最近のスマートフォンはバッテリー容量が大きくなり、省電力化も進んだこともあり、モバイルバッテリーを持ち歩かなくてもよくなってきました。実際、私も、Galaxy Note 10+を愛用していますが平日は一日バッテリーが持つので、モバイルバッテリーを持ち歩かない日が多くなりました。
モバイルバッテリーを持っていても使用頻度が低いと、いざ使いたいときに放電してしまっていて残量が少ないなんてこともあり得る話しだと思います。
しかし!有事は油断したときにやってきます。
モバイルバッテリーを持っていないときに限って、スマホの充電残量が不安になるシーンに陥りがちです。そんな私もまさに今日、実体験しました。
仕事に出た時にスマホのバッテリー残量を見ると「50%」!さすがにGalaxy Note 10+といえどさすがに心許ないです。おまけに会社のスマホも充電し忘れていました。一日中外出の用事だったため自席での充電もできそうにありません。
不安だな?とTwitterでつぶやいていると、「ChargeSPOT」というサービスを利用したら?とアドバイスをいただきました。
ChargeSPOTは全国各地に設置されたレンタルスポットで、モバイルバッテリーを借りたり返したりするサービスです。スマホアプリで簡単に申し込み、貸し出し、返却手続きができます。
ものすごくシンプルな仕組みですが、レンタルスポットをいかに広げられるかが普及・利用頻度の肝になりますが、2018年4月にサービスが始まったChargeSPOTはすでに全国各地に広がっています。
今回はChargeSPOTを使ってみることにしました!!
レンタルスポットはGoogleマップでも最新情報を確認できます。利用者はまだそれほど多くないと思いますが、スポットは意外にも普及しているんですよ?。みなさんも近所を確認してみてくださいね。
使い方は簡単!アプリをインストールしてメールアドレスと支払い方法を登録するだけ
利用するにはあらかじめChargeSPOTアプリをインストールして登録ましょう。借りたり返却する手順は下記の通り。
- 【STEP1】ChargeSPOTアプリをインストールして情報を登録
- 【STEP2】近くのレンタルスポットを探してGO!
- 【STEP3】QRコードをかさすだけで、バッテリーをレンタル!
- 【STEP4】自由に移動して最寄りのスポットに刺して返却!
ChargeSPOTで借りてみた
ChargeSPOTアプリをインストールして情報登録しました。クレジットカード払いにしました。レンタルスポットはアプリ内で手軽に探せます。
レンタルスポットの最新情報が表示され、レンタル可能な台数、返却可能な台数がリアルタイムで表示されます。あらかじめ予約はできないのでスポットに向かっている途中は、残り少ないとドキドキかも??
無事、レンタルスポットに到着し、QRコードにかざしてみたのですが・・・。エラーがでました。
アプリに「現在このChargeSPOTはご利用いただけません。(MQIT接続エラー)プロンプト(指示メッセージ):35011」と表示され、先に進みません。
お店の人に声がけをすると、見たことが無いエラーとのことでヘルプデスク(03-4500-9213)に電話をして確認をしてくれました。原因はよく分かりませんが、ChaergeSPOTセットの主電源を切って、数分待って再起動してください。と言われたようです。
初めてのレンタルで障害発生。これはご愛敬ですがブロガー冥利に尽きます。(笑)
そして再起動中。これは貴重かも。起動画面です。Androidがベースで走っているんですね。
再起動後、QRコードをかざすと料金表が表示されます。確認後、「借りる」をタップすると、モバイルバッテリーのロックがはずれて取り出せました。無事にレンタルできました。
レンタル中は経過時間が表示されるのと返却方法を確認できます。返却先のスポットも地図で確認でき、レンタル中は返却可能なスポットのみ色ですぐに分かるようになっていて気が利いています。
ChargeSPOTのモバイルバッテリーを見てみよう
ChaegeSPOTで貸し出されるモバイルバッテリーは、5000mAhです。ケーブルが内蔵したタイプのモバイルバッテリー。Outputは2Aとなっています。
上部が点灯していてバッテリー残量が確認できます。
下部は充電用端子とケーブルです。
ケーブルはUSB-C、Lightning、microUSBとなっています。iPhone、Androidと一通りのスマホは充電できそうです。
左サイドに電源ボタンがあります。通常は操作しません。
右側面にmicroUSBのInputがあります。こちらも通常は使いませんが、追加充電して利用することもできます。
気になる充電速度は外出先だったため電流を測定できませんでしたが、普通ですね。急速充電はされていません。恐らく1A?2Aまでの間と思われます。しかし緊急対応的には充分に助かります。
3本あるケーブルの同時充電についてですが、公式マニュアルには1台までしか充電できないと書いていましたが、私の環境では2台まで同時充電ができました。3台接続すると容量不足のためかどの機器も充電されなくなりました。ご参考まで。
返却はスポットに差し込むだけ
モバイルバッテリーの返却方法は簡単です。レンタルスポットの空きスロットに挿すだけです。
ブチッと刺せば返却完了。
スマホの専用アプリで返却完了と料金を確認できます。一連の流れはスムーズで快適です。
今回は1時間以内のレンタルだったので150円で済みました。2時間以降は48時間までプラス150円され、計300円。48時間以降は、計2280円を支払うことでモバイルバッテリーを買い取りとなります。
48時間以降は返却不要なんですが、モバイルバッテリーに返却してしまった場合、どうなるんだろう??きちんと返却を拒否するようにして欲しいです。
ちょっと待って、借りようとしたときに充電が切れたら?
