PayPayさん、知っていましたよ。これまでのソフトバンクの手法とまったく同じでしたから。シェア確保まで徹底的に資本を投資し、確保できたら回収に移る。資本主義経済なので自然の流れであり当然すぎる流れです。
私のブログでは悲報なんて見出しはつけませんとも。
そう。こうなる事は予想されたことなので、今後はうまくPayPayとつきあっていきたいと思います。
PayPayは導入期が終わり成長期に移った
PayPayは2018年10月に誕生以降、2020年3月まで約1年半、導入期でした。100億円キャンペーンを始め数々のキャンペーン活動で知名度と利用店舗数を増やしてきました。その戦略は鮮やかでした。
乱立するQRコードサービスですが、登録ユーザー数2,500万人、加盟店194万店以上と圧倒的の数になっています。
https://about.paypay.ne.jp/pr/20200220/01/
2020年4月付与からポイント還元率が0.5%に変更
2020年3月までPayPay残高またはヤフーカードで支払った場合のPayPayボーナスの付与率(還元率)が1.5%から0.5%に変更されます。付与まで30日かかるため実質、3月利用分から0.5%となります。
https://about.paypay.ne.jp/pr/20200228/01/
前月の100円以上の決済回数を月に50回以上で+0.5%、前月の決済金額が10万円以上で+0.5%となり合計で現在の1.5%にすることは可能ですが、ここまでPayPayに集中させるのはなかなか難しいでしょう。
いわゆる「改悪」ですがQRコードの普及が一段落した今、出血を最小限にした。ということだけです。
加盟店向けの決済手数料は2021年9月末まで無料を公表済みなので、今後は高い決済手数料のためクレジットカード導入ができない小規模店舗、個人事業主へ導入の遡及と、弱いジャンルへの資本投下に力を注ぐものと思われます。
加盟店に決済手数料の課金が始まる2021年10月までの1年半にいかに、PayPayじゃなきゃダメ。という環境を作れるかが重要になってきます。
私たち利用者は最適な決済方法を選択すればいいだけ
乱立するQRコードサービスは既に淘汰が始まっています。豊富な資金を持った企業が勝ち残る様相を見せてきましたが、私たち利用者は賢くキャンペーンに乗っかればいいと思います。お得度が減れば速やかに引き上げればいいのです。
気を付けたいのは、決済方法やポイントを一社に集中させないことでしょう。PayPayが便利でお得なら使い続ければいいですし、他の決済方法が便利ならそれを使えばいいのです。
1%以上ポイント還元のクレジットカードを持っていればクレジットカードがお得に
PayPayはあらかじめチャージしておく「残高支払い」と「クレジットカード支払い」の2種類があります。残高支払いは0.5%、クレジットカードは0%ですが、クレジットカード自身のサービスとして還元率が1%以上のクレジットカードを持っている場合、PayPayでの支払いは0%であってもクレジットカードで支払った方が結果として、お得になります。
今回は具体的に登録方法をご紹介します。
PayPayの決済画面から「カード追加」をタップし、カードを追加登録しましょう。VISAまたはMastarカードを登録できます。(JCBカードはヤフーカードのみ登録可)
https://paypay.ne.jp/help/c0063/
クレジットカードの登録が完了したら、支払い方法を選択しましょう。PayPayのバーコードの部分をタップします。
バーコードとQRコードが表示されます。その下にある「支払い方法」を確認します。「PayPay残高」になっていれば、変更のためタップします。
登録したクレジットカードをタップします。
普段はクレジットカードて支払い、特定キャンペーンが開催されている場合は「PayPay残高払い」をする用地しましょう!
さいごに
いかがでしたか?目まぐるしく状況が変化するQRコード決済ですが、こまめに使い分けている私でも疲れてきました。多くの方はすでに付いてきてないんじゃないかと思います。その結果がPayPayの利用者が大きく伸びている理由でもあるのでしょう。
大きなキャンペーンに振り回されすぎず最適な決済手段をチョイスしていきたいですね!