルを合わせるとポップウィンドウが表示され、一部のお客様に発生している。という表現だけで留まっており、サポートページへのリンクはありません。

在庫切れのお知らせは「人気がある」という印象にも受けられかねません。そもそも「ご案内」ではなく「お詫び」ではないでしょうか?

トップページから障害状況の説明ページへのリンクが分かりにくいです。一般的にはトップページにプレスリリースの文言やサポートページへのリンクがあるものですが、どんなきもWiFiはページ最下部(フッター)の「お客様サポート」をクリックしなければ、障害状況の説明ページは表示されません。

お客様サポートをする気がない。あるいは問合せを少なくしたい。という気持ちの表れなのでしょう。

「いつでも解約サポート」を利用するしかなさそう

ここまで、厳しいコメントが続きましたが、幸い、「いつでも解約サポート」があります。このページを確認すると、「ご満足いただけなければ他社のネット回線をご紹介」とあります。窓口から他社回線に乗り換えれば、解約違約金が0円になります。

現状は回線休止のみの案内ですが、明らかに「回線に満足がいかない状況」なのですからサポートに繋がりにくいかもしれませんが、この制度を利用するしか無さそうです。

https://donnatokimo-wifi.jp/gomanzoku

さいごに

今回の障害発生は利用者にとっては厳しいものになっています。お気の毒です。

どんなときもWiFiのサイトをじっくり確認したところ残念ながら誠実さを感じない。と言わざるをえません。株式会社グッド・ラック社には現在の障害の早期に復旧はもちろんのこと、「いつでも解約サポート」を速やかに実行していただくことに期待したいところです。

最後に通信回線の選び方として改めて注意したい点は、「契約期間に縛りがあるものは避ける」です。最近でこそ大手キャリアでも契約期間の縛りが緩和されてきましたが、サービス内容に不満があればいつでも解約できることがもっとも大切だと感じました。

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