借りるときは専用アプリでQRコードを読みとるので簡単操作でモバイルバッテリーを借りられるのですが、よく考えると、モバイルバッテリーを借りる時ってバッテリー切れるかも!という緊急自体だったりします。
何とかレンタルスポットまで行き着いてもバッテリーが切れた!そんな時はどうするだろうと思ったら・・・。
そこはしっかり考えられています。スポットのマシンに3本のケーブルが出ていました。ここで応急処置で充電させてもらえるようです。(コールセンターに確認したところ、店の人に相談は不要とのことです。)
ただし、ステーションに導入された機械のモデルにってケーブルが有り、無しがあるようなのでそこは注意です。
小型のS5 モデルはケーブルなし。それ以外の大きな筐体はケーブルあり。
https://www.chargespot.jp/business.php
2019年12月3日から長時間コースが追加&キャンペーンが開催されます
1時間以内150円、2時間以降48時間まで300円。それ以降は2280円の買い取りというシンプルな料金体系でしたが、新たに48時間以降、最大7日間(168時間)まで料金体系が設定されました。24時間ごとに150円課金され、168時間までなら1050円です。
2019年12月3日正午以降にレンタルされた方に適用されます。168時間以降はこれまで通り合計2280円を支払うことでモバイルバッテリーを引き取る形となります。
3日以降も使いたい方にはありがたいですね。
また、2019年12月3日正午から2019年12月31日23時59分レンタル開始に限り、1時間無料キャンペーンが開催されます。注意点としては1時間以降は通常料金となります。
1時間以内無料なのでお試しや、ちょっとだけ充電したい。というときに便利ですね!!これはお得なキャンペーンです。期間内は何度でも利用できるとのこと。この機会にお近くのレンタルスポットで体験されることをオススメします!
さいごに
ステーション数が増え続けている、ChargeSPOT。専用アプリに事前に登録しておくとステーションの筐体に貼られたQRコードを読み取るだけでモバイルバッテリーをレンタルできるお手軽サービスです。
レンタルスポットの検索も探しやすく現在の経過時間と料金も確認でき精神衛生的にもいいですね。バッテリーが切れた状態でも中型以上のステーションでは応急処置で筐体かた出たケーブルで充電させてもらえるし、料金は150円で安いし、いつでも充電された状態のモバイルバッテリーを借りられるし、素晴らしいですね。気に入りました。
後はお店訪問前に20分間でも予約できると完璧なんですけどね!!本当に必要な場合は予約時点で課金が始まっても需要はあると思います。
また、このバッテリー、意外と便利です。ひとつ違約金を支払ってでも欲しいかも??
次のステップとして普及が進むと借りたいときや返したいときに出払っていたり返却スロットがない!という自体になることが予想されます。どうしても借りる需要が多いスポットだったり返却の需要が多いスポットは存在すると思います。恐らく、次の手は考えていると思いますが・・・。
今後もますます拡大が期待できるサービス、それがChargeSPOTです。モバイルバッテリーは持ち歩かない時代がすぐそこまで来ているかも知れません。みなさんも一度使ってみてくださいね!!便利ですよ?。